二次創作小説(映像)※倉庫ログ

ラルゴとエチュードと桃ヶ丘 前編 その1 ( No.77 )
日時: 2016/03/24 18:06
名前: 桜 (ID: AZCgnTB7)

cantabile×のだめカンタービレのコラボです!これは読者を欺き続けるジャンルの一つに過ぎませんでした!外伝の一つです!






ゼオ「疲れた〜;」
クルミ(クルーク)「お疲れ;」


とある日のピアニッシモ。ナイトヴァイオリン奪還の任務で疲れが出てきたゼオにププルは休息を進める。


ププル「じゃあ、1回旅行に行った方がいいよ!それなら、休息の一つになるし・・・」
ゼオ「バーカ、黒音符回収の最中にそんなんで休めるか」
ププル「ガーン!!!」
クルミ(クルーク)「あっ、これ、美味しそう」
ゼオ「何がだ?」


クルミはある雑誌のページをゼオに見せる。それはある中華屋のページだった。


クルミ(クルーク)「この中華屋、めちゃくちゃ美味しいだけじゃなく、洋食を掛け合わせた麻婆料理とか喫茶メニューがあるらしいよ。今日は仕事も終わったし、食べに行こうよ!」
ゼオ「めっちゃ興味出てきた!!」
ププル「じゃあ、行こう!その中華屋にある桃ヶ丘へ!」


cantabileは普通電車で桃ヶ丘に行く。桃ヶ丘はここから少し遠いが、夕方までには間に合うだろう。そして桃ヶ丘にたどり着く。


ゼオ「よし!桃ヶ丘にたどり着いたぞー!」
ププル「早速、その中華屋を探すよ!」
クルミ(クルーク)「地図を見れば分かりますが、流石に近道は・・・;」
???「ーーーーーーー(フランス語で「あら、あなた達、“裏軒”に行くの?」と言っている」
クルミ(クルーク)&ププル「!?」
ププル(クルミちゃん、何とかならない!?)
クルミ(クルーク)(ボク、フランス語できるからって、フランス語喋れるとは限らないよ!?)


ププルとクルミがフランス語を喋れる外国人の女性に困惑する中、ゼオが前に出る。


ゼオ「ーーーーーーーー(フランス語で「はい、そうです」と言っている」
ププル&クルミ(クルーク)「!?」
???「ーーーーーーー(フランス語で「あら、あなた、フランス語分かるの?それなら、すぐそこの大きな桃ヶ丘音楽大学というところの裏にあるわよ」と言っている」
ゼオ「ーーーーーーーー(フランス語で「ありがとうございます。その前にこのこんにゃくを食べて下さい」と言い、ほんやくこんにゃくを渡す」
ププル(ほんやくこんにゃく!?)
???「ーーーーーー(フランス語で「一見普通だけど、いただくわ」と言っている)(もぐもぐ)・・・あら、日本語が喋れるわ!?(日本語」
クルミ(クルーク)(良かったー!!!)
???「驚かせてごめんなさいね。私はタチヤーナ・ヴィシニョーワ。ターニャと呼んでね」
ププル「はい。じゃあ、ありがとうございます!」
ターニャ「こちらこそ、あなた達のリーダーのフランス語、達者だったわよー。近いうちにまた会えるといいわね」
クルミ(クルーク)「はい!(あれ?近いうちってどういうことだろう・・・?」


cantabileは中華屋「裏軒」のところに急ぐ。すると、cantabileは中華屋「裏軒」に到着した!


ゼオ「やったー!着いたぞー!」
ププル「幸いにも営業時間だったみたいだね。入ろう!」


cantabileは裏軒に入る。裏軒の主人が出迎えてくれた。


裏軒の主人「いらっしゃい!初めてのお客さん、しかもcantabileだね?」
クルミ(クルーク)「はい、雑誌のページを見て来ました」
裏軒の主人「うちも有名になったね!ご注文は?」
ゼオ「あっ、クラブハウスサンドがある。クラブハウスサンドと麻婆丼特盛り!」
裏軒の主人「はいよ!お客さん、またでかいのが来たね〜!」
ププル「じゃあ、ボクはレバニラ定食ね!」
クルミ(クルーク)「ボクはネギラーメンですね」
裏軒の主人「はいよ!」


すると、裏軒の主人の息子が意気揚々と帰って来た!


