二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 約束したから その1 ( No.409 )
- 日時: 2016/07/13 18:46
- 名前: 桜 (ID: W2jlL.74)
今回はアミーのお話。ずっと書きたかった・・・!(ジーン)賢者のダリタちゃんがまさかのロリボイス(驚愕)
『月島あいりは消滅しました。死んだんですよ』
そのアミーの思いもよらぬ宣告にカービィは・・・
カービィ「嘘だね」
ズルーッ!(アミーがずっこける音)
アミー「な・・・なな;」
カービィ「ルーンロードがそんな生温いことするはずがないよ。ボクにとって仲間を亡くす以上にショックなことはないよ。ルーンロードの目的が「ボクの心を傷つけること」なら、消滅でなく、目の前であいりが貫かれた方が自然じゃない?」
アミー「あんた、すごい惨いこと平気で言わないで下さい;」
カービィ「一連の事件のおかげで傷つけられるどころかどんどんたくましくなるカービィちゃんだよ・・・アミー!ちょっと悪戯が過ぎるんじゃない?」
アミー「・・・」
カービィ「あいりを返して!そしてキミには、帰って来てほしい・・・」
カービィの願いにアミーは動く心に歯止めを効かせて言う。
アミー「無理ですよカービィ・・・わたしは5番目の人形。ルーンロード様の命令に従うことのみ生存を許された者・・・ルーンロード様の命令により(ストーリアヴァイオリンの弓を剣に変える)星のカービィを殺す!!」
カービィ「くっ・・・!(避ける」
アミー「わたしがお前を引きつけてる間、ルーンロード様はどんどん女王の力を手に入れてたんです!」
カービィ「!?」
アミー「今お前を殺したら、女王も創造主も消すことさえできるんです!」
カービィ(そんな・・・!!)
すると・・・
ルミー「アミー!」
アミー「!ル・・・(!」
すると、アミーが見たのは・・・
ルミーが氷の中から出したピートとルックだった・・・!
アミー「ピート・・・ルック・・・そんな・・・どうして・・・」
ルミー「二人は生きてたんだ!生きたまま氷の中に入れられたんだよ。アミー、よく聞け!あの時のガルシアには」
ルミー「強欲の流星が憑いてたんだ」
アミー「!」
ピート「アミー、ごめんねんねっ!ボク達がすっかり油断していたから、あんなことに・・・」
ルック「アミー!お前をドールリペア追放に追い込んだのは元を辿ればルーンロードだ!なのに、ルーンロードはお前を救うふりをしてお前を手に入れた!そんな酷い奴に利用されたままでいいのか!」
アミー「ルーンロード様を悪く言うな!!」
アミーの突然の怒号に全員が驚く。アミーは言う。
アミー「ガルシアのことはルーンロード様から聞いて知っています・・・知ってて配下になることを選んだんです・・・あの事件も悪いのはわたしです。心を乱し力を抑えることができなかった・・・わたしの責任です」
ルミー「見損なったぞアミー!女王様に誰よりも忠誠を誓ってたお前が自分からルーンロードにかしずくなんてな!奇跡の人形として一番愚かなことじゃないか!そんなみじめに生きて一体何になるって言うんだよ!」
カービィ「ルミー!やめてよ!」
アミー「ふ・・・うるさい人形ですね・・・分からないならお前にもこの気持ち・・・思い知らせてやります!!」
ピート「アミー!ダメ!」
ルック「アミー!」
二人が止めようとしたところをカービィが制す。すると・・・
ガキィン!
