二次創作小説(映像)※倉庫ログ

そして約束の言葉を交わしましょう(その1) ( No.629 )
日時: 2016/08/19 17:59
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回はセイリュウ君達がアシアワールドに帰る数時間前のお話。自分達によって無理難題すぎる調査で魔界に向かったヤイバとレトリーは・・・!?






セイリュウ達がアシアワールドに帰る数時間前・・・


レトリー「何でボク達がこんな目に・・・OTL」
ヤイバ「故に・・・OTL」


レトリーとヤイバはギガディスやクリオラ、サタンとは別の魔界のセイリラ帝国のハトダイに森にある怪盗の宝石の樹の調査に向かっていた。しかし、その樹に入るにはあるパスワードが必要だった。セヴィリオもこれが原因で入ることさえできなかったのだ・・・。


レトリー「しかも、不真面目な行動をしたら腕を締め付けられるブレスレットも付けられたし・・・;」
ヤイバ「故にガラテアの所詮発明だと見くびっていた・・・;」
レトリー「とにかく!今はパスワードを入力して入れよう!」
ヤイバ「故に!」


レトリーとヤイバは無闇にパスワードを入力するが、ある男が声をかけた。


???「やあ、キミ達」
レトリー「?誰?」
???「あの樹のパスワードを知りたいだろう?」
ヤイバ「故にそれがどうした」
???「教えてやろう。パスワードのヒントは自分の一番大事な人の誕生日だ!」
レトリー&ヤイバ「えっ!!?」
???「後は考えな。あ、俺は魔界のホストクラブの男性ホステス、バレルだ。できたら礼はちゃんと言え。じゃあな」


バレルはその場から離れていく。レトリーは戸惑う。


レトリー「・・・クロードの一番大切な人の誕生日・・・?」
ヤイバ「とにかく、故に知ってる奴から入力するぞ!」


レトリーとヤイバはゲームキャラからの誕生日を入力するが、なかなか認証ができない。続いてメインオリキャラの誕生日も入力するが、それも認証できていない。


ヤイバ「故にいいいいいー!!!」
レトリー「ボク達が知ってる誕生日・・・!ヤイバ、エマちゃんの誕生日ならできるんじゃない!?」
ヤイバ「故になぜそこでエマが出てくるのだ?」
レトリー「いいから!」


ヤイバとレトリーはエマの誕生日を入力する。すると、やっと認証できた。そのパスワードの内容は・・・






0928






そう、エマの誕生日である9月28日・・・!






レトリー「やったぁ!!!」
ヤイバ「しかし、故に中は相当な宝ばかりだな」


レトリーとヤイバが中に入ると、相当な値打ちである宝の山ばかりだった。すると、一番の宝箱を見つけた。


レトリー「?一番の宝?」
ヤイバ「故に!開けてみるぞ!」


ヤイバとレトリーがその宝を開けると、数枚の写真とある書。ヤイバとレトリーが開いて見ると、そこには・・・


「今から2年前、ミルキーウェイ帝国の第九王女であるエマ=ミルキーが怪盗であるクロードに誘拐された。現在捜索中」


ヤイバ「エマ・・・?」
レトリー「ヤイバ!これ、見て!」


すると、レトリーが持っていたのは王女のような姿で髪も伸びていたエマの写真だった・・・!ヤイバはこれにある確信をする。


ヤイバ「故にじゃあ、エマは・・・!!」
レトリー「うん!」
ヤイバ「すぐに故に探しに行くぞ!」


ヤイバとレトリーは調査書を書いた後にクロードを探す中、すると、バレルに遭遇した。


バレル「おっ。よう、犬っ娘ちゃんに狐君!」
レトリー「バレルさん!さっきはありがとうございました!」
ヤイバ「故にお主は拙者の心の友だ!」
バレル「いやいや、ところで、キミ達、あの怪盗クロードを探してるんだろう?俺、人間界を映す水鏡で偶然見たんだ」
ヤイバ「故にホントか!?」
バレル「ああ。渋谷の郊外の公園にいるぜ」
レトリー「分かりました!ありがとうございます!今すぐ向かいます!」


ヤイバとレトリーは走る。一方、あいりはクロからのLINEを見てツーストとクロスと一緒に渋谷の公園に向かっていた。理由はクロからのあるLINEだった。


クロからのLINE:ニセクロードの正体を突き止めた。ツースト殿とクロス殿と一緒に渋谷の公園に来い


その内容に従い、三人はクロとエマのところに行く。あいりはクロに聞く。


あいり「クロ。ニセクロードの正体は何ですの?」
クロス「!」
ツースト「えっ!?」
エマ「?」
クロ(クロード)「・・・それは・・・」
???「故にそやつはミルキーウェイ帝国のエマ王女を誘拐した怪盗だ!」
あいり「ヤイバ、レトリー!?」
クロ(クロード)「!?」


