二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 第16話:キュートなハート ( No.265 )
- 日時: 2016/06/13 19:38
- 名前: 桜 (ID: HTIJ/iaZ)
今回はあの子のお話。魔界ガチャ来てほしいな〜。そしてあと4話とエピローグでこの物語を終わらせる予定です。終わりまであと少し、最後まで悔いのないように書くつもりです!
トラクロに勝ったライブの日の夜。cantabileは帰り道に雑談したりしていた。
ゼオ「トラクロに勝ったし、これで万全の状態でサンフェスに挑めるな」
クルミ(クルーク)「はい!」
すると、ププルはゼオを見て振り返る女子達を見かけた。ププルはゼオの一番大事な恋人であるが、同時に少し不安にもなってきた。
ププル(そっか。考えてなかったけど、ゼオを好きな子、たくさんいるんだよね。カナカもウェンディも。きっと、ゼオ、優しいから拒否れないんだろうな・・・。優しいから・・・)
ププルにも弱さはある。そのゼオに対する不安な気持ちをディーヴァ社長が見た。
ディーヴァ社長「ほう。恋する不安か・・・あの二人は好き合ってるが、ちょうどいい。あの金髪の娘も私の所属に加えてあの二人を引き離してやろう」
一方、それを知らないゼオのスマホにLINEがかかってきた。アイオーンからだ。
アイオーンのLINE:ホーリーさんがディーヴァ社長のもう一つの目的を話してくれるみたいだ。ピアニッシモの寮の談話室に来い
ホーリー「では今から話す」
ホーリーはシンガン・プラマジ・cantabile・LAVA:Lにディーヴァ社長のもう一つの目的の内容を話す。
ホーリー「あいつは別に所属している奴をダークモンスターを使ってさらい、そいつらで金が稼げるバンドを結成させるつもりだったらしい。そのリストアップがあった。まずはミラクル☆4のツースト、glassesのイチイ、徒然のダル太夫、シアン、ラン、クルミ、そしてアイオーン、お前だ」
自分が呼ばれたことにアイオーンは少し躊躇う。躊躇うのは当然だろう。
ホーリー「そんなに躊躇うな。ディーヴァ社長がどんな手を仕掛けて来ても私はお前達を守る。大丈夫だ」
ロム「俺達だってアイオーン達を守れる理由がある!強そうな雑魚は俺達に任せとけ!」
ホーリー「そうか(フッ)でも、あの色ボケにはあの世間知らずがいるしな」
シアン「えっ、誰にゃん?」
ホーリー「知らん」
その後、ププルはPCを見ながらゼオに聞きたいことが山ほどあった。
ププル(・・・ウェンディとは何を話したの?とかカナカとどんな関係?とか、ゼオとはみんなに秘密で付き合ってるしなぁ)
すると、ププルはPCのメールに新着があった。それはディーヴァからだった・・・。
ププルはすぐにディーヴァの事務所に行く。ディーヴァ社長が示した場所に行くためだ。
ププル(ここがその場所・・・ここでいいのかな?)
すると、ププルに数々のモニターが映された!ゼオとの過去、数々の悪魔の自分・・・。ププルは悪魔の自分に囁かれていた。
悪魔のププルA「辛いならもう別れた方がいい!」
悪魔のププルB「ピアニッシモとも離別した方がいいよ」
悪魔のププルC「大体、キミから積極的に動けないんだから」
その言葉にププルの目から光が消え、これを見ていたディーヴァ社長はニヤリと嗤った。これを見ていたDeuilは・・・
スマイル「あーあ;ププルちゃん、完全に洗脳されたネェ;」
アッシュ「あの野郎・・・!!」
ユーリ「・・・!!」
ユーリはすぐに目を閉じる。そしてその夜中、ゼオ達は談話室でププルを待っていた。
ゼオ「遅いなー;少し出かけるって言っていたが・・・」
チュチュ「あなた、なんかしたんじゃありませんの?」
ゼオ「知らない」
すると、ドアが開いた音がした。ディーヴァ社長に洗脳されたププルだ。
クルミ(クルーク)「ププルさん!遅いですよ!みんなでチェス大会するのに大分まっ「ボク、cantabile、やめる」えっ・・・?」
ププル「ボクは元々、この事務所に疑問があったんだ」
レトリー「えっ・・・!?」
セドニー「そんな!」
フロー「ププルちゃん!やめないで!」
そのププルの偽りの決意にゼオは・・・
ゼオ「・・・分かった」
モア「ゼオ!!」
ゼオ「ププルがそうしたいなら、そうしてくれていい。ーーーだがな」
すると、ゼオがスターフルートを構えながら言う!
ゼオ「偽りの気持ちなんて、認めない」
そしてゼオはcantabileのデビュー曲である星の少年を吹く!
BGM:フルート版星の少年
クルミ(クルーク)「みなさん!ボク達も演奏しますよ!」
クロウ「えっ、そんなんで決意変わるのか!!?」
ラピス「いいから早く!」
BGM:大合奏版星の少年
その演奏にププルの心は迷う。ププルは葛藤する。
ププル(違う違う。ボクはこのピアニッシモやゼオに疑問持ってたはずだ。ボクはディーヴァ、に・・・)
すると、ププルが思い浮かべたのは大切な思い出。その思い出を思い出し、ププルはスターヴァイオリンを手にする!その様子にクルミ達はパアッとなる。
クルミ(クルーク)「ププルさん!」
そしてその演奏が終わった時、元に戻ったププルは泣きながら謝る。
ププル「ごめんなさい・・・!本当はピアニッシモやcantabileが大好きなのに、あんなことして・・・本当にごめんなさい・・・!」
ゼオ「まあ、元に戻ってよかったよ」
ホーリー「ププルはあの社長に洗脳されてたんだ」
ヤイバ「故にそうだったのか・・・」
クルミ(クルーク)「とりあえず、チェス大会は食堂でやりましょう。ゼオさんとププルさんを残して」
クロウ「えーっ!!?ゼオとププルがいねーと、やりがいなくてつまんねー!」
クルミ(クルーク)「文句は言わない!です!」
ゼオとププル以外はチェス大会をしに食堂に向かう。ゼオはププルに聞く。
ゼオ「・・・俺が他の女と仲良くすることに不安を持ってるのか?」
ププル「!」
ゼオ「大丈夫だ。俺がププル以外を好きになることなど・・・。///////////!!」
ププル(ちょっと顔が赤くなってる?それって、ボクが他の子とは違うってこと?えっ?えっ?え〜〜〜〜〜っ///////////!!?)
一方、食堂でチェス大会のトーナメントの中で準決勝に余裕で勝ち進んだクルミに同じく準決勝に勝ち進んだアイオーンが話しかける。
アイオーン「おい。ゼオとププルってどういう関係だ?」
クルミ(クルーク)「えっ?アイオーンさん、ちょっと耳を貸して下さい」
アイオーン「?(クルミに小声で囁かれる)ヴ!!?(ガタッ」
ルチル「?アイオーン、どうしたんだ?」
アイオーン「なんでも、ない」
クルミ(クルーク)『付き合ってますよ』
アイオーン「(まさか二人が恋仲だなんて・・・)ホーリーさんにププルの洗脳を解かせてくれたお礼をしなくてはな。ホーリーさん?」
アイオーンが呼びかけてみるが、ホーリーさんは何も応えなかった・・・。
感想OK