二次創作小説(映像)※倉庫ログ

第1話:何も描かれていない絵本の中(その1) ( No.815 )
日時: 2016/10/12 20:32
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
参照: http://www.nicovideo.jp/mylist/53300028

フルートカービィ漫画が(一旦は)完結したので料理対決は一旦お休みしてその記念にクルミちゃんと漫画版の主人公のあの子が主人公のコラボ話。全12話予定。勝手で申し訳ありません;あの子達についてはお手数ですが、これを見て知っていただければ幸いです。






ーーーその風景は何者かの爆発により荒廃したチェリーワールド。そして奪われた人々の「こころ」。
その人物と手を組んでいた二人の悪魔(一人は妖魔)と霊媒師の少女はフードを外し、楽器を演奏する。悪魔の男はドラムを演奏し、妖魔の女はキーボードを演奏し、霊媒師の少女はギターで演奏し歌う。


BGM:SHOT


その少女は間奏中にニヤリと嗤った・・・。






アイオーン「やめろおおおおおー!!!」


そして現在。アイオーンは寝ぼけ眼だったところで目を覚ました。そこに他のシンガンやプラズマジカ、cantabileがいた。


ロム「おい、アイオーン、どうしたんだよ!?」
ヤイバ「お主がそんな叫び声を上げるなんて故に珍しいな」
クロウ「やい、アイオーン!せっかくゼオが今後のライブのプランで相談してんのに寝てたのか!」
ゼオ「・・・(アイオーンに対して無言の圧力」
アイオーン「す、すまない・・・(未来が・・・?」


そう、今度、ゼオがプランを担当するライブである「ルートライブ」をやることになった。このルートライブは出場するバンドのうちの誰かがプランを担当する決まりとなっており、そのプランをゼオが担当することになった。ゼオは言う。


ゼオ「じゃあ、スタートはミラクル☆4で。次はdeuilかな。あいつらも順番はなんでもいいって言ってたし。ラストはアンコールだな。それはシンガンか俺達cantabileかな」
シアン「突然ラストに飛ぶにゃん!?」
ゼオ「こういうのは最初に押さえといて穴埋めというのが基本だ」
チュチュ「なるほどー」
ププル「ゼオは音楽の知識や業界には物怖じしないからねー;」
クルミ(クルーク)(あ。幼い頃の話題)
ゼオ「そりゃあなんてたって俺だもん」
レトリー(うわぁ・・・;チビが;チッ;)
ロム(こいつ・・・できる・・・;)


話し合いの中でようやく大体はまとまり、ゼオはみんな各自で現地解散するよう伝えた。


モア「やっぱり、ゼオはすごいぴゅる〜」
ロム「じゃあ、社長がサイドビジネスでやってるカフェで飯でも食いに・・・(アイオーンがいないことに気付く)え?」
クロウ「なんかcantabileについていったみてーだぜ」
ロム「(ブチッ)あの可愛いもの限定ストーカー野郎!!!」


一方、アイオーンは身を隠してcantabileを付けていた。これにゼオは魔力感知で気付く。


ゼオ「・・・何ついてきてんだ?アイオーン」
アイオーン「ヴッ!?バレたかっ」
ゼオ(バレてないと思ってましたか)
ププル「ゼオ、アイオーンがキミに冷たくされたから謝りに行ってるんだよ」
アイオーン「違う」
クルミ(クルーク)「なんですか?」
アイオーン「・・・未来を予知したのだ。また」
クルミ(クルーク)「またなんですね。ですが、その様子だと悪い未来を見たんじゃ・・・」
ゼオ「ところで、クルミ」


