二次創作小説(映像)※倉庫ログ

光と闇のバンドの対バン(後編)(その1) ( No.588 )
日時: 2016/08/11 16:52
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

いよいよ運命の後編!前編では酷いギャグを入れましたが、今回はちょっぴりシリアス。アイレーンちゃん可愛すぎますv






「幕間」


カービィ「やあ!ボクは他のカービィ組と一緒にポップスター一周旅行に行っていて出番がないカービィだよ!前回では・・・えっと・・・」
メタナイト「カービィ、おやつのシュトーレン用意したからペインシアと一緒に食べておいで」
カービィ「えっ、いいの!?行ってきまーす!」
メタナイト「・・・ふぅ。カービィに話させたらカービィの純粋が危ないからな;さて、私はメタナイトだ。私があらすじを話そう」






「これまでのあらすじ」
ある日、格闘家の聖なる世界「アシアワールド」から一人の黄色の拳法家の子供が桜の宮の世界「チェリーワールド」の宮の町渋谷に舞い降りた。その拳法家は何も分からずに歩いていると、チェリーワールドの格闘家を邪悪な蛇から助けた。命を救われた格闘家は拳法家を自分の別荘に連れ帰り、ある件を経てしばらくチェリーワールドに過ごすことになる。一方、青の拳法家達は行方不明となった黄色の拳法家の身を案じ、全てを知った青の拳法家達は書に書かれた史実通りになることを覚悟でチェリーワールドに向かうことになる。そこで赤の天使の勇者達と合流し、その人物達を通じて黄色の拳法家は青の拳法家達と再会を果たす。念じても戻れず、拳法家達はしばらくチェリーワールドに滞在することになってしまう。悪い海賊の件を経て青の拳法家や悪い海賊と戦っていた赤の船長は赤の天使の勇者に好意を寄せるようになる。
一方、怪盗天使は怪盗悪魔と戦い、赤の船長の大事なものを取り返すことを成功したが、怪盗悪魔は普通の人間に変装し、変身アイテムである怪盗天使のリボンを奪うために怪盗天使を落とそうとする。それに感づいた金の式神と怪盗天使の恋人である曲刀の剣士は彼女を怪盗悪魔に奪われないように怪盗悪魔を警戒する。そして怪盗悪魔の挑戦状を受けた三人の音楽戦士「cantabile」は悪魔の音楽戦士「BVL」に勝つために猛特訓を開始するがーーー。






マルク「ストーップ!!!ストーップウウウウウー!!!」
メタナイト「なんだ?私のスタイルで説明しただけだが・・・」
マルク「大体合ってるけどそれじゃあ、ただの厨二病!!もういい、ボクが代わって説明するのサ!!」






「これまでのあらすじ2」
ある日、中国風の世界「アシアワールド」から黄色の拳法家の勇者が現れた。その勇者は赤の勇者と合流しなければならなかった。黄色の拳法家は赤の勇者を探し、赤の勇者を巡る五角関係、桃色の天使を巡る三角関係、そしてそれに繋がる感動のラストが待っている・・・。






メタナイト「これ、クソゲーのストーリーではないか!!」
マルク「いや、一応事実通りに言ったのサ;なのに、ボクの頭、どうしたのって言いたくなるのサ;」
ダメナイト「貸せ。俺が説明してやる」






「これまでのあらすじ3」
ある日、アシアワールドから黄色の拳法家ビャッコがオレンジの猫王ドラに拾われた。黄色の拳法家は森林で猫として生きていくことになった。最初は主ドラえもんに認められず、他の猫からは馬鹿にされたが、オレンジの猫の愛情を受けてまっすぐに育ち、そこでアニマルハンタークロードに森林を守るために戦うことになる・・・。






マルク「これ、公開されてる映画ターザンの過去話(ディズニー映画ターザンの話です)の劣化版じゃねーか!!」
ダメナイト「俺なりに考えたつもりだが?」
メタナイト「あらすじを勝手に変えるんじゃなーい!!」


ふわふわ・・・


ドロシア「えー、あらすじを混乱させてごめんなさいね。簡単に言うなら、空・あいり・ビャッコ君・・・だったかしら?この三人が主役の物語です。このお話のテーマは「真実の絆」かしらね?この物語の各話ではこのテーマが今のところは片鱗として見られています。空を巡る五角関係、あいりを巡る三角関係、そしてビャッコ君の成長をお楽しみ下さい」
マホロア「ジャア、ツギのページヘ・・・ゴー!!!(今放送されてる水曜ドラマの主役の真似」






