二次創作小説(映像)※倉庫ログ

雅楽師バンドのプロデュース(その1) ( No.657 )
日時: 2016/08/24 17:47
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回からはアイオーン様が主役のお話。あのぷよクエの雅楽師グループは可愛いですvちなみに私のところでは雅楽でも楽器を持っていれば、「バンド」と呼びます。






ツースト「やっとロケの仕事が終わったー」


ツーストは長い期間がかかった俳優のロケの仕事が終わり、スマブラ屋敷に来てみたところあいりは製菓学校の自分の意思で行われる居残り練習で少し遅れるとのことでツーストはエルガー組やピアニッシモ組も出演したある音楽番組を見ていた。この音楽番組は新人バンドの登竜門と言われる番組でこの番組に出演したバンドには将来が約束されているが、ツーストはそんなバンドよりも特に目をかけているバンドがあった。そう・・・


司会「さて、次は今超話題の新人雅楽バンド「吟遊月華」ー!!!」
ミヤビ「はーい!私達の舞と演奏と歌声見て下さいね!」


その吟遊月華の実力は和の個性あるバンドというだけで実にクオリティーが高く、みんなが釘付けになるほどだった。ちなみに吟遊月華の正体はぷよクエの副属性の雅楽師シリーズである。吟遊月華はピアニッシモでもエルガーでもファンタジスタでもディーヴァでもBRRでもジューダスでもミラクル☆4やマジカル★4が所属する大手事務所「SSED」でもない中小事務所「リトルモンスター」に所属しており、「リトルモンスター」は人手が少ない割には売れるバンドやタレントが多いのだ。


ツースト「おお、いつにも増していいな。特にシグレはナルカミも上手だが、努力が伝わってくる」
シェゾ「いいなー、あの兄弟」
クロ(クロード)「ミヤビやヤマトもいけるよな」
ツースト「えー?俺はエニシの演奏の方が好きだがなぁ。・・・って、お前らまた人のプライベートを勝手にっ!!!」
シェゾ「いいじゃねーかっ、俺だってこの新人バンドはすごいと思ったからっ!」
クロ(クロード)「ノックしたのに気付かない貴殿が悪い!」


あいり「ちょっと;開けなさいよぉ〜;」


一方、ゼオも吟遊月華のポスターを見ていた。彼は言う。


ゼオ「吟遊月華か。俺達ほどではないが、こいつらは徒然同様の個性があるから好きだな」
阿「!ゼオ殿、某らの音楽を実は好いてたんですか!てっきり、新鮮対象しか見てないかと思ったのに・・・!」
ゼオ「アホ。俺だってお前らの演奏はお師匠さんから言わせるとまだまだだが、すごいと思ってるぞ。・・・まあ、あの吟遊月華の元プロデューサー兼作曲家は女とカケオチで逃げたが(小声」
阿「?今何と言いました?」
ゼオ「何でもない」


その翌日。リトルモンスターの吟遊月華の女性チーフマネージャー兼しつけ役の山軒屋紅葉が吟遊月華が遅れていることに苛立った。吟遊月華含めリトルモンスターの所属バンドやタレントは監視カメラ付きの男女混同寮住まいのため、全員で自主的に着物の着付けに時間がかかっていた。


紅葉「松田ぁ!!新人マネージャーの松田!!」
松田「何すか?紅葉チーフ」
紅葉「吟遊月華はまだか?あの五人中男四人が喧嘩ばかり起こすバカ問題児和バンドは?」
松田「まだですぅ(バンと紅葉にハリセンで叩かれる」
紅葉「ったく、1時間も遅刻だよ!ミヤビはいいとしてあの男四人は問題を起こすスキルは正さないくせに実力と人気だけあるから勘違いしやがって!何様だと思ってやがるんだ!いずれガツンと言ってやる!」
ヤマト「ちーっす、遅れました」
紅葉「聞いてたのかよ!!遅いわ!!(バンとハリセンで吟遊月華の男四人を叩く」
ミヤビ「あの!みんなを叩くなら私もその責任として叩いて下さい!」
紅葉「いや、ミヤビはいいんだよ。女の子だから・・・(ったくもう、あのバカプロデューサー兼作曲家が女と駆け落ちしたせいで吟遊月華は頭抱えた状態だ!」


血の気の多い短気な性格で男や問題児には厳しいが、女子と子供には優しく接し、こんな態度だがちゃんと吟遊月華の才能や努力を評価している紅葉は彼らの新しいプロデューサー兼作曲家が見つからないことに悩んでいた。そして公園で来週のゲリラライブのリハーサルが行われる中、すると、ある人物が聞こえた。アイオーンだ。