ゼオはクルミにある指摘をする。


ゼオ「その本はなんだ?」
クルミ(クルーク)「あ。フルートカービィっていう絵本なんですけどね、そのスピンオフの絵本に・・・」






クルミ(クルーク)「何も「描かれてなかった」んです」






すると、その絵本がキラリと光る。cantabileとアイオーンはその光に吸い込まれる。


ププル「うわあああああー!!!」
アイオーン「ヴッ!!?」
ゼオ「カービィみたいに吸い込まれるなこれ」
クルミ(クルーク)「うひゃーーーーー!!?」


そして四人は吸い込まれて行った・・・。






クルミがいた場所はプププランドのグリーングリーンズだった。これに全員はひとまず安堵する。


クルミ(クルーク)「プププランドに飛ばされてきたのか・・・みんな、どこ・・・?」


すると、クルミの前に降り立った人物がいた。魔界の神出鬼没の怪盗クロードだ。


クロード「やあ、クルミ殿、お目覚めかな?」
クルミ(クルーク)「クロードさん!!?これは一体!?もしかして、これもあなたが原因じゃ・・・」
クロード「私はちょっとした魔法をかけただけなのだよ。クルミ殿。貴殿はアイオーン殿が予知した未来のチェリーワールドとこの世界を救う勇者様なのだ!!(そう言って立ち去る」
クルミ(クルーク)「ちょっとクロードさん!!?あなた、結局何をしたんですか!!?」


ここからは数分前・・・


???「奏!せっかくプププランドに戻れたからって行き来するのに大変なんだからね!?」
奏「お前の体力がへばってるからだ、響」
響「誰のせいだよ!!?」


一方、紺色のツンツンヘアーの編み込みの少女(よく見れば結構可愛い方に入る)の星川響と赤色の髪で黒縁メガネの美形少年の星の奏は別世界の地球の行き来できる樹でプププランドに来ていた。そう、響が動画のフルートカービィ漫画の実質的な主人公である。響は言う。


響「でも、こうして平和ってことはいいことだね。またトラブルが起きない限り・・・」


チュドーン!チュドチュドチュドーン!


響「何!?」
奏「どっかの来訪者じゃないか?」


クルミ(クルーク)「ちょっとクロードさん!!?あなた、結局何をしたんですか!!?」


響「・・・騒動にはなりたくないし、見に行こう;」


響と奏はその声の主の元に駆けつける。すると、そこにいたのはクロードに行かれて落ち込んでるクルミだった。


クルミ(クルーク)「あ〜・・・;結局クロードに聞けないし、みんなとはぐれるし、もう最悪だよ〜・・・;ボク、なんであの本を開いたんだろ・・・;」


響「・・・報告するよ。目の前にツインテの巻き毛ヘアーのゴスロリの女の子が落ち込んでいる・・・」
奏「見る限り、敵ではなさそうだな。だが、正体は悪魔だったりしたら・・・」
響「ひとまず話しかけてみよう。ちょっと、キミ・・・」


クルミ(クルーク)「!?目の前にツンツンヘアーの編み込みの女の子と黒縁メガネの少年がボクに話しかけている・・・!!?ボクをここに飛ばしたのはあなた達ですか!?」
響「はっ!!?」
奏「響、これはいい機会なのかもしれない。お前の星のフルートでこの子を混乱から覚ますんだ」
響「そうだね;では星のフルートで・・・勝負!」


響は星のフルートで奏の自作曲である天使のフルートを奏でる。クルミは混乱のあまりピアノ(正しくはピアノキーボード)を弾くが、それを星のフルートの音色で跳ね返した。


クルミ(クルーク)「うきゃー!!?跳ね返しですか!くっ・・・;」
響「ねえ、キミもこの世界に飛ばされたんでしょ!?キミは悪魔じゃないよね?」
クルミ(クルーク)「!(この子達もプププランドに飛ばされてたのかな・・・)じゃあ、ボクの仲間を探して下さい。メタナイトさんに会って飛ばされた事情を知りたいんです」
響「えっ?なんで・・・」






響「どうしてキミがメタナイトの名前を知ってるの?」
クルミ(クルーク)「えっ・・・?」






今回はフルートカービィ漫画とのコラボ話。そして・・・!?

第1話:何も描かれていない絵本の中(その2) ( No.816 )
日時: 2016/10/12 18:13
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
参照: http://www.nicovideo.jp/mylist/53300028

ゼオ「おーい、アイオーン!」
ププル「クルミちゃーん」


城内に飛ばされたゼオとププルの二人はクルミとアイオーンを探していた。すると、そこにメタナイトが現れた。


メタナイト「おい、ここで何をしている?」
ププル「あっ!」
ゼオ「メタナイト!メタちゃん、またポップスター関連の事件か!?それなら助太刀するぞ!」
メタナイト「・・・おい」
ゼオ「なんだ?」