こんにちは!俺の名前は究極の魔力を求めている流離いの者のフルーティストの闇の魔導師ゼオ・ウィグルゥ!みんなはゼオと呼ぶ。ところで、俺。今とてもピンチなんだ☆






っていうか、女を甘く見ると痛い目見るってこんな感じ?(BVLに怒りで囲まれている)






下らん話は置いといて・・・何でこんなことになったかと言うと・・・
それは数十分前・・・


ゼオ「えっ、都内で!?」
トラ「アア、BVLハトナイノライブハウスデシュツエンシテルラシイゾ」
ゼオ「でかした!早速偵察に行く!」


ゼオとベルナールとトラはBVLの偵察のためにそのライブハウスに向かう。ゼオは帽子と眼鏡とスーツで変装しながら言う。


ゼオ「ここだな?」
ベルナール「・・・?」
トラ「ナンデソンナカッコウシテンダ?」
ゼオ「ペイペインにバレないためだ。あいつのことアイレーンを襲ってるって言ったら怒っちゃったらしくてなー。お前がいると危ないから先に帰れ!」
ベルナール「・・・(コクン」
トラ「ゼオ、スパイガンバレヨー」
ゼオ「ああ、ありがとー」


ゼオは一般人に変装しながらBVLの下民に紛れる。ゼオは早速、BVLを見つける。


ゼオ(いた!何でこの下民共がBVLのこと好きなわけ?アイレーンに近づいたらペイペインが命の保証はしないだろ、が・・・)


すると、アイレーン達が演奏しながらデビュー曲であるソラウソをアイレーンが歌う。その演奏のクオリティの高さにゼオは言葉を失う。そしてデビュー曲は終えた。


アイレーン「下民共!ひれ伏すのだー!」
ゼオ(あいつら、あんな箇所までできるのか・・・!?こんなんじゃ、俺達が・・・こんなんじゃ・・・)


すると、帽子が風で飛ばされる。その下民はゼオに気付く。


下民A「えっ、ゼオきゅん!?」←cantabileのゼオマニア
ゼオ「あ・・・」
下民B「俺、ファンです!ププルちゃんとクルミちゃんのサインもお願いします!」
下民C「俺の彼女がゼオマニアでこっちにも1枚!」
ゼオ「あ、あの・・・」


すると、BVLがゼオに気付く。ゼオはこれに気付く。


ゼオ(あ、俺、ヤバくない?)
ペイペイン「あーら、子犬ちゃ〜ん。そんなとこでこそこそ何やってるんですかぁ〜?」
ゼオε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(;‾◇‾)┘
ペイペイン「降りなさい!降りてこなきゃ的にしますよ!」
アイレーン「あっ、逃げたのだ!」


数分間の追いかけっこの末BVLはようやく舞台裏でゼオを捕まえる!


ペイペイン「私達の下民盗っただけでは済まず手間取らせてくれますね!」
ゼオ「悪かったよ勝手に覗いてて。でも、お前らも俺達の対バン見てたんだろう?」
ペイペイン「ゼオっ!そんなことはどうでもよいのですっ!あなた、確かに私はアイレーン様を慕ってますが、私がアイレーン様を襲った宣告ってどういうことですか!!?」
ゼオ「いや〜ん、ペイペイン様、こわ〜いv」
ペイペイン「おかげで一部の下民共はあなた達のファンに乗り換えてその下民共から疑いの眼差しで見られるようになったんですよ!!」
ゼオ(た・・・助けて・・・誰でもいいから助けてぇ〜っ)


すると、ゼオの叫びに遠方のライブから帰って来たアイオーンが聞いた。そのアイオーンはシアンの作ったゴスロリ衣装スーツを漁り、その衣装を取る!


