二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 第9話:共鳴のカデンツァ ( No.869 )
- 日時: 2016/10/28 17:59
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
- 参照: http://www.nicovideo.jp/mylist/53300028
今回からはいよいよラストに向けて走り出します。12話とは言っても短いようで実は長いように感じます・・・。
ルートライブまであと1週間、式神専門の武闘大会まであと三日。それぞれ最後まで追い込むべく忙しくなっていた。王ドラとタママが言う。
王ドラ「あー、私までルートライブの成功が緊張しちゃいますねえ」
タママ「王ドラさんは正体を隠して「あ゛?」すみません;」
すると、コンコンとドアのノックが鳴る。二人のドロシアと二人のセクトニア、そしてトーガとシャンソンだ。
王ドラ「みなさん・・・」
タママ「その人、誰ですか?」
トーガ「私はトーガと申す。式神界の長だが・・・」
王ドラ&タママ「式神界!?」
王ドラ「じゃあ、あなたがシャンソンさんの・・・クロスさんの・・・!」
トーガ「父親だ!」
マホロア「トーガ、ズイブン探シタヨォー!!!(いつの間に来た」
ウラマホロア「オマエ、違うヨォー!!!(マホロアを追って来た」
王ドラ「・・・;あなた!今更何しに来たんですか!」
タママ「そうですよ、帰って下さい!」
セクトニア「待ってくれ、せめて話だけでも・・・!」
王ドラ「聞きたくありませんね!」
ウラセクトニア「クロスがダメなら、せめてこの世界の大王に・・・」
タママ「会ってどうするんですか!」
王ドラ「大王かクロスさんに会う前に帰って下さい!」
すると、騒ぎを聞きつけたデデデが事情を知らずに止める。
デデデ「どうしたんだゾイ!?」
王ドラ「大王!向こうに行きなさい!」
トーガ「!?キミなのか!?」
デデデ「こいつは・・・?」
マホロア「カエレ!カエレ!」
マホロア「クロスのオトウサン!」
ウラマホロア「ナンデ言うンダヨォ!!?」
何と、マホロアがバラしてしまいましたwwwすると、デデデが聞く。
デデデ「こいつは・・・」
王ドラ「・・・クロスさんの父親です」
デデデ「えっ!?」
王ドラ「クロスさんを人間界に置き去りにした上に迎えに来なかった人です」
タママ「でも、そんなの関係ないですぅ。クロスさんはボク達の仲間ですから」
トーガ「大王、クロスに会わせて・・・」
デデデ「クロスの名を気安く呼ぶなゾイ!!ワシはお前の今更来た理由も知らんゾイ。クロスの父親なんてもういないゾイ!」
王ドラ「大王、おちつき「うるさいゾイ!!」
デデデ「よくもお前らは何も知らないで軽はずみなことができたもんゾイ・・・クロスのこと本当は邪魔なんだゾイ!!?」
マホロア「ヤット、気付イタのカイ」
ウラマホロア「バカ!!!同じボクなノニ!!」
デデデ「帰れ。ワシはお前らを追い出すように桜に頼み込むゾイ!!(立ち去る」
王ドラ「大王!!!」
デデデが立ち去った後にマホロアは悲しそうに言う。
マホロア「ナンデこうナッタンダイィィィィィー!!?」
王ドラ「お前のせいですよ!!いい加減にしなさいマホロア!!お前は何で全部おちょくるんですか!!」
BGM:レット・イット・ゴー〜ありのままで〜のサビ部分
マホロア(°∀°)←スマホを切る
タママ(裏)「着信音で答えるな!!!」
すると、その騒ぎを響と奏とチカ、cantabileとアイオーン、ウラグリルとウラマルクとウラメタナイトとウラカービィが駆けつけた。アイオーンは珍しくマホロアを叱る。
アイオーン「マホロア!あれだけ大王やクロスには内緒って言っただろう!貴様、いい加減にしろ!」
マホロア「スイマセンデシタ(挑発的に」
響「ちゃんと謝れ!」
すると、サンが事態を聞きつけ駆けつけた。サンはトーガを見つける。
サン「・・・!トーガさん!」
トーガ「!ジェルメイヌ!いや、今はサンだったかな」
サン「400年以上も何してたアルかー!あんたのことみんな探してたアルよ!」
トーガ「・・・すまない」
サン「謝るならクロスや大王に謝ってアル!それで、今は大王は?」
ウラセクトニア「今もう一人のわらわともう一人のドロシアが探しに行ってるぞ」
すると、デデデがドロシアとセクトニアに連れられ、戻ってきた。サンが気付く。
サン「大王・・・」
マホロア「ナンデ帰ッテ来タんダイ?」
ウラマホロア「イインダヨイマは!!黙ッテヨォ!!」
サン「大王、クロスのためって分かるけど、ここは穏便に話し合うアル」
デデデ「話すことなんか何もないゾイ!」
トーガ「大・・・「それと」
すると、デデデは振り向きながら言う。
デデデ「どんなに言ってもお前とクロスが会うのは反対ゾイ。式神界の武闘大会に出場するクロスのプラスにはならんから」
そう言い渡したデデデはその場を後にする。ウラグリルはムカッとしながら言う。
ウラグリル「本っ当この世界の大王、やな感じ!!クロスを捨てたのは悪かったけど、反省してるだろうにっ」
チカ「まあまあ;何も会わせないことをクロスさんのためだと思ってるんじゃないですか?」
響&クルミ(クルーク)「・・・」
一方、ツーストはあいりと喧嘩したこと、そしてあいりと仲直りしたことをクロスに話した。
クロス「・・・そうか。それなら良かった。しかし、クロードの奴、仲直りまでさせるとは・・・「クロードじゃねーよ」
ツースト「あのツンツン編み込みヘアーのガキ(響)のおかげかな。俺を諭した時に手が震えてたはずなのにそんなこと一切感じさせなかった。あれは将来プロになるよ」
クロス(ーーー・・・!!ツーストが、初めて・・・あいり以外に興味を持っている・・・!?)
ツースト「俺、いつかあいつとセッションしてみてーな「莫迦(ばか)者!!!」
クロス「せっかくあいりと仲直りしたのに他の女と浮気するつもりか!!?そんなつもりでお前の式神として仕えたわけではない!!」
ツースト「何怒ってんだよ;こえーな;」
クロス「・・・私は、主人のために戦うのだ・・・」
もう何もできない小童の頃とは違う。私は、主人のために強くなったのだーーー・・・。
ーーー第9話・おわりーーー
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