二次創作小説(映像)※倉庫ログ

第12話:二つの事務所合同合宿!(後編) その1 ( No.246 )
日時: 2016/05/26 22:17
名前: 桜 (ID: zwFbxykG)

後編です。果たしてゼオ君はアイオーン様に再び心を開いてくれるだろうか・・・?ぷよクエの素材数がヤバいので合成&一部売却したりしました;すみませんOTL






ツースト「やっとトレーニング、終わったー;」


ツースト達はやっとトレーニングが終わり、談話室で話し合っていた。クロウは疲れ果てながら言う。


クロウ「俺達、あんなBRR並のトレーニングをやらされると思わなかったよ;」
レトリー「ボクも;」
ヤイバ「拙者は修行で故に慣れてるから、この程度は・・・」


すると、シアンが走りながら飛びつく!


シアン「にゃにゃにゃにゃーん!」
クロウ「どうわぁ!!!いきなり飛びついたら危ないだろシアン!」
シアン「だって、クロウちゃんに会えると思ったから、ついだにゃん」
シアン「お前なあ・・・(可愛い・・・////////////」
レトリー「チッ。あの小動物のどこがいいんだか・・・」
ヤイバ「故にまあまあ、レトリー」


すると、グリルがどんな相手でも物怖じしないシアンを褒め称える。


グリル「シアンちんは強いねー。きっと、あのデビルサマーと格闘女王みたいになるよ」
マルク「えっ、シアンが夏美やルルーみたいになるのサ?」
クロウ「誰だよ夏美やルルーって;」
ヤイバ「ああ、故にケロロ軍曹の夏美やぷよぷよのルルーか」
レトリー「やめたげてよ!!ボクのシアンがあの凶暴女になるわけないじゃん!!」
ツースト「そういえば、ゼオは?」
マホロア「風呂に入ッテ来ルッテ」
ツースト「マジかよ;まだガキみたいに拗ねてんのか;」


アイオーン「・・・」


一方、ゼオは一人風呂に入っていた。その風呂は風景が見れる絶景の温泉だ。すると、そこにアイオーンが入る。


ゼオ「何の用だ」
アイオーン「ヴ;一緒に入浴を入らせてもらえないかと思って・・・」
ゼオ「好きにしろ」


アイオーンは風呂場に入る。すると、アイオーンは静かに語る。


アイオーン「・・・隠してすまない」
ゼオ「・・・」
アイオーン「・・・でも、俺が音楽をしている理由だけでも聞いてくれないか?この神は大富豪の子息として生まれた。俺は人見知りで家は俺に期待をしていた。大人の期待に応え続けないとならないことで悩んでいた時・・・俺は街に迷い込んでしまった。その時に音楽が聞こえた。激しいけれど居心地のいい曲。その曲をあるバンドが演奏していた。そのボーカルとドラムが・・・シュウことシュウ☆ゾーとロムだった。伝説のヴィジュアル系バンドで・・・俺はその音楽に感銘を受けた。その直後に母親に見つかってしまったが・・・母親は叱ったのではなく、本当に泣きながら心配していた。自分も大事に思われてたんだと思った。だから「やめろ」
ゼオ「それは昔の話だろう?今更過ぎた話だ」


ゼオはキツく言い、風呂から上がる。アイオーンは悲しそうな顔をしていた・・・。

第12話:二つの事務所合同合宿!(後編) その2 ( No.247 )
日時: 2016/05/26 22:21
名前: 桜 (ID: zwFbxykG)

ゴウ「やっぱり、食事はバーベキューだろ!?」


大半の人達がバーベキューの準備したりして思い思いの時間を過ごす中、アイオーンはぼーっと景色を見ていた。そこにクルミが部屋に入る。


クルミ(クルーク)「・・・アイオーン」
アイオーン「!何だ、クルミか」


クルミはアイオーンの隣に座る。アイオーンは言う。


アイオーン「・・・ゼオとププルも、違う世界から来たとか言っていたな。一体、どんな気持ちでマルク達と別れたのだろう」
クルミ(クルーク)「今はそうかもしれないけどさ、また何らかの形で会える日が来るって!その時はまたボク達も演奏の腕を磨いておくよ」
アイオーン「・・・ありがとう」
クルミ(クルーク)「・・・何だよそれ。「ありがとう」はディーヴァの社長を倒してからだろ」


一方、ゼオは新曲の歌詞を書いていた。しかし、今回は珍しく思うように行かず、何枚も紙をくしゃくしゃにした。


ゼオ(ああもう。こんな時に何だよそれ。ウザいアイオーン何かどこへでも行っちまえばいい。アイオーンなんて・・・)