裏軒の主人の息子「ただいまー!」
裏軒の主人「おかえりー!」
裏軒の主人の息子「今日も色々と舞台演出や「R☆Sオケ」の勉強になったぜ!ん?」
クルミ(クルーク)(ビクッ)
裏軒の主人の息子「cantabileじゃねーか!やるな、親父!」
裏軒の主人「雑誌で有名になったからかな。小さな記事だけど」
ゼオ「(舞台演出?)なあなあ、それ、どうやってやるんだ?」
裏軒の主人の息子「興味あるのか!これだ!」


裏軒の主人の息子はセットの写真と動画をcantabileに見せる。


裏軒の主人の息子「このセットは金をかけるだけじゃなくて、人が楽しくなるように作ってるんだ!俺は演出家の卵だが、人が楽しめるように凝ってる!」
ゼオ(へー。人が楽しめるように演出してるなんて・・・こいつ、向いてる!)
ププル「すごいですね!ボク達じゃ、なかなかここまでとは・・・」
裏軒の主人の息子「いや、cantabileのIP準決勝の時もPVもすげーぞ!あれ、どうやってやるんだ!?」
クルミ(クルーク)「IPの時は友人に頼んでやっただけですよ」
裏軒の主人の息子「そうだったのか!?かっけーな!あ、俺は裏軒の息子で演出家の卵で「R☆Sオーケストラ」でヴァイオリンをやってる峰龍太郎だ。よろしく!」
ゼオ「よろしく!」
峰パパ「龍!今日はもう遅いし、遠いところから来たなら、泊まってやりな!」
峰「分かった、親父!お前ら、家の電話番号、分かるか!?」
クルミ(クルーク)「ああ、書きます(書いているのはクルークの家の本来の電話番号とは違う電話番号」
ゼオ「スマブラ屋敷というところの電話番号なら」


峰パパが連絡した後はcantabileは裏軒の2階の峰宅の客間に転がり込んでいた。


ゼオ「すげー豪華な客間だな」
ププル「峰さんのお母さん、桃ヶ丘の大地主なんだって;」
クルミ(クルーク)「明日はR☆Sオケも案内してくれるって言うし、今日はもう寝ようよ!」
ゼオ「そうだな。おやすみー」


cantabileは眠りに就く。そして翌日、桃ヶ丘音大のホールでは何やらR☆Sオケが騒いでいた。


萌「わーん!また嫌がらせされたわー!」
薫「せっかく、千秋様ものだめちゃんも黒木君もヨーロッパから帰って来てくれたのにー!」
千秋「嫌がらせの域を越えているな;まあ、犯人はあの財閥しか・・・」
のだめ「千秋センパーイ!」


すると、のだめがホールにやってきた!千秋は気付く。


千秋「どうした、のだめ」
のだめ「何か峰君がすごいグループ連れてきたみたいデスよ!」
真澄「えっ、すごいグループ?」



すると、峰とcantabileがやってきた!


