二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 第10話:秘密の発覚 その1 ( No.235 )
- 日時: 2016/05/20 17:34
- 名前: 桜 (ID: zwFbxykG)
今回からついにダークモンスター事件の本格化です!joker・ミラクル☆4がダークモンスターの襲撃に遭う中、アイオーン様達は・・・!?動画の第11話を投稿しました!
ユズ「みんなー!ありがとうなー!」
とある日のjokerのライブ。大盛況の中で幕を閉じようとするが・・・
レナ「!?何やのあれ!!?」
リリ「わっ、大きいやん!」
カナカ&ユズ「!?」
シャンソン「すごい大きいね・・・!」
jokerのライブ会場に現れたのはダークモンスターだった・・・!一方、ミラクル☆4のライブ会場にもダークモンスターが現れ、会場は混乱の渦に落ちていた。
若「何ですかあれ!!?」
ツースト「フォースがあの闇の太陽神とか名乗ってる奴の祟りじゃねーの!!?ほら、アイオーンとリデルをからかった時の!!」
ウーノ「そうだったのかフォース!!」
フォース「えっ、俺のせい!!?」
クロス「いや、これは仕業はアイオーンでもフォースでも違う。それよりも・・・(人間形態に変身する)神聖なる舞台を侵害するとは許せん(天之羽斬を取り出す」
その両方のダークモンスターを辛うじて倒した中、その翌日の昼、クルミが疲れているリデルをピアニッシモに送った。ゼンのことで傷ついているリデルの要望なので仕方ない。クルミ達が声をかける中、ゼオがアイオーンに聞く。
ゼオ「どうしたんだ?リデル」
アイオーン「・・・貧血。あと、寝不足だ。無理もない。ここ最近は供物も食べないし、食べたら吐くし、今は仲間のために頑張るだけで精一杯って感じだ。・・・この神、酷なことを言っている。仲間だって・・・そのためになくすかもしれないのに。それにエゴも押し付けている。自分が後悔しているから、お前には・・・なんて」
ゼオ「何だ?弱音吐くつもりか?(ムッ」
アイオーン「だって・・・」
ゼオ「リデルだって我慢してるのに」
アイオーン「!」
ゼオは自分が今まで培って来た経験を言う。
ゼオ「・・・何のためにあんなに苦しんでると思っているんだ?本当はもっと頑張りたいからって思ってるんだろ?待っててあげることも、優しさの一つだぞ」
ゼオのアドバイスにアイオーンは何も言えなかった。アイオーンは言う。
アイオーン「・・・。ゼオたん」
ゼオ「?その呼び方、かなりウザいんだが」
アイオーン「すまん。ここ最近はお前も振り回して」
ゼオ「・・・。いいぞお前のUPが増えているから」
アイオーン「ゆーぴぃ?」
ゼオ「U(ウザい)P(ポイント」
アイオーン「ガーン・・・」
アイオーンはかなり落ち込んで向こうに行く中、それを聞いたププルとラフィーナがゼオに駆け寄ってアイオーンのことで諭す。
ププル「ゼオ、アイオーンさんにはちゃんと優しくしないとダメだよ」
ラフィーナ「そうですわよ。アイオーン、可哀想ですわよー」
ゼオ「ププル、ラフィーナ。・・・」
ププルとラフィーナに言われたゼオはアイオーンに謝りに敢えてクッキーを作る。その数時間後、星華の姿の王ドラは意気揚々に言う。
星華(王ドラ)「さて!次の仕事はRMCスタジオで生放送の歌番組よ!明日だから、ちゃんとシャキッとするように!」
ピアニッシモ所属バンド全員「はーい」
練習している日の中、練習が終わったププルにアイオーンは来い来いと手をサインで動かす。アイオーンは何のことだか分からず、ついて行くとそのププルの宿直室のPCにあの時、初めて会った時にダークモンスターを倒したシンガンとプラマジの記事が写っていた。
ププル「シンガンとプラマジの人気はここから出てるみたいだよ」
アイオーン「ヴ・・・」
ププル「あの時のみんな、すごかったね!」