アイオーン「シアン、汚したら弁償するからこれを借りる!」
シアン「わ、分かったにゃん」
クロウ「アイオーン!!?」


ペイペイン「ほら、ゼオ!!私がアイレーン様を襲ってないことを下民共にテレビで知らせなさい!!」
ゼオ「ヒイイイイイ・・・」


すると、ある人物はゼオを抱きかかえる!その人物はアイオーン。そのアイオーンの格好は・・・


アイオーン「小さくて可愛いもの専用ヒーロー!!!ゴスロリマン参上!!!」






アイオーンの格好:水着帽子+ゴーグル+シアンに借りたゴスロリ衣装+セクシーなヒール






アイレーン「変な格好した変態がいるのだぁぁぁぁぁー!!!」
ハンドレッコ「ぎゃあああああー!!!キモいーーーーーー!!!」
アイオーン「今だっ!逃げるぞ!」


アイオーンはゼオを抱きかかえながらそのライブハウスの見えないところまで走る。そして撒いた時にゼオは言う。


ゼオ「アイオーン・・・帰って来たのか・・・何だその格好・・・」
アイオーン「助かったな、ゼオ。・・・BVLに勝つために練習したいか?」
ゼオ「だって・・・俺達にはそれしか・・・」
アイオーン「これ以上練習を厳しくさせると流石に二人が可哀想だ」
ゼオ「っ!だって、勝つためにはそれしか・・・」
アイオーン「あるぞ」
ゼオ「!」


アイオーンの言葉にゼオは目を見開く。アイオーンは言う。


アイオーン「あるぞ。BVLに勝つとっておきの方法がな」






今回は後編

光と闇のバンドの対バン(後編)(その2) ( No.589 )
日時: 2016/08/11 16:57
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

その数日後のライブ。シンガンや他多数はcantabileとBVLの対バンのライブを見に来ていた。cantabileを応援するためだ。


クロウ「アイオーン。お前、BVLのこと知ってるんだ?もしや、お前、あいつらの下民?」
アイオーン「いや、違う。あのギターボーカルはこの神のーーー」


すると、BVLがステージに行こうとする。後攻であるゼオにアイレーンは言う。


アイレーン「ゼオ。この日を待ってたのだ。こてんぱんにしてやるのだ♪」
ゼオ「ふん、言ってろ!」


そしてBVLはステージに立つ!下民が喜ぶ中、BVLはデビュー曲を歌う!


BGM:ソラウソ


彼女達の演奏とアイレーンの歌声は実に完璧なものだった。BVLに惚れ惚れする下民は少なからずいる。ヤイバはこれに引く。


ヤイバ「ゆえ・・・;流石、BVLだな;」
ロム「いや、まだ分からねーぜ?」


そしてBVLの演奏は終える。一部以外は大歓喜に包まれる中、後攻のcantabileの番となる。しかし・・・


シーン・・・


ペイペイン「あれ?いませんねぇ?」
アイレーン「私達の不戦勝確定か?」


すると、cantabileの曲がした。その曲はBlack White Starだった。クルミの歌声もする。


観客A「!?クルミちゃんの歌声!?」
観客B「どこどこ?」






クルミ(クルーク)「こっこですよ!(観客Bのそばで出る」






観客B「!?クルミちゃん!?ゼオきゅんとププルちゃんまで!?」
アイレーン「なっ・・・何だと!?」
クロウ「おおっ!」


そのステージは・・・






クルミ(クルーク)「ボク達のステージはこの客席ですよ!みんな、一緒に歌って下さいね!」






観客C「cantabileが客席に!?」
観客D「わー、嬉しい!」
観客E「クルミちゃん、歌ってー!!」


遡ること数日前・・・


クルミ(クルーク)『ーーー客席でステージ?』
アイオーン『ああ、BVLの近寄れないような気高さを逆手に取るのだ。BVLの場合、ペイペインのガードが固いが、cantabileは客席でステージをやれば、打開するだろう』
ププル『ボクはいいけど・・・ゼオは?』
ゼオ『・・・勝つためなら、クルミが引き抜かれないならそれしか方法はない。その方法に乗ってやる!』


アイオーン(少しは役立ったか。後は・・・)


アイオーンは一足早く観客席から立ち去る。観客の反応は・・・


観客F「すっごい感動!」
観客G「めっちゃ嬉しい!」
観客H「・・・何かBVLは見てるだけの気高さだったけど、こっちは楽しくなるな!」


cantabileのBVL以上の盛り上がりにアイレーンは立ち尽くす。ペイペインが気遣う。


ペイペイン「ア、アイレーン様、その・・・」
アイレーン「私・・・cantabileに、クルミに・・・!!」


アイレーンが泣く中、観客はそれぞれ投票する。すると、投票の結果は僅差でcantabileの勝利だった!