ルミーは刺され・・・なかった。代わりに岩が刺されていた・・・。アミーは言う。
アミー「・・・ルミーは・・・忘れちゃったんですか・・・?帰って来たら・・・頼みたいことがあるって言ったじゃないですか」
ルミー「!」
アミー「わたし・・・そのために戻って来たんですよ」
ルミー『帰って来たら頼みたいことがあるんだ。・・・聞いてくれるか?』
アミー『気が向いたらですよ。嘘。いいですよ』
アミー「「ルーンロード」の手を取ることはいけないことだって分かってました・・・でも・・・でも・・・ルミーにもう一度会えるなら・・・それでもよかったです・・・」
奇跡の人形の誇りを捨てても、それがドールリペアに対する禁忌だとしても・・・
アミー「会いたかったんですもん・・・」
ルミー「アミー・・・」
アミー「・・・だったんですから」
アミー「ずっと大好きだったんですからぁっ!」
カービィ「アミー・・・」
アミーの5番目の人形になった理由にカービィとピートは涙を浮かべる。アミーは弓を緩める。
アミー「・・・でも、もういいんです。あなたを傷つけることしかできない。こんな身体なら・・・」
すると・ 、アミーの身体に破裂音が鳴った!
カービィ「!!」
アミー「定められた掟にならい、アミーは消えます」
カービィ「!!アミー!!」
アミー「ドールリペアの人形と馴れ合うなんて完全なるルーンロード様への裏切りです・・・これで最後の居場所も無くなりました・・・」
カービィ「ダメ!アミー!(ピッと弾かれる)きゃあっ!・・・かはっ!」
カービィの倒れて怪我をする姿にアミーは涙を浮かべながらも笑顔で言う。
アミー「ごめんなさい、カービィ。嫌いだなんて嘘ですよ。こうすることはルーンロード様にカービィを殺せと命令された時から決めていたんです・・・だってわたし、そんなことできないんですもん。大好きですよ、カービィ。信じて下さい」
ルミー(アミーが消える・・・?そんなこと・・・させるかよ!)
ピート「ルミー・・・!」
ルック「!」
すると、ルミーは弓で自分の命の星の一部を取り出す!彼女は言う。
ルミー「アタイの力、アミーにやるよ。空っぽでもアミーの身体はドールリペアの人形のままだ!アタイの力で満たしてやるよ!」
すると、その命の星はアミーに与えるも何も変わらなかった。闇の刻石も消えない。
アミー「変わらない・・・闇の刻石も消えない・・・やっぱりダメなんですか・・・?」
ルミー「ダメじゃない!やり方なんていっぱいあるんだ!」
すると、ルミーはアミーを抱きしめる。しかし、ルミーの身体に炎が包まれる。
アミー「ルミー!ダメです!そんなことしたら、死んじゃいますよぉっ!」
ルミー「アミーが無事なら構うもんか!さっきは酷いこと言ってごめんな・・・約束の頼み、やっと言えるよ。帰ったら、一緒にヴァイオリンを弾くぞ!弾こう!」
アミー(ルミー・・・)
すると、アミーの頭に手を乗せた人物がいた。ルックだ。
アミー「!」
ルック「あの氷を解かして命の星をたくさん吸ってきたから、いくらでも取っていいぞ!」
アミー(ルック・・・)
ピート「ルシエラさんは創造主様が輪廻の輪にちゃんと返したよ!安心してねてねっ!」
アミー(ピート・・・)
カービィ「ずっと信じてる・・・信じてるから素直になって・・・」
アミー(カービィ・・・)
カービィ「大好きだよ、アミー・・・」
還りたい・・・。本当はもう一度還りたいんです・・・。
すると、アミーの身体が光り出し、そして・・・
風と一緒に、生きてみたいんですーーー・・・。
正楽師として闇の刻石も消え、14歳くらいに成長した姿に変身した・・・!
