二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 第17話:悪魔化した魂 ( No.269 )
- 日時: 2016/06/14 18:59
- 名前: 桜 (ID: HTIJ/iaZ)
今回からはいよいよ最終決戦!そしてあの人が敵となり・・・!?
アミティ「いよいよサンフェスだねー!」
ピアニッシモメンバーの大半が集まる中、ラピスは言う。
ラピス「うん。イチ兄達も出るからね、気は抜けないよ」
ゼオ「ケッ」
ラフィーナ「ところで座り込んでるアイオーンさんはどうしました?」
クルミ(クルーク)「ああ。なんかホーリーさんがププルさんの件の後から来てくれないとかで・・・」
リデル「ホーリーさん、こんな時は来てくれるのに・・・」
マルク「・・・」
すると、マルクはホーリーアークを振り回しながらホーリーさんを起こそうとする!
アイオーン「ヴッ!!!」
マルク「おーきーろー!!!」
マホロア「チョットやめナヨォ!!(マルクからホーリーアークを取り返す)ゴメンネ、アイオーン;」
グリル「マルクちん!アイオーンちんにとってはホーリーアークは大事なものなんだよ!」
マルク「それなら壊れてもホーリーさんを起こすしかないのサ!!」
魔法使い三人組の喧嘩が始まる中、ププルは静かに呟く。
ププル「・・・きっと、ボクのせいだ」
一方、城戸に変装したキッドはミラクル☆4邸に訪ねる。迎えたウーノは言う。
ウーノ「今日は何の用ですか?」
城戸(キッド)「・・・言いにくいんですが、ディーヴァの社長がそちらのツーストさんを狙ってるんです」
ミラクル☆4全員「!」
城戸(キッド)「俺達はアイオーンさんのホーリーアークに憑いていたDeuilのユーリさんと彼の手助けをしたアッシュさんとスマイルさんの救出します。だから、それまでうちの所属バンドと雑用係を守ってあげて下さい」
ツースト「・・・それは大丈夫だ。俺達の他にもうちの式神もいます」
クロス「絶対に悪用させたりしないし、ピアニッシモ所属バンドと雑用係は私達が守る」
城戸(キッド)「ありがとうございます!」
ピアニッシモスタッフ全員(ドラえもんズ+タママ)は他のピアニッシモに繋がりがあるバンドやアイドルにピアニッシモ所属バンドとその雑用係の守護を頼む。そしてサンフェス当日・・・。
ツースト「お前ら!いつも通りにこなせばおのずと次の道に進める。練習以上の力を出そうと思い上がるな。いつも通りにこなしてそして笑顔で帰るぞ」
サンフェス出場者全員「ーーーはい!!」
最初の番はミラクル☆4。そしてマジカル☆4とランとタイマーとミニッツとエルガー所属バンドに進み、彼らの演奏と歌声とパフォーマンスは観客全員が余韻に浸るほど。これを見ていたロムは言う。
ロム「すげぇ・・・ツースト、ギターをしながら踊ってるな・・・」
シグ「うん」
あやクル「まあ、最低限のオンオフの切り替えができるほどにあいつらしいな」
シアン「LAVA:Lの次はあたし達プラズマジカ、その次のcantabileの最後にシンガンだから、気合が入るにゃん!」
クロウ「まさか、俺達がトリになるなんて思わなかったなー;普通はミラクル☆4がトリになるのに」
ゼオ「ツーストがお前らシンガンを推薦してくれたんだ。つまり認められてるってことだ」
アイオーン「・・・そうだな」
司会「次は大人気パンクバンドラヴァ・・・!?」
すると、爆発音がした!3体のダークモンスターとディーヴァ社長だ。ディーヴァ社長は黒髪以外はアイオーンにそっくりな容姿をしていた。
アミティ「ダークモンスター!?」
ラン「って、あれって・・・!」
ディーヴァ社長「フフフ。この機会を待ってたんだ。もっと早くにこうすればよかったんだ。慎重さも時に後悔の種になる。恐れることはない。私のダークモンスターは優秀だ。一振りで音楽好きな心を打ち砕く。キミ達も人間ならば、死の秘密を知りたくはないか・・・?」
逃げ惑う観客の中、ディーヴァ社長はパチンと指を鳴らす。すると、悪魔の男が現れた。
ウーノ「悪魔か!!」
ヤイバ「故に何で悪魔が・・・」
アミティ&ラフィーナ&シグ&リデル&クルミ(クルーク)「!!!」
すると、五人はその悪魔の男に見覚えがあった。その悪魔の男は涙を流していた。そう、彼の正体は・・・
リデル「ゼン君・・・?」
そう、悪魔の男の正体はリデルがかつて愛した人、ゼン・・・!
『マタアクマカダ』
リデル「あ・・・ああああああああああー!!!!」
アイオーン「リデル!?どうしたのだ!?」
リデル「悪魔化・・・」
アイオーン「!?」
リデル「悪魔族の・・・化する・・・」
リデルは過去を思い出す。幼い頃の記憶、リデルは悪魔族の悪魔化実験を覗き見していた。そして彼はリデルの姿を見て、バイバイと手を振る。そしてその実験の結果、彼は悪魔化となり、研究者全員を皆殺しにした・・・。
リデル「悪魔化っていうのは・・・悪魔族は死ぬと一定の確率で悪魔になるんです・・・今はもう禁止にされてますけど・・・悪魔族の悪魔化実験があったんです・・・でも・・・どうして・・・ゼン君は私のこと見てくれてたはずなのにどうして・・・」
アイオーンは悪魔化したゼンの姿を見る。
許さない・・・逃げることは許さない・・・。
感想OK