峰「cantabileのみなさんだ!」
ゼオ「ども!」
沙悟浄「うっわ、マジで!!?」
のだめ「ぎゃぴー、すごいデスね!のだめデス、よろしくお願いしマス!」
クルミ(クルーク)「よろしくお願いします!(あれ?のだめって、名前、どこかで聞いたような・・・?あっ!)世界的ピアニストののだめさん!!?」
のだめ「うっきゅっきゅっ」
ププル「って、あっ!こっちはヨーロッパで指揮者として活躍してる千秋真一さん!?」
千秋「よく知ってるね」
ゼオ「あっ、こっちは有名ヴァイオリニストの三木清良とクラシック界の叶姉妹の鈴木萌と薫、有名チェリストの菊池亨とヨーロッパで活躍してる黒木泰則だ」
清良「よろしくね」
萌「やん!こんな可愛い子に覚えてもらえるなんてー!」
薫「今日の一番のいいことだわ!」
菊池「よろしく」
黒木「よろしくね」
クルミ(クルーク)「あっ、ブッフォン国際コンクールの第3位の高橋紀之です!」
高橋「・・・よろしく(あのチビ、美形だけど好みじゃない・・・」
ププル「あっ、新都フィルの打楽器奏者、奥山真澄だ!(かっこいいな・・・」
真澄「あら!cantabileちゃんね!よろしくーv」
ププル(え゛っ!?)


すると、千秋はあることに気付く。


千秋「黒木君、そういえば、あいつは?」
黒木「ああ、すぐ来るって。何か日本語が喋れるようになったから、驚かせたいって」
???「ヤス〜!」
黒木「あっ、来た」


すると、来たのはcantabileが桃ヶ丘で裏軒の道を教えてくれたターニャだった!


千秋「cantabileさん、紹介するよ。留学先のフランスから日本に来たロシア人留学生のターニャだ」
ププル「ターニャあああああー!!?」
ターニャ「あら!あなた達は昨日出会ったcantabileね!ここならまたすぐに再会できると思ったわ!」
のだめ「本当デス!ターニャ、日本語、喋れるようになってます!」
ターニャ「ああ。この可愛い子が何か魔法のようなこんにゃくをくれたのよ!それで喋れるようになっちゃったみたい!」
峰「えっ!?ゼオ、どんなものを使ったんだ!?」
ゼオ「えっと・・・」


ゼオは考えた。魔法やひみつ道具の存在を一般人に無闇に教えるわけには行かないと。そしてゼオはあることを言う!






今回は休憩話という外伝。のだめキャラ初登場!

ラルゴとエチュードと桃ヶ丘 前編 その2 ( No.78 )
日時: 2016/03/24 18:11
名前: 桜 (ID: AZCgnTB7)

ゼオ「手品だ!」
R☆Sオケメンバー全員「えっ?」
ゼオ「俺の手品は大体は成功するんだ。あのこんにゃくもその一つだよ」


それを聞いたR☆Sメンバーはひそひそと話をする。そして千秋はcantabileに言う。


千秋「cantabileさん!キミ達の手品に期待して頼みがあるんだ!」
cantabile「えっ?」


千秋はある頼みの内容を言う。それは・・・


cantabile「桃ヶ丘音大をなくなろうとしてる財閥を懲らしめて欲しい!?」
千秋「ああ。実は最近になってこの桃ヶ丘音大を下らないプロジェクトのために買収しようとしてる成宮財閥がいるんだ。もちろん俺達も含め桃ヶ丘音大の学生や関係者も反対しているが、成宮財閥の社長がことある事に度々俺達やR☆Sオケ、この音大の学生や俺が常任を務める「マルレオケ」や俺の師匠にまで嫌がらせして圧力をかけているらしい。だから、キミ達のその手品で懲らしめて・・・」
ゼオ「一応言うが、それは自分達の問題だろう?人に頼るな」
ププル「ちょっとゼオ!」
清良「おまけに商店街の食べ物も成宮に搾取されてくし・・・」
菊池「可能なら入れるけど、成宮の屋敷、セキュリティーがキツいし・・・;」
ゼオ「搾取されたなら流石に同情するが・・・!」


すると、ゼオは何かを思いつく!


