二次創作小説(映像)※倉庫ログ

人は見た目じゃない その1 ( No.530 )
日時: 2016/08/01 18:12
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回は王ドラメインのお話!初代ごくせんの3話の話を元にしました。






ここはとある世界「アシアワールド」。中国風の世界で帝政であり、チャイナ風の人達が多く存在していると言われている。その中にも伝説の拳法家が認めた孫娘とその4人の弟子が人々や帝政を治める帝さえにも崇拝される存在である。しかし・・・


スザク「ビャッコーーーーー!!!どこにいるのですか!!?」


ぷよクエ新キャラのスザクが同じくぷよクエ新キャラのビャッコがまた悪戯したために追いかけていた。隠れていたビャッコは言う。


ビャッコ「へっへーん!ビャッコ様にかかれば、隠れも余裕よぉ!でも、もうちょい隠れたいなぁ。どこかいい隠れ場所は・・・」


すると、ビャッコがあるものを踏んだ。魔法陣だ。


ビャッコ「えっ?」


すると、その魔法陣は光る。そのビャッコの声にスザクが気付き、駆ける。


スザク「ビャッコ!!こんなところに・・・あれ?」


スザクが駆けた後はビャッコの姿が消えていた・・・。






ビャッコ「?」


ビャッコが目を開けるといたのはチェリーワールドの東京の渋谷だった。ビャッコは渋谷をただわけも分からず歩く。


ビャッコ「変わった国だな。アシアワールドの帝都とそっくり!」


ビャッコが歩く中ですれ違う人々から「何あの子、かわいー」「尻尾、地かな?」「迷子?」「あの子、小学1年生?」「それにしては服がチャイナね;」と見惚れから心配の様々な意見で見られる中、ビャッコはあるものを発見した。王ドラ暗殺を狙っているヴァイパー二人だ。


ヴァイパーA「おい、本当にこんなところ通るガラ?」
ヴァイパーB「奴を殺すにはこれしかないガラ;」
ビャッコ「(変な蛇!)おーい、蛇!」
ヴァイパー全員「!!?」
ビャッコ「何してんの?」
ヴァイパーA「ガッ、ガキには関係ないガラ!」
ヴァイパーB「お菓子をあげるから向こうに行くガラ!(チョコをビャッコにあげる」
ビャッコ「ねー、何これ?初めて見る茶色い四角いものんだけど?」
ヴァイパーA「こいつ、チョコを知らないのガラ!!?」
???「おや?」
ヴァイパー全員「!!?」


すると、ヴァイパー二人が見たのは目が笑ってない王ドラと彼に無理やりついて行かされたタママだった。王ドラは言う。


王ドラ「か弱い子供を誘拐の類で誘うのは好きませんね?(^ω^#)」
ヴァイパーB「いや・・・ちが・・・;」
王ドラ「あなた達をズタボロになってから宇宙警察に突き出しますよ?」
ヴァイパー全員「ぎゃあああああー!!!」


王ドラのドスの利いた声にヴァイパー二人は逃げ出す。王ドラはビャッコの方に向きながら言う。


王ドラ「危なかったですね。あなたも怪しい人には・・・」
ビャッコ「なあなあ、これ、何かの撮影か?」
王ドラ「は?」
ビャッコ「変わった蛇が出てきたんだもん!だから、チャイナ映画の撮影かなーって」
王ドラ「私の場合はリアルで日常茶飯事ですけど・・・;あなた、お名前は?」
ビャッコ「オレ、ビャッコ様!呼び名は何でもいい!」
王ドラ「私の名前は王ドラです。ほら、タママさんも」
タママ「ボクはタママ二等兵ですぅ!」
ビャッコ「王ドラ?タママ、に、と・・・変な名前!」
タママ「こら!軍人のボクに向かって・・・」
王ドラ「タママさん、子供相手に大人気ない!とにかく、誘拐の類だとは思ってましたが、私を助けてくれたんですね」
ビャッコ「ビャッコ様にかかれば余裕よぉ!ところでここはどこだ?竹森にいたはずじゃ・・・」
王ドラ「竹?サウンドワールドの月里村の山に行けばあるはずですが・・・とにかくここらへんに竹はありません。私の別荘まで連れて行きましょう」
ビャッコ「?べっそう?」


