二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- それは、愛情だった ( No.306 )
- 日時: 2016/06/24 17:08
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
ベルナールを仲間に迎え入れた後の日常です。しかし、ラストには・・・
ベルナールを仲間に迎え入れて帰還した後のスマブラ屋敷。人と話すのが苦手なベルナールの代わりにメタナイトがシャラファル町のことを話してくれた。これに夏美は言う。
夏美「そうだったの・・・それは大きな前進ね」
アルフォンス「だが、ギャラクが危険に立ち向かったことは変わりはないだろう。ギャラク、今後は危険に飛び込まないように」
ギャラク「・・・すまない」
ユーリ「怠惰の流星はトラが食べてくれたからよかったものの、トラの能力は悪いものを食べる力はあるから、怠惰の流星は滅ぶことはないが、当分の間は暴れないだろうな」
カービィ「よかったぁ!」
ベルナール「・・・(コクコク」
夏美「ベルナール君。トラ。スマブラ屋敷にたどり着いて疲れたでしょうから、今日はゆっくり休みなさい」
夏美の言うことにベルナールはコクンと頷く。そして会議は終わった後にベルナールとトラはスマブラ屋敷を歩く。すると、トラが話しているケロロとギロロとドロロとすれ違い、彼らを見る。
ケロロ「うわっ、魔物でありますか!?」
ベルナール「・・・!(トラを制す」
ギロロ「こ・・・子供!?」
ドロロ「もしかして、キミがハープの仙人、ベルナール殿でござるか?」
ベルナール「・・・(コクン」
トラ「ゴシュジンサマハナンデモシッテル!オマエラノセンゾガセイレイセキツクッタコト!ペールノエルノカツドウハンイ!ルーンロードノモクテキ!ペールノエルノアジト!」
ギロロ「何だと!?」
ケロロ「カービィ殿達を呼ぶであります!」
ドロロ「二人とも;ベルナール殿。あまり首を突っ込まない方がいいでござる」
ベルナール「!」
ドロロ「原罪者のことと言い・・・これ以上、ペールノエルの目に留まるようなことはやめるでござる。危険でござる」
すると、ベルナールはあるものを渡す。
ドロロ「?タマネギ?」
そしてそのタマネギ爆弾は爆発した!
ギロロ「幸いにも被害はないが・・・眼にしみる〜!!」
ケロロ「イッテー!!!」
トラ「ペールノエルノシンリャクヲダマッテミスゴスナンテゴメンダ!ナニガ「アブナイ」ダゴシュジンサマヲガキアツカイスルナヒンジャク!」
ドロロ「ベルナール殿!全く・・・知らないでござるよ;」
一方、あいりはカービィとメタナイトとルミーと雑談していた。ゼオは撮影の仕事だ。
メタナイト「そういえば、あいりの家は父親が都知事としての公務の出張の仕事だよな?」
あいり「ええ。少しずつ上手くやってますわ。それにラビという三月ウサギが付いてくれましたし、大丈夫ですわ」
メタナイト「ラビ・・・?」
カービィ「メタ、どうしたの?」
メタナイト「いや、何でもない・・・母親は美貴が生まれた後に既に亡くなってるんだよな?どんな方だ?」
あいり「お母様は・・・愛紗様は、とても優しい方でした」
これを偶然ツーストが聞いていた。あいりは自分の母親のことを言う。
お母様はごく一般生まれでしたけど、すごく聡明な方ですわ。それに加えて子供のことを第一に考えてくれて私達は幸せでした。
あいり『母様!髪飾り、ありがとうですわ!』
愛紗『あいり!』
あいり『起きて枕元にあったのすぐに見つけましたわ!造花のたんぽぽと四つ葉のクローバーで作ってるんですのね!こんな素敵なもの私、初めて見ましたわ!』
愛紗『似合うわ。とても可愛い。私のあいりとあおい』
足りない愛は全て母様が私達にくれた。
あいり『私達ね、母様が大好きですわ!だから・・・ずっと一緒にいてくれます?』
愛紗『一緒にいたいけど、あなた達は社会に出て幸せにならないとね』
あおい『母様と一緒に行けばいいです』