アイオーン「いや、それほどでもないな」
ププル「・・・いや、本当にすごいよ。たった一撃であの黒いへんてこを倒したんだもん」
アイオーン「いや、あれは・・・(サウンドワールドから飛ばされて来たなんて言えないな;」
ププル「遠慮はなし!ボクは本当にシンガンやプラマジのことをすごいって思ったんだからね!」
アイオーン「!・・・すまん」
一方、クロスは昨日の戦いの疲れからかツーストに看病されながら寝込んでいた。ツーストは言う。
ツースト「・・・クロス。昨日は本当にごめん」
クロス「いや、いい。主人を守るのも私の務めだからな」
ツースト「・・・クロスがこんなに強いってことは父親も強かったのか?」
クロス「どうだろうな。あんまり覚えていない」
ツースト「は!?父親だろ!?」
クロス「いや、私が生まれて四つ年からいないから」
ツースト「えっ?何で?」
クロス「女作って蒸発したのだよ。今頃どこかで野垂れ死んでるかもな。どうでもいいがな」
クロスの過去にツーストは驚く。ツーストは重い口を開く。
ツースト「・・・じゃあ、クロスは母親とずっと二人きりだったのか?兄弟は?」
クロス「いない。つか、母上も最初からいないし、父親に人間界に捨てられたのだよ。そのさまよっていた夜にロビンと出会って・・・だから、野原一家みたいなところで食事するのはすごく緊張する。でも、温かいから嫌いではない」
クロスの堂々と語った過去にツーストは泣きそうな顔をした。クロスはなだめる。
クロス「いや、泣かなくていい;少し悪かったな;」
ツースト「いや、泣くよ!?そんな辛い生い立ちに泣かない方がおかしいんだよ!・・・俺もあったから」
クロス「えっ?」
ツースト「俺もあるし・・・お前の気持ちが分かるから、「負けるな」という言葉が全然、出ねぇんだよ・・・!」
一方、シャンソンは昨日戦った疲れからかぐでーっとしていた。
シャンソン「昨日は疲れたー;」
カナカ「お疲れ。はい、お茶」
シャンソン「ありがとう、カナ。・・・明日、RMCのスタジオで歌番組の生放送だし、そこにミラクル☆4もいるから、・・・クロス様に会えるかな・・・」
カナカ「シャンソンなら行けるよ。可愛いし優しいし強いし」
シャンソン「そうだね。僕、頑張る!」
一方、アイオーンは寮の部屋でな何やら悩んでいた。それは・・・
ゼオ『待っててあげることも優しさの一つだぞ』
アイオーン(ゼオの言うことは激しく分かる。だが・・・一体いつまで待てばいいのだ!?)
ホーリー「随分と悩んでいるのか」
アイオーン「!ホーリーさん」
アイオーンとホーリーさんが話す中、フローがシンガンとプラマジにRMCスタジオの歌の順番が書かれた紙を渡そうと最後の場所のアイオーンのところに向かっていた。すると、フローはアイオーンともう一つの声が聞こえた。
フロー「?(誰か来たのかな・・・?」
ホーリー「ーーーお前達はサウンドワールドから来た者だから、くれぐれもバレるようなことはするなよ」
フロー「!?」
アイオーン「分かっている。・・・ただ、別れが辛いかもな・・・」
フロー「・・・」
フローは逃げるかのようにその場を走る。そして翌日の歌番組の生放送当日・・・。
- 第10話:秘密の発覚 その2 ( No.236 )
- 日時: 2016/05/20 17:36
- 名前: 桜 (ID: zwFbxykG)
シャンソン「クロス様ー!お久しぶりですー!」
クロス「シャンソン、気持ちは嬉しいが離れてくれ;」
交流の中でゼオはglassesのリーダー、イチイを見た。これにゼオは嫌そうな顔をする。
ゼオ「げー。何であいつがここに・・・」
ロム「一応言うが、知り合いか?」
ゼオ「・・・学校の同級生だ」
ロム「へー。大人っぽいな」
イチイ「おや?ゼオ君。キミ達もこの歌番組に出るのかな?それに・・・」
すると、イチイはアイオーンの姿を見て彼に声をかける。