ゼオ「いい方法を思いついたぞ!」
千秋「えっ!?」
ゼオ「ゴニョゴニョ」
峰「えーっ!!?成宮の屋敷に忍び込む!?」
ゼオ「もちろん、俺達だけじゃない。のだめ、千秋、龍太郎、黒木、菊池!お前らも行くんだ」
黒木「えっ!!?」
菊池「・・・何か面白そうだね」
ゼオ「その屋敷に忍び込んで食べ物を奪い返すんだ!」
のだめ「大丈夫デスか・・・;ぎゃぼん・・・;」
ゼオ「大丈夫!手品持ちの俺達がついてる!」
ププル(ちょっとゼオ!それ、泥棒行為何じゃ・・・;)
ゼオ(成宮が搾取したなら、あっちだって泥棒だ。大丈夫、上手くやれるから!)


一方、成宮の屋敷では成宮の娘若葉が両親のところに走っていた。


若葉「お父様ー!お母様ー!」
成宮妻「あら、若葉」
若葉「ねえねえ、チェスして遊びましょ!それから・・・」
成宮「若葉!私達はこれから知り合いの会社の息子の結婚式に行くんだ!」
若葉「ええーっ!!?」


成宮夫妻は知り合いの会社の息子の結婚式に行く。それを悲しそうに見送る若葉に家政婦が言う。


家政婦「さっ、若葉様。私達と遊びましょう」


一方、千秋はある建物の屋上から成宮夫妻が行った様子を伺った。勝機を感じた千秋は報告する。


千秋「おい、行ったぞ!」
のだめ「じゃ、取り返し隊出動デスー!」
全員「おー!」
クルミ(クルーク)「ちょっと待って下さい。その前に渡したいものがあります」


一方、若葉は我が侭ぶりを発揮していた。食事をほっぽって。


若葉「もういやー!!!」
使用人全員「若葉様っ;」
若葉「こんなまずいもの食べれるわけないでしょー!!?一人じゃ美味しくないわよ!!!」


一方、タケコプターで一同は飛んでいた。黒木と菊池は扱い方が分からず、ただ食糧庫の前に落ちた。


黒木&菊池「うわー!!!」
のだめ「うきゅっ(他のメンバーとともに着地)ぎゃぼー、手品で空が飛べるなんて夢みたいデスー」
ププル「きっと、これも手品何ですよ」


すると、銃の音がした。後ろには銃を構えたSP二人がいた!


取り返し隊全員「!!?」
SP1「何者だ!?」
ププル「武器よさらば灯ー!えーい!(そのひみつ道具で銃を撃つ」
SP2「!?」


すると、SP二人の銃はネギに変わった!


SP二人「うわー!!!(逃亡」
ププル「今の内ですよ!」
黒木「うん!」


そしてゼオが魔法で食糧庫の扉を開く呪文を唱える。菊池が言う。


菊池「それも手品なの?」
クルミ(クルーク)「今は黙って下さいっ;」


そして呪文が成功した時、扉が開いた!中にはいっぱいのたくさんの食糧が広がっていた。


のだめ「ぎゃぼーんっ」
峰「すっげー・・・」


若葉「!」


若葉が目撃してゆっくり歩く中、クルミはあるものを出す。


クルミ(クルーク)「うちでのトンカチー」
のだめ「また新しい手品道具デスか?それ、のだめにもやらせて下サイ!」
クルミ(クルーク)「いいですよー。向けられた方に「小さくなれ」か「大きくなれ」を言って下さい」
のだめ「はい!小さくなれー!」


すると、いくつかの食糧が小さくなった!これにのだめは手で摘み、驚く。


のだめ「ぎゃぼー!」
千秋「これはいいな!」
若葉「!?」
のだめ「小さくなれー!小さくなれー!小さくなれー!」
若葉「きゃあー!!!(他の食糧とともに小さくなる」
峰「よし!他の食糧庫もこの調子で行くぜ!」
若葉「きゃあー!!!(峰の足にびっくりして逃げる」


そして数個の食糧庫全部がすっからかんになくなっていた・・・。取り返し隊はタケコプターを使って成宮の屋敷から脱出した・・・。


後編に続く!






感想をお願いします。