二次創作小説(映像)※倉庫ログ

東谷小雪と忍者双子(その1) ( No.769 )
日時: 2016/09/20 04:32
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回は小雪ちゃんが主役の物語。チームクロードの忍者双子が珍しくメインに。動画の第19話を更新しました!






東谷小雪ーーー。幼少により忍道を身につけた「現代に生きる忍者」である。


しかし、今は浮き世に身を置き、「普通道」を習得すべく日々を過ごすーーー。






担任「えー、今日は転入生を紹介する」


吉祥学園の夏美と小雪が所属する2年A組。今日はこのクラスに転入生が来たようだ。


担任「喜べ!カッコいいイケメン兄弟だ!」
大半のクラス女子全員「きゃあああああーvvv!!!」
夏美「先生、セクハラです;」
小雪「どんな子かな?」
担任「入ってー」


すると、入ってきたのはチームクロードの忍者で彼のある命令で吉祥学園に転入してきた学ランの氷と・・・






今時のセーラー服の格好をした杏だった(爆弾投下&彼(いや、彼女?)はいつも通り)


担任「えっ!!?」






大半のクラス男子全員「うおおおおおーvvv!!!可愛いーvvv!杏様あああああーvvv!!!」
夏美「えっ!?確か、イケメン兄弟って・・・!!」
小雪「・・・!」
杏「私、田舎から来た東雲杏、14歳ですんv立派じゃないけど、男の娘ですv」
氷「東雲氷。杏兄さんの双子の弟です。よろしく」


東雲双子の美形さに大半の人達がわあわあと黄色い歓声を上げる中、小雪が立ち上がって言う。


小雪「杏!?」
杏「小雪!?」
夏美「ええーっ!!?」
小雪「氷!?」
氷「小雪!?」
夏美「わけわからんわよ!!」


説明しよう、小雪と東雲双子は小さい頃に忍野村で忍術を学んだ旧友だった(それでドロロとも面識があった)
そして美術の授業の時、油絵の授業で夏美は同じグループである小雪から話を聞く。


夏美「へー。三人って、忍者の里にいた時の幼なじみなんだ・・・」
小雪「はい。行方が分からなくなってましたけど、まさか貴族の忍者をしていたなんて・・・」
杏「でも、氷と一緒ですし、大丈夫ですん」
夏美(でも、初めは心細かったはずよ・・・)
氷「夏美。油絵の絵の具、間違ってるよ」
夏美「こういうことは早く言いなさいよ!!」


杏と氷の成績はテストで学年上から5番以内、実技も良く、そして体育は・・・


体育教師「東雲杏、11秒2、東雲氷、11秒9!すごいぞ、東雲兄弟!100M全国トップに匹敵するタイムだ!」
小雪「負けました・・・;(←11秒10」
夏美「いやいや、十分すごいから、小雪ちゃんも(←11秒19」


四人はすぐに仲良くなった。これをドロロはその光景を微笑ましそうにしていた。


ドロロ「杏殿、氷殿、すごい順応能力でござる。後はチームクロードのことを話すべきかどうか・・・!!?」


すると、ドロロが見たのは・・・






怒りで熱くなっているギロロだった(爆弾投下)






ギロロ「あの忍者兄弟はチームクロードの一員・・・あの兄弟は・・・危険だ・・・!!(走る」
ドロロ「ギロロ殿!!?」


そして帰りのHR。杏は氷から渡された伝言の紙を小雪に、そして小雪から夏美に渡された。夏美はその紙を見る。


「明日の休日、四月は君の嘘の映画、見に行こう」


夏美「・・・ふふっ」


夏美が承諾の紙を書こうとする中、すると、銃声が鳴った。


夏美「!?」


クラス全員がざわめく中、そこにいたのは擬人化の姿で銃を持っているギロロだった!


ギロロ「そこの双子兄弟・・・!「主人」に言われて何をしにここに来たんだ・・・!!どけぇぇぇぇぇー!!!この俺が暴かせてくれるわあああああー!!!」


すると、夏美がギロロの髪を掴んでそして投げ飛ばす!


夏美「出てけっ!!!」


そしてギロロは向こうに投げ飛ばされた・・・。夏美は言う。


夏美「杏ちゃん、氷君、大丈夫!?」
杏「大丈夫ですん」
氷(あれは・・・あのオレンジの悪魔やドロロの友達の・・・)


この後、ギロロはブラッドアンカー号が航海していたところを船長のフレッドに引き上げられて発見された・・・。






王ドラ「ちょっとちょっとー!」


その夜、王ドラはギロロを呼び出して説教していた。理由はギロロを自分が唆したと疑われたからだ。


王ドラ「ギロロさんが吉祥学園に乗り込みに来たせいで私がギロロさんを唆したと疑われたじゃないですかー!いくら、あの兄弟がチームクロードの忍者だからって今は害は・・・「すくっ」ギロロさん?」
ギロロ「・・・そうだな。クロードの屋敷にあの兄弟を殴り込みに行けばいいんだよな」
王ドラ「ギロロさん・・・?」


