二次創作小説(映像)※倉庫ログ

第15話:トラクロとの再戦! ( No.261 )
日時: 2016/06/10 21:29
名前: 桜 (ID: fhP2fUVm)

今回はcantabileがいよいよトラクロとの再戦です!果たして勝つことはできるのだろうか・・・?






シュウ☆ゾー『今度こそぺちゃんこにしてあげる☆』


こないだのシュウ☆ゾーの宣戦布告。クルミは自分に言われた気がしてどうしようかと悩んでいた。


クルミ(クルーク)「すごい人に目を付けられたよ;どうしよう・・・;」
ププル「目を付けられることはライバルとして認められてるんだよ;」
クルミ(クルーク)「そうかなぁ・・・;」
ププル「そうだよ!」


cantabileは練習が終わった後に自分達の個性について悩んでいた。ゼオは言う。


ゼオ「なあ、どうする気だ?」
ププル「とりあえず、社長が用意してくれたサルスーツを着ようかと思う」
クルミ(クルーク)「一緒に考えるから止めて!!」


すると、ゼオは何か思い出したように言う。


ゼオ「・・・なぁ、ライブの時、落ち込んでた観客が俺達の演奏を聴いて元気になったこと、覚えてるか?」
ププル「ああ、あの小さな女の子?」
クルミ(クルーク)「母親がボク達のファンだったから、あの子も不安だったんだよね・・・!?」


すると、cantabileは何かに気付く。自分達の個性を。


ゼオ「・・・見つけた。個性を・・・」
ププル「えっ?」
ゼオ「練習するぞ!」
ププル&クルミ(クルーク)「えっ、休憩終わり!?」


cantabileが「人を元気にする」という自分達だけの個性に気付いた後で練習する中、それをアイオーンが陰ながら見ていた。


アイオーン(・・・見つけたようだな。cantabile。トラクロとの再戦、楽しみにしてるぞ・・・!)






そしてトラクロとの再戦の日。cantabileは早速、トラクロと顔合わせをする。


工藤「今日はよろしくお願いします」
城戸(キッド)&目取(ドラメッド)「よろしくお願いします」
ププル「シュウ☆ゾーさん。今日はよろしくお願いしま・・・」


すると、シュウ☆ゾーがクルミに挨拶代わりとして抱きついた!


シュウ☆ゾー「クルミちゃーん!今日はよろしくね!」
クルミ(クルーク)「わっ、わっ、はっ、はい・・・」
シュウ☆ゾー「じゃあ、僕達は行くね☆」
ゼオ「はいはい(ウザい」


トラクロはすぐにステージの方に行く。会場にはトラクロ推しの人達が半々はいる(ちなみに今回は観客のサイリウムの色の数で勝敗が決まる)。彼らは演奏しながらシュウ☆ゾーは歌う!


BGM:Get the Sound


今日もトラクロはウインクなどのファンサービスを行ったりして、トラクロファンのハートを撃ち抜いた。これを見ていたcantabileはゼオが聞く。


ゼオ「おい、ププル、大丈夫か?」
ププル「別に何ともないよ」
ゼオ「何ともないじゃない顔をしてるが」
ププル「別に緊張してるだけだよ」
ゼオ「緊張ねぇ・・・大丈夫だって。あんなに練習したんだからさ」


すると、ゼオの手に震えが止まらないことをププルは気付く。


ププル(あ・・・ゼオだって緊張してるはずなのに・・・(ゼオの手を掴む)
ゼオ「!」
ププル「行こう!」
クルミ(クルーク)「はい!」


そしてcantabileはステージに上がる。流星と共に現れながら。これに大半の全員は驚き、そしてcantabileは演奏しながらクルミは歌う!


BGM:君だから


cantabileの演奏はファンを元気にさせた。失恋で落ち込んだファン、友達との喧嘩で元気をなくしたファン、仕事やプライベートで上手くいかなくて思い悩んでいるファンを元気にさせた・・・。これにトラクロ推しのファンも・・・。


トラクロ推しのファンA「なんかcantabile、よくない?」
トラクロ推しのファンB「見る人を元気にさせちゃうよね!」
トラクロ推しのファンC「サイリウムの色、cantabileの三人の衣装の色に合わせちゃおうか!」
トラクロ推しのファンD「私もーv」


会場も紫と赤と黒色の数が増えていく。トラクロもこれには何も言えなかった。そして・・・


司会「勝者は!cantabileー!」


勝者はcantabileに決まった・・・!ププルとゼオは嬉しさのあまり、クルミに抱きつく。


ゼオ「クルミ・・・!俺達、トラクロに勝てた!信じられない!本当に!」
クルミ(クルーク)「トラクロに・・・」
ププル「うん!」
クルミ(クルーク)「良かった・・・」
ゼオ「ああ!」
クルミ(クルーク)「本当に良かった・・・!」


cantabileは嬉しさと安心のあまり、涙を流していた・・・。これを見ていたリデルは泣きながらアイオーンに言う。


リデル「アイオーンさんはcantabileの個性を分かってたんですね」
アイオーン「・・・ああ」


すると、アイオーンはリデルの額にキスをした!


リデル「////////!!!」
アイオーン「分かったご褒美だ」


顔が赤くなったリデルを見つめる魂がいた。その魂はどこか悲しそうな顔をしていた・・・。


『・・・。さようなら・・・』






一方、落ち込んでたかに見えたトラクロに工藤が声をかける。


工藤「いや、いいじゃねぇかお前らはサンフェスに出られるんだか「落ち込んでいませんよ」
シュウ☆ゾー「これでcantabileは成長できたのなら悔いはありません。むしろ、僕達が勝つことがおかしいくらいにね」
工藤「お前ら・・・」
???「残念だが、それはならぬ」
全員「!?」


すると、そこにディーヴァの社長が現れた!姿はよく見えないが、彼は工藤の胸倉を掴む!


ディーヴァ社長「工藤。貴様はクビだ。二度と私の前に姿を現わすな」
工藤「ひ・・・ヒィィィィー!!!(逃走」
ディーヴァ社長「さて。cantabileに負けた罰に貴様らをダークモンスターにしてやろうか・・・」


ディーヴァ社長は触覚らしきダークモンスターをトラクロに詰め寄る。その姿は・・・髪が黒いこと以外はアイオーンによく似ていた・・・。


トラクロ「うわああああー!!!」






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