愛紗『えっ!?そんなことも考えてなかったなぁ。でも・・・あいりとあおいには未来があるし、あなた達は飛び立たないと行けない。それにあいりには素敵な人と幸せにならなきゃ行けない。その人に、幸せにしていただくのよ。祈りの俳句を、あげるから』
「桜咲く 幸せの時 未来待つ」
愛紗『その人に幸せにしていただくのよ』
あいり「あの時は母様に甘えてましたけど、母様はそれに応えてくれましたから、今思えば、あれが愛情だったのかもしれませんわねぇ・・・」
すると、ツーストが入ってきた!今のは偶然聞いていたのか・・・
あいり「ツ、ツースト!?べっ、別に引きずってるとかでは・・・!」
ツースト「怒ってない。俺にも教えてくれないか?あいりの母さんのこと」
あいり「・・・。母様の素敵な人の意味はあの時は分からなかった。あの時は幼かったでしたから。でも、違いますの。ツーストが、私の素敵な人ですの」
ツースト「うん。あいりは俺が幸せにするよ」
夜に見る月明かりは、何だか寂しかった。でも、ツーストに出会ったから分かった。一人じゃないよって・・・。
メタナイト「チッ!色ボケ2番手め!」
カービィ「仲いいんだし、いいんじゃない?」
ルミー「恋愛の力はすごいな」
※当の二人にカービィ達は見えてません。
ギガディス「・・・王ドラ、今日はもう休め」
王ドラは残り三つの光の武器の場所がどこか本で調べていた。ギガディスは言う。
ギガディス「疲れて眠いだろうに・・・まだやる気か」
王ドラ「変な言い回ししないで下さい!!私は光の武器のことを調べてるんです!!」
ギガディス「光の武器って、どんな形状だ?」
王ドラ「まずはメタナイトさんが手に入れた土の属性グランドソード、水の属性の杖であるウォーターステッキ、風の属性残りレイピアであるウィンドレイピア、そして炎の属性の弓であるファイヤースピアですよ」
ギガディス「む?このウォーターステッキ・・・ちょっと待ってろ」
王ドラ「?」
ギガディスが魔界に行く中、ゼオが仕事から帰って来た。
ゼオ「ただいまー」
王ドラ「おかえりなさい。今日も仕事は順調なようですが、ギガディスさんが何かお探しのようですよ」
ゼオ「待つ間に練習しとくか」
ギガディス「待たせたな!これだろう?」
すると、ギガディスが持っているのはウォーターステッキだった!
ゼオ&王ドラ( °Д°)
ギガディス「まさか、これが光の武器だとは思わなかった。ゼオに授けよう」
ゼオ「あ・・・ありがとう」
偶然の一致によりゼオはウォーターステッキを手に入れた!
あいり「さて。頑張って残り二つの光の武器とペールノエルのアジトを見つけ出さなくちゃなりませんわ!」
あいりが頑張って古文書を読む中、そこに手紙があった。「あいりヘ」という文字が書かれてあった。
あいり「手紙・・・?(手紙を開く(えっ・・・!?」
その手紙の内容は・・・
「桜咲く 幸せの時 未来待つ」
あいり「未来、待つ・・・(この字は・・・!」
あいりは庭園に駆ける。あいりは手紙の字に見覚えがあった。そう、これは・・・
あいり(これ、母様の字・・・!!)
あいり「誰ですの!?この手紙を書いた人!近くにいるんでしょう!?」
あいりは呼ぶが、応答はない。これにあいりは笑う。
あいり「ふ・・・」
バカみたい。母様は死にましたのに、まだこんなに心が揺れるなんて。
すると・・・
ハンネ「月島あいり」
あいり「!ハンネ!!(しまった!罠ですわ!」
現れたハンネに攻撃・・・はされなかった。
あいり(えっ・・・?)
代わりにあいりに着けたのは・・・
あいり(たんぽぽと四つ葉のクローバーの髪飾り・・・?)
その髪飾りに見覚えがあった。そう、彼女は既に死んだと思われた・・・
あいり「母様・・・なんですの・・・?」
ずっと不思議に思いました・・・父様が母様のことを今も生きていると周囲に言ったのは信じられなかった。
父様が母様を大切に想ってるからあんなこと言えるんだと・・・。
あいり「ハンネ・・・あなたが、お母様なんですの・・・?」
あいりの問いにハンネこと愛紗は微笑んだ・・・。
ハンネ(愛紗)「あいり・・・!会いたかった・・・!」
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