二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 花火と魔界の怪盗(その1) ( No.575 )
- 日時: 2016/08/09 17:48
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
みなさんもお察しの通り、クロの正体は・・・今回のガチャは回したけどパスだな。
そのクロが転校生として転入した際にあいり以外の女子の胸はときめく。あいりは彼のことを綺麗な顔をしていると思った。
あいり(すっごいイケメンさんですわね)
男子のクラスメイト「わっ;消しゴム落とした;」
すると、クロは消しゴムを拾い、それを男子にクラスメイトに返す。
クロ「はい。大丈夫か?(妖艶にニコッ」
大半のクラスメイト全員&担任「ズッキューンvvv!!!」
あいり「!?」
それを見たあいり以外のクラスメイト全員はクロに気に入られようとわざと消しゴムを落とす。朝のHRなのに集中できないとあいりは思った。
あいり(バカ桃実;バカ男子;)
担任「じゃ、じゃあ、席はアイリの隣な」
あいり(えっ;)
クロはあいりの隣の席に座る。隣の席であるあいり以外のクラスメイト全員がクロを見る中、クロはあいりを見ながら言う。
クロ「貴殿、名は何という?」
あいり「はぁ・・・;月島あいり(話しかけないで〜;」
クロ「留学してるのか?」
あいり「はぁ・・・;パティシエールになるためにこの学校へ・・・;」
クロ「ふーん。俺と付き合わないか?」
あいり「はぁ・・・;えっ!?」
すると、クロの大胆告白にクラス全員がざわめく。恋人のツースト一途なあいりはこれに戸惑う。
あいり「なっ、ナンパ・・・むぐっ!」
桃実「こんにちはーvあたし、あいりの友達の高嶋桃実と言いまーすv」
クロ「ああ。後ろの席の子だな」
あいり「桃実!?」
桃実「抜け駆けは許さんで。それより、クロ!何であいりなんや?」
桃実の問いにクロはこう答える。
クロ「何でって・・・可愛いから。あと、背がちっこいところとか・・・」
桃実「そうなん!?」
あいり「ちっ、違いますわよ!!(←図星)ま、まあ・・・確かに今よりもっと可愛くなりたいって思わせる人は、いますけれど・・・」
あいりはツーストのことを思い出すと、顔が真っ赤になる。すると、クロはニヤリと笑いながらあいりの頭のポンと撫でる。
クロ「ほう、努力してるのか、あいり殿は。偉いな(月島あいり。「私」が関われば、大抵の娘なんてちょろい。この娘だってそうだ。ほら・・・」
すると、あいりは初対面のクロに引いたような顔をした。これにクロこと正体はクロードは驚く。
あいり「あの、先生、1時間目遅れますわよ」
担任「あっ、そうだったな」
クロ(クロード)(な ん だ っ て ! ?ありえない、あの娘、本当に女か!?・・・決めた。あの娘、絶対に落としてやる・・・!!)
クロードであるクロはこう決めた。あいりを絶対に落とすと・・・。そして放課後。クロはあいりに話しかける。
クロ(クロード)「あいり殿、これからどこかに出かけるのか?」
あいり「あなたには関係ないことですわ」
あいりは学校の裏にどこでもドアを設置する。あいりはその行き先のスマブラ屋敷に入る。密かに尾けていたクロはあいりを追いながら気配を消して、そのスマブラ屋敷に入る。一方、それを知らないあいりにチュチュが迎えてくれた。
チュチュ「遅いですわよ、あいり!またパシティエの自主練ですか?」
あいり「そういうわけじゃないんですけど・・・変なのに気に入られて・・・;」
クロ(クロード)「あいりっ。みーつけたv(あいりの髪をすくう」
あいり「え゛!?なっ・・・!?」
クロの姿に女子一同が黄色い歓声を上げる。その女子全員の声に聞きつけた男子一同は驚く。
クロ(クロード)「ハンカチ忘れて行っただろう、そそっかしい奴(あいりの額に手で軽くコツン」
そのクロの姿にさらに女子一同が黄色い歓声を上げる。モアは言う。
モア「まっ、まさか、あいりの同級生ぴゅる?」
あいり「転校生ですわ」
クロ(クロード)「初めまして、クロです。あいりがここで世話になっているみたいだな」
すると、クロはチュチュに近づきながら「目で殺しながら」言う。
クロ(クロード)「この子がどうなのか少し不安だったんだ。ありがとう、貴殿達は命の恩人だ。何か、してほしいことは・・・?」
すると、チュチュはクロードの目でメロメロになり、腰を抜かした・・・。
ロージア「ぎゃー!!チュチュさーん!!ずるいっ!!」
クロ(クロード)「さて、あいり殿。あいり殿の髪は綺麗だな」
あいり「ちょっと!やめなさいー!!」
ツースト「あいつ・・・!!「ビュンッ」!?クロス!?」
すると、クロスが走り、あいりを自分の後ろに隠れる。これにクロはフッと笑う。
クロ(クロード)「背中に隠したのが貴殿にとっての大事な人か?」
クロス「違う!私の主人の大事な女だ」
クロ(クロード)「魔力を感じると、貴殿は式神だな。名は?」
クロス「・・・クロスだ。何とでも呼べ」
ツースト「あいり!」
ツーストはあいりを抱きしめながらクロに入って来ないようにする。これにクロは気付き、ニヤリと笑う。
クロ(クロード)「・・・ほう・・・」
クロス(ぞわっ;)
クロ(クロード)「そこの男よ、名は何という?」
ツースト「・・・ツーストだ。呼び名は何でもいい」
クロ(クロード)「承知した。では私は失礼しよう。ここには何度も遊びに行くことになるから、気長に付き合ってくれ」
シアン「にゃ、よろしくにゃん」
そうしてクロは去る。シンガンもクロに戸惑う中、すると、アイオーンはクロの影を見る。怪盗の姿をした影だ。
アイオーン「おい、小動物、あれ・・・」
クロウ「?あいつに何か付いてんの?」
アイオーン(ヴ?見えないのか?)
