二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 開幕合図のブレイクショット(その1) ( No.619 )
- 日時: 2016/08/18 17:44
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
前回でひとまず平穏になりましたが、今回からは長編。まずは空のお話。優しすぎるのも罪なんです。
空ファンの女子A「空先輩、差し入れですv(手作り弁当を他の女子達の手作り弁当と一緒に渡す」
空ファンの女子B「デザートもあるんでもらって下さいv」
空ファンの女子C「今度の剣道部での試合、頑張って下さい!」
空「ありがとう。嬉しいよ」
空は今日も彼女のファンの女子達から差し入れの手作り弁当をもらっていた。空は可愛いが男勝りで正義感が強くて女子には優しいため、男子よりも女子の方に大人気だった。その証拠にファンの女子達の手作り弁当に細かいところまで気合いが入っている。その夜、スマブラ屋敷では空達も加えて食堂で食べていた。空は・・・
空「悶怒、私、ダイエットしてるからおいとまするよ」
悶怒「また太ったんですか?」
空「うん、また食べ過ぎでさー。じゃ」
ロム「・・・?(空の奴、全く問題ないぐらいの痩せ型じゃねーのか?」
・・・ちなみに昼食べた弁当のうちの残りの弁当の行方は・・・
空「いただきまーすv」
空の夕ご飯として食べるのだ☆
勇飛「悶怒、また騙すなんて悪いやっちゃなー、お前も」
空「私は女の子達には優しくしたいだけだもん!」
樹「空って、女子には優しいけど、僕達男子にはやり過ぎない程度に少し厳しいよねー・・・」
琴「空って、女の子にはモテるよね。ツイッターでもフォロワーさんの大半が女の子だし」
太陽「まあ、女子には告白以外は断れないのが空だよな☆」
空「そうかもっ。あははっ」
すると、その現場をロムが睨みながら隙間から覗いていた。シュウを椅子にして。
シュウ「ロム!怒るのは分かるが、後で服のクリーニング代出せよ!!?」
ロム「言われなくてもそのつもりだ」
その翌日、R☆Sオケとのだめがコンサートを開いていた。そのコンサートが大成功した時、楽屋では空達とSB69組と聖獣拳士達に迎え入れられた。
空「お疲れー!」
のだめ「ありがとうございマス。ビャッコ君もチェロ頑張ってマスカ?」
ビャッコ「うん!週3回は空先生のところでレッスンして、他には自主練してる!」
千秋「コンサートが終わった後にカラオケに行かないか?俺が貸し切ったから。セイリュウ君達も一緒に」
セイリュウ「構わんが」
そしてカラオケ。空達は上手く歌い切っていた。ネタ曲も出てきたりして聖獣拳士達は初めてのカラオケに戸惑ったが、何とかは馴染むことができた。夏美は盛り上げ役に徹することにしていたのだが・・・
キリン「夏美ちゃんだけ歌ってない?」
夏美「あ・・・私は盛り上げ役に徹することにしようかと思って・・・」
キリン「そーいうのはなしね!何か入れて!」
夏美「えっ;(私、歌うのは素人なのよ!(←歌うと場を和ませることを知らない人」
キリン「まだー?!ハイハイ、キリンさん、いいのが思いついた!これならいけるでしょー?」
BGM:メルト
萌「ああ、定番よね!」
シアン「誰にゃん?入れたの」
夏美「・・・っ」
キリン「夏美ちゃんでーすっ。拍手ーっ」
場の盛り上げに夏美はさらにど緊張していた。実はこの曲はサビしか知らないのだ。夏美は緊張のあまり歌えなかった。
スザク「・・・あれ?」
ゲンブ「歌わない、デスカ?」
チュチュ「ちょっとキリン、無理に勧めたでしょ!」
キリン「えっ;だってー;」
のだめ「じゃあ」
すると、のだめが悪気もなくこんなことを言い出した!