ゼオ「や・・・やったあああああっ!!!」
ププル「やっぱり、完璧は絶対になれなくてもボク達にはボク達の良さがあるんだねーーーーー!」
ゼオ「当たり前だ!今回は奴に助けられてしまったな・・・」


すると、クルミが何かに気付く。おいでおいでしているリデルの手を。クルミはその方向に走った・・・。






クロード「・・・それで負けて帰って来たのか貴殿らは」


クロードはBVLから負けたという報告を聞く。ペイペインは言う。


ペイペイン「ですが、次は勝ちます!次こそは・・・!」
クロード「ふん。貴殿らは我がチームクロードの一員ではない。貴殿らは所詮使い捨ての駒として置いていたわけだ。貴殿らはもう用済みだ」
ハンドレッコ「そ・・・そんな・・・」
クロード「そうだ、貴殿らが我がチームクロードと組んでいたことを下民に知らせてやろう」
アイレーン「いや・・・!」
???「待ちな」


すると、クルークの魔法がクロードに当たりそうになり、クロードは避ける。すると、現れたのはクルークとアイオーンとリデルだった。アイオーンの姿にBVLは驚く。


ペイペイン「アイオーン・・・様!?」
アイレーン「兄上!?」
クルーク&リデル「えっ!?」
クロード「おやおや、貴殿らか。今日は何の用だ?」
アイオーン「我が妹を率いるバンドは返していただく!」
クロード「いいぞ。私の目的は最初から月島あいりとアリスのリボンを手に入れることと式神クロスを倒すことだがな。お返ししよう。今日はこの辺で。挑戦状をまた貴殿らに出そう。さらばだ」


そう言い残してクロードはテレポートしながら消えた。アイオーンはアイレーンに駆け寄る。


アイオーン「アイレーン・・・大丈夫か?」
アイレーン「兄上・・・!ありがとうなのだ・・・!」


すると、アイレーンはクルークの姿を見る。アイレーンは聞く。


アイレーン「お前・・・名前は?」
クルーク「?ク、クルーク」
アイレーン「クルーク・・・素敵な名だな。これから食べに行かないか?」
クルーク「いえ、結構ボクも暇じゃないんで」
アイレーン「そうとも言わず・・・おや、冷たい手なのだ」


すると、その手の正体は人体模型だった!アイレーンはこれに驚き、ペイペインは怒る。


ペイペイン「あの男、ゼオ以上に最悪ですね・・・!!」
ハンドレッコ「マスター、気にすることないよ」
アイレーン「・・・私が気に入って・・・私に冷たく接する男・・・そんなの私の周りにはいなかったのだ・・・クルーク・・・v」
ペイペイン&ハンドレッコ「えっ!!?」


クルークを巡る五角関係成立☆






その翌日。スマブラ屋敷ではアイオーンからゼオ達に真相を話した後、クロがいなければいつも通りの平穏な日常を過ごしていた。


ゼオ「まさか、アイレーンがお前の妹だったなんて・・・」
ププル「どうりで似てると思ったよ」
アイオーン「アイレーン、結局はチームクロードの一員ではなかったということだな」


すると、来客があった。BVLだ。


ゼオ「BVL!」
アイレーン「昨日は謝りに来たのだ。私は反省したのだ。もうクルミを引き抜こうとしないのだ」






アイレーン「クルークのためにv(クルークの腕を抱く」
クルーク「!?」
ププル&ゼオ「えっ!!?」






これが引き金にクルークはペイペインやハンドレッコ、下民達に命を狙われることに過ぎなかった・・・。


FIN






「おまけ」ゴスロリマンの弱点


小さくて可愛いもの専用ゴスロリマン(正体はアイオーン)にも弱点があった。それは・・・


ポヨン「いい加減にするポヨ。彼を無理矢理さらってるように見えるポヨ。本当のこと言うポヨ」


ゴスロリマンの弱点:見た目の怪しさ故に捕まってしまう


アイオーン「彼は俺の親友なのだ」
ポヨン「そうなのポヨ?」
ゼオ「そうだったかな・・・」
アイオーン「ゼオ!!!」


そしてまた逃げ出すアイオーンとゼオだった。
ゼオの「アイオーン・・・帰って来たのか・・・何だその格好・・・」のセリフに続く






「後書き」


今回はクロードに纏わる前後編。BVLはそんなに酷い扱いしてないのにアルファは・・・;でも、ノリノリで書くのが楽しかったです。
クルークを巡る五角関係は果たしていつ終着するやら・・・書いていた時に「あれ?こいつ、こんなにモテてたっけ?」ってなりました。クルークはツイッターやピクシブで見る限り、お姉様方を中心にコアなファンが集まって人気なのですが、私は自分の書くクルークやユリカさんのクルークが好きですね。クルークの人気はあやクルのおかげなのかも・・・?






感想OK