王ドラがタママとともにビャッコを知り合いの子分のヤクザ組長関連でできた別荘に連れて行く中、ビャッコは言う。


ビャッコ「なあ、王ドラ。今は年号が民帝だよな?」
王ドラ「何言ってるんですか。今は平成ですよ」
ビャッコ「なあ、王ドラ。ここは帝都宮古国だよな?」
王ドラ「?ここは首都東京ですよ」
ビャッコ「しゅと・・・とうきょう?」
王ドラ「あなた、本当にどこから来たんですか?」


ビャッコがチェリーワールドについて分からない中、スマブラ屋敷。最近、その周辺に不審者が目撃されていた。


クルーク「不審者!?」
夏美「ええ、最近ひったくりの不審者が目撃されたのよね;オレンジ色の髪の男だって聞いたけど・・・まさか、あいつじゃないわよね?」
シェゾ「王ドラはそういうことする奴じゃないぞ」
夏美「そりゃあ、私だって無実を信じてるわ。だけど、オレンジ色の髪なんてあんまり見かけないし・・・」


大半が王ドラを疑う中、一方ヤイバがレトリーとシアンとウンディーネとクロウを連れてサウンドワールドに新しくできたゲーセンに行っていた。ヤイバがUFOキャッチャーで景品を取り続ける。


クロウ「うおっ!ヤイバ、すげー!」
ウンディーネ「ワタシ、アレガホシイ!(シアンのストラップを指す」
レトリー「あっ、それ、ボクの!」
ヤイバ「故にみな順番な」
シアン「?(LINEの音が鳴る)クルークちゃんからにゃん」


クルークからのLINE:他のメンバーも呼んできてスマブラ屋敷の地下室に来て


クロウ「あいつ、また何か面白そうなこと始めようとしてんな」
レトリー「とりあえず、行こうか」
ヤイバ「店員さん!故に邪魔である」


シンガンとプラマジとウンディーネは地下室に行く。そこにゼオとププルもいた。


ロム「お前らもLINE見たのか?」
ゼオ「ああ、これ。フィーバー五人組とあやクル、これは一体・・・」
クルーク「みんなに集まってもらったのは他でもない。それは・・・」






フィーバー五人組&あやクル「最近不審者であるひったくり犯を捕まえろ大作戦!」
大半の全員「ゑ?」






チュチュ「えっと・・・これは・・・」
ラフィーナ「王ドラのひったくり疑いの潔白を晴らすためですわ」
ロム「こういう場合は大人が調べてからじゃねーの?」
アミティ「すぐ捕まえた方が早いでしょ?」
クロウ「なるほど!お前ら、頭いいな!」
モア「すごい機転ぴゅる!」
ププル「ちょっと関心しないで;」
アイオーン「犯人逮捕、か・・・面白そうだな」
シアン「あたしも犯人捕まえたいにゃん!」
シグ「やる気になったのか」
リデル「とにかく三日後の夜、犯人を捕まえましょう!」
クルーク「三日後の夜、集まるように!えいえいおー!」
大半の全員「おー!!!」
クルーク「ほら、ロムも!」
ロム「付き合ってやるが、そこまで付き合う義理はねぇぜ」


ロムが立ち去る中、一方、シュウ☆ゾーがパワえもんの家に遊びに来てアルバムを見ていた。ここでシュウ☆ゾーは気付く。






今回は王ドラメイン

人は見た目じゃない その2 ( No.531 )
日時: 2016/08/01 18:15
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

シュウ☆ゾー「この子、キミの2番目の成績でロボット学校を卒業したガリベン君だよね?真面目そうでインテリだよねー☆」
パワえもん「ああ。あいつ、性格は陰湿だよ」
シュウ☆ゾー「えっ?」
パワえもん「あいつ、ぼくやドラえもんズの存在が気に入らないらしくてね。学生時代にぼくやドラえもんズに嫌がらせしたんだよ。今は金持ちの娘の家庭教師のお世話をしてるって聞いたよ」
シュウ☆ゾー「ふーん・・・」


一方、王ドラとタママは珍しく困っていた。どうやら作った和食や洋食、スイーツや和菓子がビャッコにとって初めてのものでお気に召さなくて困っているらしい。


王ドラ(本当は食べたいのに初めてのもので戸惑ってますね・・・;)
タママ(好き嫌いしてるより初めて見るものに困惑してるんじゃないですか?今は鍛錬してますけど・・・)