のだめ「セイリュウ君が続き歌って下サイ!空ちゃんと一緒に」
空「え。私?」
セイリュウ「は・・・!?なぜっ;」
のだめ「えっ?セイリュウ君、普段は怖そうなのに、空ちゃんには優しくて言うことを聞きマスカラ・・・えっ?」
セイリュウ「・・・(カァッ」
セイリュウの秘密に気付かれた時に彼は顔が赤くなる。これに大半の全員が騒ぐ。
薫「・・・えっ!?空ちゃんのこと好きなの!?」
セイリュウ「違う・・・!」
ロージア「どうなの空ちゃーん!」
空「えっ・・・私、そんなつもりじゃ・・・」
セイリュウ「・・・っ」
クロウ「げっ、やべ・・・;」
セイリュウ「・・・だから、違うって言っているだろうが」
すると、セイリュウは逃げ出した。これに戸惑うビャッコは彼の後を追おうとするが、千秋が止める。
千秋「ビャッコ君、俺が行く」
ビャッコ「千秋兄・・・」
一方、カラオケルームでは空と勇飛とセイリュウの三角関係について騒いでいた。ロムがこれにバンと机が割れるくらい叩く。彼は空に言う。
ロム「いい加減にしろよ・・・てめぇ、優しいからって何でも許されると思ってんのか?」
空「だから・・・っ、女の子には優しく、男の子には厳しくが私のモットーだから・・・」
ロム「てめぇは自分を好いてくれる奴の何を見てきたんだ!!!」
空「・・・!」
ロムの怒声に全員が驚く。そう言い放った後にロムは「明日、仕事早いから」とそのカラオケルームから出た。その翌日・・・
ウーノ「おい、聞いたか?空の甘すぎる優しさにロムが怒鳴ったらしいぞ」
ココ「マジか;」
ナナ「ロムにも言い方に非があると思うけど、空の罪のない残酷すぎる優しさにも非があると思うわよねー;」
空の噂にビャッコはただ黙ってうつむいていた。ビャッコは思う。
ビャッコ(セイリュウ兄ちゃん・・・アシアワールドの神様を誰よりも信じてるのに恋をしたのか?それともビャッコ様達に禁じられた「恋」をしないビャッコ様達がおかしいだけなのかな)
一方、セイリュウは自分の気持ちを空に知られて以来、空とは口もきかずにいた。スザクはセイリュウの部屋に入る。
スザク「セイリュウ・・・」
セイリュウ「・・・」
スザク「空さんって、人の気持ちを踏みにじってその気にさせる悪い子ですね・・・」
セイリュウ(ズキン)
スザク「セイリュウ、私達の掟は知ってますよね?「聖なる故に恋をしてはならない」って。だからーーー「それは貴殿の都合だ」クロ・・・」
偶然その場を居合わせたクロが現れ、彼は言う。
クロ(クロード)「いくら信仰されているからって自分達の理想を貴殿らに押し付けるなど馬鹿げている。スザク殿。貴殿が言ったことは悪口と一緒だぞ」
スザク「!!・・・うるさいです、私達は神様に従わなきゃならないんです・・・邪魔する人は殴ります!!」
スザクは叫びとともにクロを殴ろうとする。クロは静かに目を瞑るが、バキッと殴られたのはクロの後ろの壁だった。スザクは言う。
スザク「・・・じゃあ、何を・・・じゃあ、どうすればよかったんですか!!!私達は絶対に抗えない運命を背負わなきゃ行けなかったんですよ!!クソォォォォォー!!!何で私達なんですか!!!何で・・・!!!」
スザクの涙をビャッコは隠れて見ていた。これによりビャッコも自分が今まで信じてきたものに対して思い悩むことになる・・・。
今回からは長編
- 開幕合図のブレイクショット(その2) ( No.620 )
- 日時: 2016/08/18 17:47
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
一方、渦中の空はセイリュウに悪気はなかったとはいえあんな態度を思い悩んでいた。ロムに怒鳴られて自分がしてきたことを思い出す。
空「・・・違う・・・(私が不老不死だってことみんなには隠したいから、「仲間のため」と自分に言い訳して、言わなくても、私自身が嫌われてしまっただけなんだ。みんなにも、酷いことをした」
空は顔を上げて走る。彼女はやるべきことを決めた。まずは・・・
空「ロムやセイリュウに謝らなきゃ行けないことがあった・・・!(嫌われても、たとえ私の秘密を知られても胸を張れる私でいたいんだ」
一方、ロムは部屋で領収書の整理をしていた。すると、空がバンと入る。
空「ロム!話があるんだ」
ロム「・・・俺はないから(ふいっ」
空「でも、ちゃんと聞いて!ロムはちゃんと怒ってくれたのに(リデルだって強くなろうとしているのに。私だけが前に踏み出すのが怖くて逃げて優しさで傷つけるみたいにして)大事なやるべきことまで、どうでもいいことにしちゃった・・・今更だけど・・・ごめんなさい・・・!私、何だかんだ言って結局、みんなの優しさに甘えてた・・・!だけど、もうそんなのは絶対に止めるから・・・!」
ロム「おせぇよ」
すると、ロムは空の方に振り向き、優しげにため息吐きながら言う。
ロム「今までのことちゃんと反省してるって伝わった。だがな、今は仲間のためだけじゃなくて、自分がちゃんと伝えたいことを隠したりせずに自分のためにもちゃんと伝え。まあ、空なら大丈夫だろ」
ロムはそう言って立ち去った。これに空はコクリと頷き、次にセイリュウのところに行こうとする。セイリュウを探しに走っていると、やっとセイリュウを見つけた。
空「セイリュウ!」
セイリュウ「・・・!空!」
空「私っ、あのねっ」
すると・・・
セイリュウはどこかに転移された・・・。
空「セイリュウ・・・?」
夏美「ちょっと!キリンちゃん達もいないわよ!」
空「!!!まさか・・・!!」
セイリュウ「・・・うーん・・・」
すると、聖獣拳士達全員は見慣れた場所で目を覚ました。そこはアシアワールド。セイリュウ達は帰って来れたのだ。
ゲンブ「ここは・・・」
スザク「帰って来れたんですか・・・」
アシアワールドの住人「皆様!お帰りになられたんですね!ささっ、セイリュウ様、今夜がであなたの人身御供として神様に捧げられる儀式です。他のみなさんがお待ちしてますよ」
セイリュウ「・・・ああ・・・」
一方、チェリーワールドではクロはようやく「あの組織」を他のチームクロードと一緒に止めると決意した。
クロードからのあの組織へのLINE:貴様らの横暴な態度に他のチームクロードと一緒に腹が立った。やめさせてもらう
これを「あの組織」のボスにLINEで伝えた後、クロは今度はあいりにLINEを送る。あいりはクロからのLINEの着信に気付いた。そのLINEの内容は・・・
とある場所。「あの組織」のボスはクロードからのLINEを見てそしてスマホの画面を閉じる。彼は幹部全員にこう命令した。
???「チームクロードが抜けるのを止めると言うまでアシアワールドの人間を消せ」
???2&???3&???4「はっ」
続く
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