すると、ヤイバとレトリーが割って出てきた。レトリーはエマを自分の後ろに隠れさせて、ヤイバは言う。


ヤイバ「怪盗クロード、お主をミルキーウェイ帝国の王女誘拐で逮捕する!」
エマ「お兄ちゃん・・・!?」
レトリー「もう大丈夫だからね」
クロ(クロード)「・・・」


ヤイバが手錠を持ってクロを逮捕しようとするが・・・






ツースト「違う!!!」
大半の全員「!!?」






ツースト「確かにクロードはウザくてワガママで人の女にちょっかい出す怪盗だ!だけど・・・子供を誘拐なんてする奴じゃない!」
クロス「ツースト・・・」
ツースト「クロスもだ!あいりからクロードとお前のことを聞いたぞ!いつも一言済ませて、子供扱いするんだからな!もっと色々言えばいいじゃねーか!俺にどうしてほしいとか、不満とか・・・言えよ。ずっと黙っていられるの傷つくんだからな!」


ツーストの本音にクロスは・・・


クロス「言いたくないんだよ!!」
全員「!!?」
クロス「式神のカッコ悪い姿なんてない、子供のお前には見せたくないんだよ!・・・分かれよ、なのにお前、私の悪いところ見ても私をかばうし、私は、他にもう式神らしいところなんて一つも・・・」
ツースト「・・・。クロス・・・?」


すると、ツーストが見たのはクロスの涙だった・・・。クロスは涙をポロポロと流しながら言う。


クロス「・・・分かっている。ちゃんと直すから。・・・早く人と打ち解けるように頑張る。戦いだってもっと強くなれるように頑張る」
ツースト「・・・クロ・・・」
クロス「・・・だから、行くな。ロビンみたいに遠くに行ったりするな」
ツースト「・・・。行くわけねーじゃん・・・」


すると、ツーストは泣きながらクロスの服の裾を掴んだ・・。


ツースト「・・・ごめんな。泣くな」


これにあいり達も泣く中、レトリーはこう聞こえた。
それは、声にならなかったけど、クロスの声、聞こえたよ。


「それでも大事だ、一緒にいたい」


ホントだよ。
クロは涙を拭い、ヤイバに言う。


クロ(クロード)「おい、ヤイバ」
ヤイバ「何だ?」
クロ(クロード)「エマを誘拐したのは私ではない。売られたエマを虐待した人買いだ」
ヤイバ「ゆえっ!?どうしてお主がそこまで・・・」
クロ(クロード)「・・・それは・・・」


すると、ドンと地面が揺れた。それも強く。


あいり「!?地震!?」
クロス「違う!この揺れ方は・・・何者かが時空を無理やりこじ開けて違う世界に入った可能性があるな・・・」
クロ(クロード)「・・・「あいつら」だ!私達チームクロードが抜けるのを止めると言うまでアシアワールドの奴らを殺すつもりだ!」
ツースト「なんだと!!?」
ヤイバ「すぐにアシアワールドに行くぞ!クロード、故にすぐに自分達の仲間を呼ぶのだ!」


一方、空はアシアワールドに行くために何度も方法を試したが、できなかった。彼女は自分の魔力の無力さに泣いた。


空「ビャッコ君・・・セイリュウ・・・」
勇飛「・・・」


すると、王ドラが空の首根っこを持ち上げる。彼は言う。


王ドラ「何してんですか、あなた達も私も行きますよ」
空&勇飛「えっ!!?」


そして渋谷の中心部。そこで人々が集まる中、アシアワールドに行く魔法陣を書いたシェゾは言う。






今回は前回の前日談。そして・・・?

そして約束の言葉を交わしましょう(その2) ( No.630 )
日時: 2016/08/19 18:01
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

シェゾ「・・・そうか。ついにその時がやってきたんだな。じゃあ、お前らをアシアワールドに転送しよう」
空(・・・アシアワールドへ・・・アシアワールドに行って、もう一度・・・!)
シェゾ「アシアワールドには先にきらりさんのPPシーフ団、No@hさんのキャラ達、トクマさんのキャラ達、Ehさんのキャラ達が向かってる。お前達はNo@hさんから送られた罠魔導菓子と救護アイテム一式を持っていけ。じゃあ、魔法陣を・・・」
クルーク「待って!」


すると、クルーク達が前に駆け寄ってきた。クルークは泣きそうになりながら言う。


クルーク「あいり・・・」


思えば、クラウン戦の時に私がルーンロードに操られてたところをクルーク達が助けてくれた。何も言わなくてもちゃんと気にかけてくれた。だから、今度は私達の番。
そしてあいりは約束の言葉を言う。






あいり「行ってきます」






だから、お願い。もし生きて帰って来れたらーーー
そしてチームクロードと空と勇飛、あいりとツーストとクロス、王ドラとヤイバとレトリーはシェゾの魔法陣によりアシアワールドに送還された・・・。






また「ただいま」って、ちゃんと言うから。






続く・・・!






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