アイオーン「!?(あれは・・・吟遊月華?すごい・・・確か、プロデューサー兼作曲家が駆け落ちとやらで逃げたと言っていたな。彼らの曲は和の音色を生かしてもっとこんな感じに・・・特にあのシグレは音色は澄んでいるからもっとこうして・・・」


気付いたらアイオーンは和楽器用にそれぞれのパートに曲を起こしていた。しかも自分では気付かずに。気付いたらゲリラライブのリハーサルは終わっていた。気付いたアイオーンは思わず隠れる。


アイオーン(終わった!?とにかくシグレに会わなくては!流石に曲を受け取ってもらえるとは思わんが・・・)


アイオーンは気配の無さを生かして見事シグレの近くに接近することに成功する。二頭身姿で証明台の上に乗りながら。


アイオーン(ここなら見つからんが・・・)
ナルカミ「シグレ!どうしてすぐに卑屈になるんですか!」
アイオーン「!?」
シグレ「仕方・・・ないだろう。俺の演奏は元々兄貴の引き立て役なんだ。俺に人気があるなんて・・・思えん」
ナルカミ「そんなことありませんよ!あなたが好きな女の子だっていますし・・・!」


すると、アイオーンの手がつるっと滑り落ちる!


アイオーン「ヴ」


すると、アイオーンが舞台に落ちた!これにナルカミとシグレは驚く。そこにエニシ達やスタッフ達も駆けつけた。


エニシ「二人ともどうした!?」
シグレ「こいつ・・・シンガンクリムゾンズのギタリストのアイオーンだ」
ミヤビ「えっ!?」
ナルカミ「偵察・・・というわけじゃありませんね」
紅葉「偶然聞いただけかもしれんな。BRRに事情を話して病院に・・・」


すると、紅葉がアイオーンの書いた和楽器用の楽譜を見て驚く!エニシが聞く。


エニシ「どうしたんだ?」
紅葉「これを見ろ!こいつ、シンガンやBRRから引き抜かなくてもお前らのプロデューサー兼作曲家として行けるぞ!」
エニシ「どれ・・・」


すると、エニシもアイオーンの楽譜を見て驚く。すると、アイオーンがパチッと目を覚まし、起き上がった!


アイオーン「あ・・・あの・・・」
紅葉「うちの吟遊月華のために書いてくれたんだろう?お前の目的は偵察じゃなさそうだし、シンガンやBRRからの引き抜きもしない。それだけは約束する」
アイオーン「あ・・・ありがと・・・」
紅葉「その代わり」






紅葉「今からお前は吟遊月華のプロデューサー兼作曲家だ!」
アイオーン「ヴ!!?」






紅葉は任命した理由をアイオーンの音楽の才能だけでなく、アイオーンが乗っていて一緒に落ちた時に壊してしまった照明だ。


紅葉「お前はこの高かった照明を壊してしまった。ーーーつまり、お前はその壊した照明の分吟遊月華の曲を書いたりプロデュースすることになってしまったのだ」
アイオーン「ヴー!!!ヴ、ロム、ヴ、裏切り(訳:神のシンガンのリーダーのロムに裏切りと思われるのに」
紅葉「大丈夫だ。BRRの社長にはロムには内密で話すし、何よりバレてしまってもアイオーンが照明を壊した分だけ働くことってなればいい。明後日にリトルモンスターに来い。じゃあな」


アイオーンは照明を壊した分シンガンからの引き抜きはされない代わりに吟遊月華の曲をプロデュースすることになってしまった・・・。






今回はアイオーン様が主役のお話の序章。

雅楽師バンドのプロデュース(その2) ( No.658 )
日時: 2016/08/24 17:51
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

アイオーン「ゼェェェェェオォォォォォ、しょぉぉぉぉぉどぉぉぉぉぉぶぅぅぅぅぅつぅぅぅぅぅ、ヤァァァァァイィィィィィバァァァァァ。こっ、この神、リトルモンスターの照明をぉぉぉぉぉ(号泣」
クロウ「おっ、おいっ、アイオーン、どうした!?」
ヤイバ「レジェンド・オブ・ガチ泣きではないか;」
ゼオ「うわっ、泣き顔汚っ」
クロウ「こらっ!!」
ヤイバ「アイオーン、故に詳しく話してみろ」