すると、歌が聞こえた。ゼオが作った歌詞ではない。ププルもその歌が聞こえた。アイオーンがギターを弾いて作詞中の新曲をクルミが大まかに歌っていた。その曲名は・・・


BGM:君だからverバラード


クルミ(クルーク)「何度思い出しても 切なくなってしまう だって 君 だったから 私には 君だった」


ゼオもアイオーンの部屋に行き、ププルも一緒に行く。これにアイオーンとクルミはぱぁっとなる。三人はその歌を歌う。


cantabile「君と見た星空は 強かったね 優しかったね 今でも その星空を見ていると 切なくなってしまう だって 君 だった 私には 君だったから」


新曲の歌詞が出来上がり、ゼオはアイオーンの目を見て言う。


ゼオ「・・・やっぱり、別れは悲しいから帰らせたくなかった。でも、アイオーン達にも居場所があるから、帰らなくちゃ行けないんだよな」
アイオーン「!」
ゼオ「俺達は限られた時間を精一杯やっていく。だから、お前らは逃げんなよ」
アイオーン「・・・ああ!」


ゼオとアイオーンは互いの拳にカツンとする。すると、そこに他の合宿メンバーもやってきた。


ロム「ゼオもやっと許しを覚えたか・・・」
ミニッツ「バーベキュー、できてるよ!」
ゼオ「おお、行く!」
アイオーン「!」


すると、アイオーンはまた未来予知をする。ごわごわした何かが・・・?限界を迎えたアイオーンは言う。


アイオーン「あの!」
大半の全員「?」
アイオーン「俺は!この神は!実は未来予知能力を持つ者なのだ!」


アイオーンの告白にとんちんかんとする面々。その顔にアイオーンは言う。


アイオーン「信じてもらえないみたいだな・・・;5分後に猿が来るぞ」
ラピス「えっ、猿!?」
フロー「バカだなー。そんなん来るわけないじゃん」
ゼオ「・・・?」


すると、ゼオはくしゃみで黒チワワの姿に変身し、外を見て唸りながら吠える。これにセドニーは聞く。


セドニー「ゼオ兄さん、どうしたの?」
アイオーン(可愛い!(カメラパシャパシャ)


ガサゴソ・・・ 


その音に全員は嫌な予感がする。すると、現れたのは・・・






アイオーンが言った例の1匹の猿だった・・・!






ユズ「えっ・・・?」
サンラント「あれって・・・」
吽「まさか・・・?」
ルネ(ナンネル)「さっ・・・猿だあああああー!!!」
ラフィーナ「嘘ぉーーーーーーー!!!いやあああああー!!!」
ププル「ゼッ・・・ゼオもツーストさんもツキノもンビリも逃げて!!」
ツキノ「おっきな猿さんなの〜」
ンビリ「猿〜」
ツースト「ほら、ゼオもツキノもンビリもこっちに来い!猿、こっちに来るぞ!」


大半の全員が大パニックになる中、すると、ある吠えが聞こえた。それは二つの犬だ。そう、彼らは・・・


ホルミー「何ですかあれ・・・?」
若「あれは・・・モンキードッグ!」


モンキードッグの吠えに1匹の猿はようやく観念して逃げた。これに全員は一瞬の沈黙を貫く。


ジャクリン「い・・・行ったん?」
クアトロ「助かった・・・;」
星華(王ドラ)「みんな、大丈夫?」
タイマー「星華社長!」
猿のパトロール隊員A「我々はこの地域で猿のパトロールをしていたんです」
猿のパトロール隊員B「あの猿は昨年、超小型発信機を装着させたので受信できたんです。間に合って良かった。きっとあの猿はバーベキューの匂いにつられて来たんですね。せめて猿が来ないように注意しないと・・・」
レナ「そうだったんですか;」
ツキノ「?何かいるの!」
猿のパトロール隊員A「何!?」


すると、確認したのは1匹の小猿だった!


アキ「小猿だ!」
猿のパトロール隊員A「溝に挟まっていたんだな」
猿のパトロール隊員B「やっぱり、あの猿、子連れでうろついてたのか・・・」
シアン「可愛いにゃん!」
猿のパトロール隊員A「小猿は可愛いけれどすぐ大きくなっちゃうからね。溝から出させてあげないと・・・」
あやクル「その小猿、どうするんだ?」
猿のパトロール隊員A「小猿に少しお仕置きして山に帰します。その前に獣医さんに診せますけどね」
ダル太夫「お仕置きありんすか?」
猿のパトロール隊員A「このモンキードッグに吠えさせるんですよ」
フォルト「えー;可哀想・・・」
猿のパトロール隊員A「あえて嫌な思いさせて人里に降りてもいいことはないよ、と特に小猿の時にそう経験させることが重要何です。生ゴミや人間の食糧の味を覚えるのはよくないしね。お仕置きは可哀想だけど、人と猿の共存のためには仕方ないこと何ですよ。色々な考え方はありますけどね」
リリ「あの・・・猿やってきちんとしつければ、少しはマシになるんじゃないですか?」
猿のパトロール隊員A「野生の猿はペットにはできません、信頼関係を築くのは難しいでしょう。そちらのバンドのようにはねーーー・・・」


すると、クロウとヤイバとロムが泣いていた。ロムは言う。


ロム「俺達、アイオーンに助けられて危険を免れたことがあるんだ・・・アイオーンの未来予知がなかったら、俺達は生きてはいなかったんだろうな・・・みんなを守ってくれてありがとうなぁ」
ププル「ありがとうね、アイオーンさん・・・」


大半の全員が猿が去った安心感とアイオーンへの感謝に涙を流していた・・・。






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