すると、同じ町内四人組の声がした。王ドラが駆け寄る。


スネ夫「何だ、先客がいたんだ」
のび太「ぼく達よりも年下かな?」
しずか「かわいー!」
ジャイアン「尻尾、地か?」
ビャッコ「オレ、ビャッコ様!伝説の拳法家の3番弟子!」
王ドラ「おや、のび太君達じゃないですか」
のび太「王ドラ。あの、キミ宛にお菓子持ってきたんだけど、ビャッコ君もよかったら・・・」
ジャイアン「羊羹だ!ちゃんと食べろよ?」


羊羹にビャッコは初めて見た。彼は言う。


ビャッコ「これ・・・黒焦げみたい・・・;食べるのヤダ・・・;」
ジャイアン「えっ!!?」
スネ夫「なら、ボクちゃんの高級エクレアを食べるかい?」
ビャッコ「ヤダ;食べたことない;」
スネ夫「えっ!!?」
ビャッコ「あっ!その杏仁豆腐、ちょうだい!」
のび太「えっ?どうぞ」


ビャッコはのび太が差し出した杏仁豆腐を美味しそうに食べる。ジャイアンは驚きで珍しく怒らずビャッコに言う。


ジャイアン「おっ・・・お前、他に何か食べたいもんあるか!?」
スネ夫「言えば、このメガネのお兄ちゃんが何でも作ってあげるから!」
のび太「おい、ふざけんなよ(□ω□#)」
ビャッコ「?ビャッコ様のおやつ、いつもこれだ!」
しずか「もしかして、初めて見た食べ物だから警戒して食べなかったんじゃないかしら?」
王ドラ「ああ、そうですか!峰パパさんに頼んで中華を掛け合わせたレシピを教えてもらわないと」
ビャッコ「???」


まずはビャッコにチェリーワールドの食事を教える中、その三日後。クルーク達はひったくり犯を捕まえるために夜に集まっていた。


ロム「で?どうやって捕まえるんだ?」
あやクル「クロウとシアンが囮になって逃げたところを先回りして捕まえる、以上だ」
クロウ「そのためにこの俺様にフリル女服を着せたのかよ!?」
クルーク「とにかく、ひったくり犯は21時に現れるらしいからクロウ、シアン、もし逃した場合はカバンを弁償するからどうか時間稼ぎして!」
シアン「分かったにゃん!」
クロウ「分かったよ・・・;」


シアンと女装したクロウは夜の街中を歩く。すると、怪しい男が現れた。その男はシアンとクロウのカバンを奪う!


クロウ「来た!」
シアン「クルークちゃん達、捕まえてにゃん!(電話で連絡」
大半の全員「おう!!!」


大半の全員は別々に別れて犯人が逃げられないように仕組む。犬の姿になったゼオはアイオーンに抱えられながら指示する。


ゼオ「あっちだ!あっち仕掛けるんだ!」
アイオーン「分かってる!逃げられないように阻むのだな!?」


すると、犯人が逃げる先のところに二人が阻み、犯人は別の道で逃げ出そうとするが、残りの3組に阻まれる。犯人は塀から逃げ出そうとする!


クルーク「あっ!しま・・・」
ロム「誰に喧嘩売ってんだ?」
犯人「!?」


すると、ロムが塀の上から降りて犯人にキックする!そこにシアンとクロウがやって来て、犯人の帽子を取る。それは中年のおじさんだった。


クロウ「やっぱり、王ドラが犯人じゃないな」
ラフィーナ「でしょう?」
ヤイバ「むっ?」


すると、ヤイバがあるものを取る。それはオレンジ色の髪のカツラだった。ヤイバはこの人物に見覚えがあった。


ヤイバ『店員さん!故に邪魔である』
ヤイバ「これ・・・故に新しくできたゲーセンの店員さんじゃ・・・;」
クルーク「えっ!!?」
ププル「・・・;ヤイバ、ガンプラ奢るからこのハゲを警察に突き出してくれる?」
ヤイバ「故に;」


ヤイバが犯人を警察に突き出してからその二日後。ひったくり犯逮捕の協力に至った一同は警察から感謝状をもらった。サタンは言う。


サタン「シンガンに手柄を取られたのは腹立つが、お前らよくやったな」
クロウ「奴は敵に回しちゃ行けない奴を回したもんでな」


一同が嬉しさでむず痒い中、ある怒号があった。


女の子「どうしてですか!!!」
全員「!?」
クルーク「あの、どうしたんですか・・・?」
のだめ「あっ、クルーク君も見マスカ?」
千秋「すごいぞー;」
クルーク「・・・?」