イチイ「キミがアイオーン君だね?」
アイオーン「あ、ああ」
イチイ「フェスティバルのキミ達の演奏もキミのピアノも良かったよ」
アイオーン「激励、感謝する」
イチイ「お互い“刹那昨夜”していこうではないか」
アイオーン「ーーーヴ?」
アイオーンは全く意味の分からない言葉にサンラントが声をかける。
サンラント「“切磋琢磨”だリーダー」
イチイ「・・・俺はそう言ったつもりだが?」
アイオーン「ヴ、そうか」
ゼオ「でも、中身はバカだからあいつ」
ロム「俺・・・今度から人を外見判断はしないようにするよ・・・;」
すると、ウーノが手拍子しながら出演する彼らに呼びかける。
ウーノ「はいはい、始まるから最初の奴はもう行こうか」
クリクリ「はーい!」
ダル太夫「始まるありんすか・・・」
アイオーン「?」
すると、テレビで臨時ニュースが流れた。その内容は・・・
アナウンサー「緊急ニュースです。先ほどにじっ娘がライブ中に黒いへんてこに襲われました。現在、防衛隊が戦っている最中でーーー」
アイオーン「!」
ホーリー「これはダークモンスターの仕業だな」
シアン「ホーリーさん!静かににゃん!」
ホーリー「すまない;とにかく、貴様らの順番は後からだし、時間はまだあるから行くぞ!」
ヤイバ「ウーノ!ちょっと故に出かけてくる!」
ウーノ「えっ!?」
ヒロ「まあ、トークは司会だけだし、いいんじゃねーのか?こいつらは時間に遅れるタイプじゃなさそうだし」
ウーノ「まあ、ヒロがそこまで言うなら・・・自由行動は自由だが、その代わり絶対に遅れるな!」
シンガン&プラマジ&クリクリ&徒然「はい!」
4組のバンドは急いでダークモンスター退治に向かう。ゼオは聞く。
ゼオ「誰かに会う用事か?」
ププル「すごい慌ててたねー」
フロー「・・・あの・・・」
ゼオ「?」
一方、4組のバンドはダークモンスターと戦っていた。アイオーンは思う。
アイオーン(・・・俺達しかいないんだ。俺達しかダークモンスターを倒せない!)
そしてそのダークモンスターを倒した後、慌てながらRMCスタジオに向かっていた。そしてやっと何とかギリギリでたどり着いた。サンが測っていたタイマーを止めた。
サン「はい、ギリギリアル」
ゼオ「ぱちぱちぱちぱち」
阿「何とか間に合いました・・・;」
ウーノ「ほら、お前らの最初は徒然だろう?遅れなかったのは褒めてやるが、さっさと準備しろ」
吽「はい!」
そして4組のバンドも出演し、大成功を収める中、4組のバンドはため息を吐いていた。
クロウ(ホーリーさんから聞いたけど、何でダークモンスター事件が本格化したんだ・・・;)
ツースト「おい。お前ら、ちょっといいか?」
チュチュ「?」
ツースト「これはどういうことだ?あの時、どうしてゼオ達の前に現れたのか正直に白状しろ」
アイオーン「あ・・・」
ツーストの問いに4組のバンドは一瞬沈黙を貫くが、アイオーンは重い口を開いた。
アイオーン「・・・みなには言えなかったが、実は俺達はサウンドワールドから来た存在なのだ」
大半の全員「!?」
ププル「この世界の人間じゃないってこと?」
ププルの問いに4組のバンドは静かにコクンと頷いた。
ゼオ「じゃあ、いつか帰っちゃうのか?」
アイオーン「!・・・そ、それは・・・」
アイオーンの表情にゼオはようやく口を開く。
ゼオ「ーーーる」
アイオーン「ヴ・・・?」
ゼオ「そんなこと今更言われても困る!!」
ゼオは泣きながらその場を立ち去った!
アイオーン「!!ゼオ!!・・・ヴッ・・・」
アイオーンも泣く。その直後に星華の姿の王ドラ達が現れた。
星華(王ドラ)「あんた達ー。次の企画があるわよー。・・・!?どうしたの!?」
この険悪な雰囲気に王ドラ達はキョロキョロするしかなかった・・・。
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