二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- ルーンロードの過去と別の襲撃 ( No.420 )
- 日時: 2016/07/14 18:03
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
今回はルーンロードの過去。そしてラストでは・・・!?賢者コンプリートしました☆
昔々あるところに人形使いがいました。人形使いは孤独でしたので2体の男女の人形を作りました。
その女性の人形はある日、ヘビにそそのかされて知恵が付くリンゴを食べてしまいました。
これに怒った人形使いは二人を町の外に追放し、その人形達はドールリペアを作ったのです。
その数年後、人形使いはある女性と結婚し、子供が生まれました。その子供の子孫が、
ラーナの都を滅ぼしたと言われるルーンロードだったのです。
ドールリペア女王「では誰も知らないルーンロードの昔話を始めます」
ルーンロードはかつてラーナの都の賢者でヴァイオリンを弾ける特技を持っていました。
ルーンロードは誰からも慕われ、都民からの支持も絶大で大事な恋人もいました。その女性はヴィオラを弾け、ルーンロードと似たような部分を持ち、二人はお互いのことをお互いに愛していました。
幸せだった・・・。しかし・・・
グシャッ
悲劇は突然訪れました・・・。ルーンロードを恨む不良の男達は彼に襲いかかりました。ルーンロードは助かりましたが、代わりに彼の危険を察知した恋人はルーンロードをかばうかのようにテレポートで移動させ、そして不良達に性的暴行を受けて死にました。
不良達を唆したのはルーンロードの才能を面白くなかった他の賢者達・・・。彼らはルーンロードの研究だけを奪い、ラーナの都から出て行けと告げました。当時、二人の間にはまだ生まれたばかりの赤ん坊がおり、仕事が落ち着いたら結婚する予定でした。
すっかり狂ってしまったルーンロードはラーナの都を滅ぼし、犯罪組織ペールノエルを作り、ペールノエルのリーダーになり、世界を滅ぼそうとしていました。ルーンロードの肉体が先代の四勇者に封印されて、それから身体を作って幾百年が過ぎ、「シェゾ・ウィグィィ」が生まれました。その彼らの先祖こそが、
私達の先祖を作った人形使いだったのです。
カービィ「ルーンロードとシェゾはキミ達の先祖を作った人形使いの子孫!?」
ドールリペア女王「そうです」
カービィ「じゃあ、ルーンロードは元々はいい人間・・・」
ドールリペア女王「次第にルーンロードはシェゾを使って、私の力を奪おうと考えました。そして一切の不幸のない幸福な世界を作ろうとしたのです。そんなことは絶対にさせたくない・・・ですが、私は私達の先祖を作った人形使いの子孫を消せない・・・だから、他に頼るしかなかったのです、「ルーンロードを倒せる誰か」。ですが、普通の人間の寿命は長く続かない。唯一の人形の女神の力を持つ」
ドールリペア女王「リーファ・・・」
カービィ「えっ?」
カービィはキョロキョロと周りを見渡す。誰もいないことを確認すると、カービィはようやく理解する。
カービィ「えええええー!!?ボクがリーファなのぉ!!?」
ドールリペア女王「そうです」
カービィ「じゃあ、ボクがカービィの前に人形の女神と呼ばれた初代女王リーファだったこと!?」
ドールリペア女王「そうです」
カービィ「ぜ・・・全然知らなかった・・・;」
ドールリペア女王「無理もありません、ずっと昔の話でしたから。ですが、私は知っています。あなた達は前世など関係ないと言いましたが、あなたは幾千年幾百年経っても、その瞳の輝きは永遠です。カービィ・・・どうか、ルーンロードを救って欲しいのです。寂しい孤独から助けて欲しい・・・愛紗やラーリア、アミーがいなくなった今ルーンロードはこれまでにない絶望に襲われているはず。誰よりも孤独を知っているあなた達ならきっとできると信じています。そしてこの永き戦いに終止符を打ちたいのです」
すると、ドールリペア女王がカービィの前に降り立つ。彼女は言う。
ドールリペア女王「カービィ。どうかあなた達はルーンロードを倒した後にこのクラウンを壊して欲しいのです。もう悪者がこの地を拠点しないように。だから、そのためにも私を連れて行って欲しいのです」
カービィ「・・・うん。わかった。絶対にルーンロードを倒した後にこのクラウンは壊す。だから、女王様は見ていて!」
ドールリペア女王「わかりました」
カービィ達はドールリペア女王とララクを外に連れ出す。一方・・・
ロム「チッ・・・!きらりサイドを操っていた奴が現れたか・・・!」
ロム達はそのドラゴンを見る。そのドラゴンはニヤリと笑っていた・・・。
DMドラゴン「今度こそ・・・ペールノエルと貴様らを倒してやるぞ・・・」
感想OK