ギロロはそう言ってその場を去る。そしてその深夜、ギロロはクロードの屋敷の前に立っていた。彼が入ると、そこにはクロードがいた。


クロード「いらしたな、戦場の赤き悪魔殿。こんな時間にいらしたところを悪いが、あの兄弟は齢(よわい)14といえどまだ幼い。お引取りを願いたい」
ギロロ「・・・それは無理な相談だ。貴様は一体何者だ」
クロード「そうか。ならば、はっきり言おう。私は魔界で一番の怪盗であり、影の能力を持っている怪盗だとな。始めよう」


さあ、始めよう。舞踏会という名の戦いをーーー。






王ドラ「うわー;これはヤバいですね;」


王ドラとタママはその様子をスパイセットで見ていた。タママは言う。


タママ「でも、怒りの伍長さんと余裕そうなクロードさんの実力は互角ですよ;でも、クロードさんに敵うなんて・・・」
王ドラ「・・・「怒り」だから危険なんですよ」


つまり、怒りのパワーは強いとも取れる。そして・・・


クロード「マジシャンズ・チョイス!」
ギロロ「砲ガン!」


そして両者に攻撃が走った。その証拠にギロロは砲ガンを壊され、クロードのマントにチリ・・・と破られた。


ギロロ「ふ・・・クロードよ。貴様は只者ではなさそうだな・・・」
クロード「貴殿もあのアサシン同様に只者ではないな。今のは褒め言葉として言おう」


ギロロはビームソードを手に取り、クロードも影の能力で立ち向かう!タママはこれを見て驚く。


タママ「あのクロードさんのマントに傷が付くなんて・・・!」
王ドラ「クロードさんのマントに傷が付いたなんてあいりさんが知ったらどうなるんでしょうねー♪「クロードがどうかしたの?」ブッ!!!夏美さんと小雪さん!!?」
小雪「ここ、クロードさんの屋敷ですよね・・・?」
夏美「・・・何でそこにギロロがいるのよ!人んちに迷惑かけてどうするつもり!!?」
王ドラ「えっ、まさか、あなた達、アシアワールド騒動の時にいてないんじゃ・・・ぎゃふんっ!!!」
夏美「とにかく行くわよ小雪ちゃん!」
小雪「はい!」


王ドラは床にめり込まれた中、一方のギロロはクロードの強さを感じ取っていた。


ギロロ(流石に隙もないし、影の能力を使いこなしている。俺の攻撃が遅いな・・・)
???「ドロロの友達の影を取ればいいのに」
クロード「!杏殿、氷殿!バカ!向こうの部屋にいとけと言っただろう!それにあいり殿の友達に対してそんな発言を・・・!」
氷「「もしも自分が危険な場合」の話だよ、クロード」
杏「二人とも、そんなに睨んじゃいけません!美しい顔ほど怒った顔が美しいものですんv」


すると・・・






夏美「コラァギロロ!!!(バン)仲間とはいえ他所様の家に対して・・・」
夏美&小雪&杏&氷「!?」






小雪「杏、氷・・・!?」
杏「小雪、夏美・・・!?」
クロード(し・・・しまった!)


騒動に駆けつけたロゼが二人に東雲兄弟のことを話して何とかは和解。その翌日、東雲兄弟はいつもの格好をしながら夏美と小雪を待っていた。

東谷小雪と忍者双子(その2) ( No.770 )
日時: 2016/09/20 04:35
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

杏「やっぱり来ないわねん;まだ怒ってらっしゃる〜ん?」
氷「時間に遅れる場合は外国人に多くあるよ」
杏「あなたは感情を殺すのが上手いわねん。忍庁を解体されてなかったら、同年代の忍者の中で一番よん。頭もいいし、もう少し身体が丈夫だったら、最強の忍者になれたのにね」
氷「まだ僕は諦めてないよ」
杏「クロード様に認められる日がいつ来るかしら〜ん?」
氷「ピキッ」
杏「クロード様は鈍いっぽい。クロード様に憧れる存在はいつ気付くかしら〜ん?」
氷「でも、クロードはあいり様のことをエマ様と同様に大事に思ってるし、それは僕が口出すことじゃない」
杏「あなた、やっぱり忍に向いてますん;弟の方が出来がいいとは何とも・・・「杏ちゃん、氷くーん!」


すると、いつもとは違う私服の夏美と小雪が来た。チームクロードの一員であっても夏美と小雪に普通に接してくれたことを東雲兄弟は内心では純粋に喜んだ・・・。






一方、今回の騒動の原因であるギロロは恐怖BOXに閉じ込められていた。そのギロロの叫びが聞こえる・・・;


王ドラ「すまないことをしましたねえ」
タママ「軍曹さんに続き、心にもないことを王ドラさん」


おしまい






「後書き」


今回は小雪ちゃんと東雲兄弟のお話。って、中盤では結局クロードさんとギロロが目立つという;
ちなみに東雲兄弟の口調や性格などのモデルは桜姫華伝の(敵の仲間である。兄弟ではない)舞々と朱里がモデルとなっています。この二人の絡みは好きです。だから、私のオリキャラにもこんなほのぼのとした兄弟関係ができたんじゃないかと。






感想OK