アイオーンはヤイバのハンカチで涙を拭いながら詳しく話す。これにクロウは言う。


クロウ「お前、ラッキーじゃん!最悪引き抜きかうちの事務所に壊した照明の賠償金払えとか言われるんじゃなくて、吟遊月華の曲をプロデュースするなんて!ヘタレオンはそれだけ才能が認められてるんだよ」
アイオーン「いや・・・壊した照明の分働かなくてはリトルモンスターがヤバイってことになるんだろうがな」
ゼオ「稼げるということは見込まれてるんだ。つまり、認められてるってことだよ」
ヤイバ「故に。あの敏腕チーフマネージャーのことだ。このプロデュースが成功しなければ、シンガンクリムゾンズはさらに有名にはならんし、シンガンを有名にしたければそれしか道はない」
クロウ「わかった。ロムには嫌いな裏切りだと思われるから内密にしとくよ。一応大先輩にも聞いてみたらどうだ?」
アイオーン「ヴ!」


アイオーンは大先輩の芸能人に聞くことにした。


「大先輩アイドルグループのリーダー:Uさん」


U「は?お前はまだ新人バンドのギタリストなのに吟遊月華のプロデュースとはかなりラッキーだぞ。私なんかもっとプロデュースしているアイドル、いっぱいいるぞ。貴重な経験になるから、この際吟遊月華と仲良くして・・・」
アイオーン(世界のアイドルのリーダー、半端ないな・・・;)


「大先輩アイドルグループの2番手:2さん」


2「えええええー!!?嘘おおおおおー!!?ホントかー!!?お前、俺の色紙を貸すから吟遊月華にサインもらってこい!もちろん俺のシール貼るから!」
アイオーン(先輩のくせにどこでこんな需要があるのだ)←酷


「大先輩ヴィジュアル系バンド:H(正しくはY)さん」


Y「お前、やっぱり私が見込んだ通りだ。お前はいつかどこかのバンドをプロデュースするだろうと目をかけてたんだ。とりあえずお前はシンガンの活動をしながら吟遊月華の曲のプロデューサーをやれ。それがどちらのバンドに対して誠実ではないか?だが、ロムに通じる恐れがあるシュウ☆ゾーだけ聞くのだけはやめろ」
アイオーン「ありがたきお言葉・・・!(ジーン」


アイオーンは屋敷内を歩く。いろんな意見を参考にしたが、プロデューサーとしての服装に悩んでいた。


アイオーン(こんな擬人化した状態ではな・・・)
クルーク「アイオーン!」
アイオーン「クルーク!」


アイオーンはクルークに呼び出され、あるものを渡される。クルークは言う。


クルーク「これは「メイプルローズ」。ゼオが作った魔法薬だ。変な感じがするけど、我慢して」


アイオーンがその薬を飲むと、すると光る!光が弱まった後、アイオーンはライオンの耳も尻尾もない普通の超絶イケメンに変身した。


クルーク「それ、自分の意思で姿を変えることもできるから。じゃあ、ボクが衣装を選ぶから着替えて」


アイオーンは少し戸惑いながらも衣装を選ぶ。どの衣装も似合うが、何か本人と分からないイメージにならなかった。


クルーク「うーん・・・こうなれば、衣装のスペシャリストを呼ぼう(電話する」
空「私を呼んだかね!(クルークからの電話を聞いてバーンとドアを開ける」
クルーク「呼んだよ!空、頼みがあるんだけど、アイオーンを本人と分からないようにやって!」
空「えっ、いいの?」
クルーク「いいんだよ!アイオーンだって、ロムに殺されないためにもそれがいいだろう?」
アイオーン「ヴ・・・」


そしてその翌日。アイオーンは青髪のショートヘアのウィッグで白い王子の衣装を身に纏いながらリトルモンスターの事務所の前で気合いに自分の頬を叩く。


アイオーン(よし!)


しかし、彼は知らなかった。吟遊月華の抱えた問題にプロデューサーとしてのアイオーンが立ち向かってならなくてはならないことを・・・。


FIN






「後書き」


今回からはアイオーン様が主役のお話。アイオーン様は決してシンガンやBRRをやめないけども違う事務所であろうと照明を壊した分シンガンクリムゾンズがさらに有名になるために吟遊月華の曲のプロデューサーをさせることを吟遊月華のチーフマネージャーの紅葉姉貴は考えたのだろうなと思います。
紅葉姉貴はあんな態度ですが、本来は弱いものには優しく強いものには立ち向かう勇気ある女性です。紅葉姉貴はゲスじゃありません。紅葉姉貴はああ見えても吟遊月華の才能や努力を認めてまーす。
ちなみに私が好きなぷよクエ雅楽師はナルカミとシグレの兄弟。この兄弟はセリフやキャラクター紹介を見る限り共感できる兄弟です。私もシグレの辛さに泣いちゃいました(´;ω;`)






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