クルークが見ると、そこには王ドラと夏美とシェゾとーーー王ドラに殴られたというガリベンがいた。


女の子「何でこの落ちこぼれがうちのガリベンを殴らなきゃならないんですの!!?納得行きません!!」
クルーク「・・・;」
夏美「ほら、ちゃんと言いなさい!」
王ドラ「・・・」
夏美「そういえば、スマブラ屋敷の食糧庫も盗まれたって言ってたわね」
女の子「はあ!?なら、さっさと来なくさせるのは当たり前じゃありませんか!!」
シェゾ「待ってくれ!王ドラ、めっちゃ嫌いな奴は殴らないだろう?お前ならめっちゃ嫌いな奴は触れただけで消毒のはずだ」
王ドラ「・・・」
夏美「理由も言えないようじゃ、本当に出入り禁止にさせるわよ」
王ドラ「・・・それでもいいです。こんな奴がいても何も価値がないですしね」
シェゾ「王ドラ!おい!待て!」
クルーク「・・・」


王ドラが姿を消す中、ひったくり犯を捕まえた一同は地下のプールで涼みながら言う。


ロム「・・・あいつ、何で殴ったんだろうな」
クルーク「うん・・・」
ププル「理由もなく人を殴ることはないと思うけど・・・」


すると、ヤイバとレトリーが駆けてきた。彼らは言う。


ヤイバ「故に!分かった!」
レトリー「王ドラの今回の喧嘩の理由が!」
大半の全員「!?」


喧嘩の理由を同じ町内四人組とタママが傷だらけのビャッコを連れながら話してくれた。のび太は言う。


のび太「ビャッコ君がいじめられてたのを王ドラが助けてくれたんだ」
ジャイアン「ビャッコ・・・初めての違う世界観に戸惑っただけなのに・・・」
スネ夫「あのガリベンがビャッコを蹴ったり石を投げたりしたんだ」
しずか「王ドラさん・・・ビャッコちゃんの怪我が治るように屋敷の食糧庫を悶怒さんの許可を取って持ち出したりしたのよ」
タママ「本当に言わなくてすみませんですぅ!!」
チュチュ「何で言わなかったんですか〜・・・」
モア「許せないぴゅるね、あのガリベン・・・」
クルーク「・・・(王ドラを探しに駆け出す」
ラフィーナ「クルーク!?」
アイオーン「この神も駆ける!」
ロム「ちょっ、アイオーン!?」


クルークとアイオーンは王ドラに探す。一方、王ドラはとぼとぼと街を歩いていた。すると、彼が顔を上げると、クルークとアイオーンがいた。

人は見た目じゃない その3 ( No.532 )
日時: 2016/08/01 18:20
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

クルーク「やっと見つけた!」
王ドラ「・・・」


クルークとアイオーンは王ドラを公園に連れ出す。王ドラは言う。


王ドラ「・・・何ですか。あなた達が探しても私は・・・」
クルーク「事情なら知ってるよ」
王ドラ「!だったら、尚更です。私一人が責任を負うしかな・・・」
クルーク「何でそこで一人で抱え込もうとするの!?一応言うけど、そうやって突き放すのがキミの悪い癖だ!友情こそがドラえもんズなのにいいのかい・・・?」
王ドラ「・・・!」


すると、声がした。先ほど近くの家に帰った女の子と彼女に謝っているシェゾだ。


シェゾ「本当にすまなかった!」
女の子「あんたねぇ!殴られたロボットの心の痛みも分からないんですの!?あんな派手で悪そうな落ちこぼれロボット、もうスクラップにしたっておかしくないわ!あんたなら分かるでしょう!?」
クルーク「あのガキ・・・!」
シェゾ「・・・分からん」
大半の全員「!?」
シェゾ「あんたこそ酷いこと言われた心の痛みも分からないのか?確かにあいつは強気でめちゃくちゃでトラブルばっか起こすが、理由もなく人を殴ったり何かしない。あいつのことはいいところも悪いところも分かってる!だから、そんな風に言わないでくれ」
王ドラ「・・・!」
女の子「なっ、何あんた、開き直ってますの!?そんなこと言われたって・・・」


すると、王ドラが来た。王ドラがぺこりと頭を下げながら言う。


王ドラ「本当にすみませんでした!」


女の子は完全に許していなかったものの少しわだかまりが解ける中、歩いている中でシェゾは言う。


シェゾ「まあ、人生生きてりゃいろいろあるさ」
王ドラ「シェゾさん」
シェゾ「帰ったら飲むぞ!他の奴らも呼んで居酒屋で宴会だ!」
王ドラ「私は酒は飲めませんよ」
シェゾ「分かってる!じゃ、クルーク、アイオーン、ありがとう!」