メタナイト「なぜ私の名を知っている?」
ゼオ&ププル「えっ・・・?」






ゼオ「そりゃあ知ってるさ。だって、お前はカービィ大好きで擬人化の時の左足にホクロ一つー」
ププル「なんで知ってるの!?」
メタナイト(?)「確かに私はカービィを愛しているが・・・擬人化?そんなものに変身した覚えはないぞ?」
ゼオ「???」
デデデ「メタナイト!侵入者二人が現れたって聞いたが・・・」
エスカルゴン「陛下、何ゲスかこの二人組は?カービィは知らないゲスか?」
カービィ「えっ?」
ププル「カービィ!」
ゼオ「大王!」
カービィ&デデデ「!?」


二人はカービィとデデデに抱きつく。カービィとデデデはこれに戸惑っていた。


ププル「よかったー!」
ゼオ「メタナイト、俺達のこと知らないって言うんだよー!何とか言ってやれ!」
デデデ「えっ!?いや、ワシとお前らは初対面だし・・・」
ププル「平和ボケしてボク達のこと忘れちゃったの?」
カービィ「本当に知らないんだってば!」
ププル「いい加減にしろ(激怒」
デデデ「ヒィッ!!?」
エスカルゴン「無理ゲスよ。だって、カービィと陛下とメタナイトとは・・・」






エスカルゴン「初めて会ったばかりゲス」
ゼオ「えっ?」






クルミ(クルーク)「ええーっ!!?(偶然響と奏とともに居合わせた人」
ププル「あっ、クルミちゃん!」
メタナイト(?)「響、奏。来てたのか」
ゼオ「えっ!?」


こっちのみんなは俺達のことは覚えてないのにこの二人のことは知っている。
ボク達のことは覚えてないのに・・・。
まさか、ボク達は・・・


クルミ(クルーク)「嘘おおおおおー!!!?」
響「えっ!?僕達が何かしたの!?」






アイオーン「ヴ・・・?」


アイオーンが目を覚ましたのはこの世界のプププランドのある家だった。そこに少し違った様子のグリルが気付く。


グリル「あっ、目を覚ました!おーい、チカ!目を覚ましたよー!」
チカ「本当ですか?よかったぁ!あなた、市街地で倒れてたんですよ」
マルク「目を覚ましてよかったのサ;」
マホロア「本当ダヨォ;」


少し違った様子のグリル達がチカと話しているのを見たアイオーンは思う。


アイオーン「(・・・そうか・・・ここは天国か。きっと天国に来たこの神に天使三人とその少女?が看病を・・・)ありがとう・・・マルク、グリル、マホロア」
グリル「はっ!?何でボクちん達の名前を・・・」
チカ「そういえば、タランザさんが自分の魔法のドジを踏ませたことを恨んであなたを・・・」


すると・・・


チカ「えっ?(蜘蛛の魔術で持ち上げられる」
グリル「あーっ!!タランザ!!」
タランザ「チカ、お前はそこのライオン人間を隠匿したのね!?五人まとめて我がセクトニア様の城に連れて行くのねぇ!」


少し違った様子のタランザに少し違った様子の魔法使い三人組含め五人はセクトニアの城に連れて行かれた。一方、デデデ城ではゼオから話を聞いたメタナイト達が驚く。


この世界のデデデ城にいた人達全員「別世界からやってきた!?」
ゼオ「そうなんだよ。だから、アイオーンっていう奴を探して元の世界に戻りたいんだが・・・」
???「確かに来訪者じゃな。その様子からこの世界の者ではないことは分かっとる」
ププル「!?」
奏「サムさん;何か用か?」
サム「もちろん来訪者に会いに☆」
クルミ(クルーク)(広島弁かなー・・・;)


すると、デデデ城のテレビのニュースが流れた。その内容は・・・


アイオーン「小さくて可愛いものはどこじゃあああああー!!!(ミューモン姿で他の四人とともに檻に閉じ込められている」
グリル(?)「ボクちん達まで捕まえてどうするつもりだよ!!?」
マホロア(?)「タスケテー!!!」
マルク(?)「死にたくないのサー!!!」
チカ「ありゃりゃ・・・;」
ゼオ「アイオーン!?」
響「グリル達とチカだ!!」


すると、テレビの内容がパッと変わる。この世界のセクトニアだ。


セクトニア(?)「こやつら、タランザが捕まえたからそこのとこよろしくー」
この世界の人達全員「タランザとセクトニアだ!!」
cantabile(アイオーン達がこの世界のタランザとセクトニアに捕まった!!?)






ーーー第1話・おわりーーー






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