すると、クルークがアイオーンに声をかけた。
クルーク「アイオーン。クロウ達には見えてないよ。見えるのはゼオの魔力に触れた人だけ」
アイオーン「!?見えるのか?」
クルーク「それは後日話すよ」
クロことクロードの影が見えるのはゼオの魔力に触れた者だけだった・・・。
今回はクロ登場
- 花火と魔界の怪盗(その2) ( No.576 )
- 日時: 2016/08/09 17:51
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
そして恒例の桜ノ城での花火大会の日。クロードの影が見える人達は広場で集まっていた。今のところクロス以外の現時点でアミティ、ラフィーナ、シグ、リデル、クルーク、あやクル、ゼオ、ププル、アイオーンだけだ。アミティは言う。
アミティ「・・・ゼオ、何でクロの影が見えると思う?」
ゼオ「まあ、あれだ。あの影は怪盗クロードの影。そう、クロが怪盗クロードだからだ!」
シグ「えー!?」
ププル「でも、何で見えたのかな?」
ププルの問いにリデルはある仮説を立てる。
リデル「ゼオさんの魔力を直に触れたんじゃないでしょうか?例えば、友好の証として抱きついたりとか・・・」
あやクル「ああ、あるな」
ラフィーナ「ゼオに友好の証として抱きつく、つまりゼオの魔導師の中では特異な魔力に触れたからなんですのね・・・」
アイオーン「俺は抱きつかれたりしてないが・・・」
クルーク「アイオーンの場合はゼオに「可愛い」「天使だ」と抱きついて魔力に触れたんじゃない?」
アイオーン「そうなのか!」
ゼオ「とにかーく!」
ゼオはある作戦を立てる。「クロードを捕まえろ!夜のユーフォ大作戦」だ!
ゼオ「どうだ?プランは見ただろう」
ププル「いや、夜のユーフォ大作戦は何!?」
ゼオ「別に。語呂が良かったから」
ププル「がくっ;」
ゼオ「とにかく!クロードを捕まえて他のみんなに知らせてやるんだ!」
全員「おおおおおーーーーーーー!!!」
一方、ツーストが用意してくれた浴衣を着たクロスの目の前に同じく浴衣を着たクロがいた。クロスは言う。
クロス「ーーー変装したからって怪盗がこんなところにいたらまずいのではないか?」
クロ(クロード)「・・・アリスのリボン。ぜひ俺の手中に収めたくてな」
クロス「・・・相変わらず好かない人間だな」
クロスがクロとすれ違う中、クロはニヤリと笑う。
クロ(クロード)「大事な主人の恋人だろう?」
クロス「!」
クロ(クロード)「ーーー月島あいりは私がいただくぞ」
クロス「!!!貴様あああああー!!!」
その直後に川に一つのサンダルを見つけた少年がいた。その川のそばにあったのは一人の生まれたばかりの赤ちゃん。その光景がクロことクロードとクロスの頭をよぎる中、クロはクロスの攻撃を避けた。
クロス「・・・チッ。腕は鈍ってないみたいだな」
クロ(クロード)「・・・」
クロス「・・・お「クロスー!」
すると、現れてきたのは浴衣を着たあいりとツーストだった。ツーストはクロードへの嫉妬からか眉間にシワを寄せる。
クロ(クロード)「あいり殿。おや?ツースト殿、眉間にシワを寄せて何かありましたか?」
ツースト「チッ。別にっ」
クロ(クロード)「大丈夫だ。こんな花火大会に下劣な誘拐などはしない」
ツースト「っ!てめぇ・・・さっさと花火大会を楽しんで来い!!そして二度と来るな!!」
クロ(クロード)「やはり、貴殿はあいり殿一途なのだな」
すると、花火が打ち上がる。それは綺麗な花火だった。この花火は波乱の幕開けともなった・・・。
そしてその翌日。ふたば幼稚園ではいつも通りの日常を送っていた。すると、吉永が手拍子する。
吉永「はーい!今日はこのひまわり組に新しいお友達が紹介しまーす!入ってー!」
すると、その少女は入って行く。その少女は先の髪を長く残した紫に近いピンク髪のショートヘアの美少女だった。これに男子はときめく。
???「エマです。よろしくお願いします」
FIN
「後書き」
今回はクロことクロードのお話。チームクロードの全容はこれから少しずつ明らかになっていくのでお楽しみに!桃実ちゃんのデータもこれから明かされて行くのでそれもお楽しみに!
さて、「私に盗めないものなどない」「今まで出会った女が私を好きにならないことなどない」としてあいりを手に入れようと画策するクロことクロード→あいり→←ツーストの三角関係やクロードを捕まえようとするゼオ君達の奮闘、謎の少女エマの成長をお楽しみ下さい!
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