- 約束したから その2 ( No.410 )
- 日時: 2016/07/13 19:07
- 名前: 桜 (ID: W2jlL.74)
カービィ「アミー・・・綺麗・・・」
アミー「わたし、正楽師になれたんですか・・・?」
ルミー「・・・。みたいだな・・・(ピートとルックとともに見習い階級に戻る」
アミー「あーっ!!!みんな、見習い階級に戻ってるぅー!!!ご・・・ごめんなさい;」
ピート「違うよ、アミー。「ごめんなさい」じゃないよ」
ピートの言葉にアミーは言っていない言葉を涙ながらの笑顔で言う。
アミー「ありがとう・・・」
ルック「でも、命の星を満たすだけじゃ人形の姿を変えることまではできないから、女王様が手伝ってくれたんだ。アミーを許して下さったんだ!」
アミー「でも・・・たとえ女王様が許してくれてもドールリペアに行けません。どこにも・・・」
カービィ「アミーの居場所なら、ここにあるよ」
カービィはアミーに涙ながらの笑顔で手を差し伸べた・・・。
カービィ「おいで。アミー=オリン」
カービィの誘いにアミーはうりゅっと目を潤わせ、そして5歳ぐらいの幼女に変身する!そして二人は泣きながら抱き合った。
アミー「カービィ!」
カービィ「アミー!おかえり!」
アミー「ごっ、ごめんなさぁいっ」
ルミー「ムッ;何かアミー、アタイの時よりも感激してないか!?」
ルック「妬かない妬かない(悔しさのあまり、ルミーを炎がついた枝でやっつけようとする」
ピート「焼かない焼かない;(ルックを制す」
カービィ「アミー!あいりは!?」
アミー「ル・・・ルーンロード様のクラウンの宮殿に送られてるんです」
カービィ「!」
アミー「ごめんなさい・・・わたしの力じゃ、取り戻せないんです・・・まあいいじゃないですかっ、カービィにはわたしがいるんですからっ」
カービィ「ダメーーーーー!!!絶対ツーストやあおいに殺されるーーーー!!!」
すると、バンと地面が揺れた。これにカービィは驚く。
カービィ「!?クラウンの地震!?」
ルミー「違う!この揺れ方は・・・女王様の力が弱まって、クラウンもドールリペアもバランスが保てなくなってるんだ・・・」
カービィ「そんな・・・そこまで来てたなんて・・・(ボク達がもたもたしてたせい・・・!泣くな、カービィ!泣くより方法を考えるんだ!この世界にはみんながいるんだから!」
すると、カービィがある魔法陣を踏んだ。その魔法陣が光る。
カービィ「えっ・・・?何これ・・・」
カービィとアミー達はある宮殿に飛ばされた。ルーンロードの宮殿とは違う、ある宮殿だ。
カービィ「いたた〜・・・ここは・・・」
???「ここは女王様の隠れ家でございます。ようこそ、選ばれし勇者の一人よ・・・」
ルミー「ララク様!」
カービィ「アミー、誰?」
アミー「大戦士ララク様だよ(ララクは出世したらしい」
ララク「さぁ、こちらへ・・・女王様がお待ちですよ」
アミー「あ・・・(14歳ぐらいの少女に戻る」
ララク「アミーも来なさい。女王様は酷くあなたを心配しておられました。女王様が残り少ない力を振り絞って、あなたを正楽師へと変えられたのです。その姿を見せて差し上げましょう」
アミー「はい・・・」
カービィ(女王様か・・・一体どんな方なんだろう・・・)
カービィはララクにドールリペア女王のところに案内される。すると、ドールリペア女王の姿を見る。
ドールリペア女王「こちらへ・・・」
その女王の姿は・・・
白い妖精マレフィセントの姿を模した女性の姿だった・・・!
カービィ(えっ・・・?これが女王様!?)
ドールリペア女王「カービィ・・・よく来てくれました・・・この姿であなたに会うのは初めてですね。ですが、今は出会いを喜ぶべきではありません。ルーンロードの勢力は思うより強力で信じられない数の人間に闇の流星を憑かせ、私の力もほとんど吸い取られてしまいました。あとはあなた達に託したライトパワーしか残っていません。しかし、ルーンロードはその力のみなかなか吸い取れないようです。そこでルーンロードはアミーを使ってあなた達を近づかせました。しかし、ルーンロードにも何か本当の理由があるはずです。ルーンロードの過去を聞いてもらえませんか」
ドールリペア女王はルーンロードの過去を静かに話した・・・。
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