シェゾが王ドラを連れて去る中、クルークは言う。


クルーク「・・・やっぱり、保護者はこうでなくっちゃ」
アイオーン「シェゾ、ただの世話好きだと思いきや今の所は一番男らしいな」
クルーク「だろ?シェゾはヘンタイだけど、すごいんだから」


クルークの意気揚々と話す姿にアイオーンは微笑む。その夜のクルークの家、ピアノを教えに来たゼオにクルークは今日のことを話す。


ゼオ「へー、俺達がビャッコを回復してる間にそんなことがあったんだ」
クルーク「シェゾ、ちょっとだけ本当のヒーローみたいだったよ!多分、ジャイアンの母ちゃんよりすごいかも!・・・シェゾはあいつらのお父さん代わりだよね」
ゼオ「・・・この世界について右も左も分からないビャッコを厳しくも優しく育てる王ドラもお父さん代わりだな」


すると、クルークは献立ができた後に眠っているあやクルを見る。クルークはあやクルに毛布をかける。


クルーク「・・・とりあえずボクはあやクルのお父さん代わりだよね」
ゼオ「・・・」
クルーク「あっ、でも、ボクの方が年下だった;」
ゼオ「・・・そうだな」


クルークの言葉にゼオはクスリと微笑み、ピアノのレッスンに打ち込んだ・・・。






その翌日。クルークはガリベンの家を訪ねる。すると、ガリベンが出てきた。


ガリベン「・・・何だい?」
クルーク「どう?(同じ町内四人組が出てくる」
のび太「うん、こいつだよ」
ジャイアン「ビャッコ、いじめたのこのロボットだぜ」
クルーク「・・・ガリベン君。暴行は傷害罪で2年以下の懲役又は罰金30万円何だって」
ガリベン「!!」
クルーク「知ってた?」


クルークによりその話を聞いた女の子がようやく許す中、クリオラが言う。


クリオラ「あの女の子がそう言ったって本当!?」
夏美「ええ。今回のことはなしだそうよ」
クリオラ「じゃあ、王ドラの出入り禁止も?」
夏美「・・・ないでしょうね。ったく、わけ分からんわよ;」


一方、部屋で勉強しているクルークにキッドとドラえもんが駆け寄った。


キッド「クルークー!あのガリベンにぎゃふんと言わせたって本当か!?」
クルーク「ぎゃふんと言わせたわけじゃないけど」
ドラえもん「でも、そうだとしたらすごいことだよ。あいつ、ぼく達が言っても聞かなかったもん」
クルーク「そうだね」
キッド「でも、王ドラ達が言ってた白の虎のしっぽが生えた子供が洋風や和風も知らないってそんな話信じられるか?」
クルーク「普通は信じられないかもね」
ドラえもん「王ドラも物好きだね」


すると、セヴィリオが現れた。彼は言う。


セヴィリオ「キミ達。桜君の招集やで。多分・・・ビャッコ君の話や」


桜サイドの全員が桜ノ城に集まった。ビャッコは王ドラとともに椅子に座る。ビャッコは聞く。


ビャッコ「なあなあ、王ドラ。これから何の話すんだ?」
王ドラ「実験台にはさせませんが、あなたに関するお話です」


この時、後にアシアワールドとチェリーワールドの両方の世界を巻き込む騒ぎになることを誰も知らなかった・・・。


FIN






「オリキャラ紹介」


・ガリベン
王ドラが拾ったビャッコを暴力した張本人のロボット。ロボット学生時代の成績はパワえもんに次いで優秀だが、性格は陰湿。


「後書き」


アシアワールドですが、これは短編に入ることのしときます。王ドラメインのはずがクルークも活躍してしまいました;
このお話はずっと書きたくて執筆的には生き生きしてました。でも、一番生き生きしてたのはビャッコ君じゃないかな?ビャッコ君は初めてのことだらけで戸惑いやワクワク感を隠せなかったんだと思います。ビャッコ君が聖魔導組同様に少しずつ知っていくのが純粋の秘訣じゃないかなと。
さて、ビャッコが行方不明になり混迷しているアシアワールド、ビャッコが来た初めての異世界チェリーワールド、この二つの世界の短編も交えて書いていくのでしっかり付いてきて下さいね!ちなみにビャッコ含む聖獣拳士シリーズは「ぷよクエ」「聖獣拳士シリーズ」で検索を。






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