二次創作小説(映像)※倉庫ログ

第11話:姉よ、この世から解放を(その1) ( No.884 )
日時: 2016/11/02 14:53
名前: 桜 (ID: 3w9Tjbf7)
参照: http://www.nicovideo.jp/mylist/53300028

次回でいよいよ漫画版と小説版のコラボ、最終回です!!感動のラストをお見逃しなく!ちなみに近々続編の動画の予告編をうpしたいと思います。予定は未定ですが。






一方、響はエルマ達にブタのヒヅメのアジトの一つのある場所へと連れてかれた。響はようやく丸いガラスの球体から解放される。


響「きゃあっ!!!」


響が落とされる中、エルマは言う。


エルマ「ママ様、星川響を連れてきました」


エルマに呼ばれてママは姿を現す。ママは響に対して言う。


ママ「初めまして、星川響。私はブタのヒヅメのママだ。「ママ」はあくまで私のコードネームだ」
響「何であんたが僕を連れて来るよう命令した?」
ママ「お前とクルミがクロスが滅ぼすチェリーワールドの未来を変えたからだ。そこで予定は変更した。お前を連れ出せば他の仲間と一緒に絵本の中には帰れなくなる、と」
響「つまり、僕を消せば絵本は本来のストーリーではなくなるということ?」
ママ「当たり。さぁ、お前の星のフルートを渡してもらう」
響「なら、イヤと言ったら?」
ママ「そんなに睨むな。可愛い女ほど怒った顔が美しいものだ。サキュバス、こいつをあるところに連れ出せ。こいつを拷問する」
サキュバス「は〜いv」
響「僕はどんな拷問でも屈しない!!」


サキュバスは響をある場所へと連れ出し、そしてサキュバスだけ戻ってきた。そして拷問が開始された。


響「いやあああああー!!!」


その拷問内容は・・・






SMLのコードネーム「お色気」と同じ内容だった(爆弾投下&つまりクレしん映画のアレ)






ママ「まだ屈しそうにないな・・・流石根性は人一倍だな。別の映像に乗り換えろ」
Dサーバント「はっ」


こんな下らない拷問が続く中、一方、クルミ達は旅立ちからすでに三日が経っていた。何とかゼオやアイオーンが持ってきたグルメテーブルかけで飢えを凌ぐ中、ププルは聞く。


ププル「ね〜、まだアジトには着かないの〜?」
クルミ(クルーク)「アジトの反応は出たのですが、それらしき建物があんまり・・・」
奏「!」


すると、奏は何かを見つける。マンホールの蓋だ。奏はマンホールを開けて、中に入る。


ウラメタナイト「おい、奏!どうした!?」
奏「・・・(来い来い」
ゼオ「そのマンホールの下に何かあるのか?」


ゼオ達も奏に付いてマンホールの下に入っていく。ライトを付けてマンホールの下を歩くと、そこにはブタのヒヅメの構成員がアジトに入っていくのを見た。


ゼオ(そうか!!)
ブタのヒヅメの構成員「サキュバス様も困ったものだなー;マドレーヌを買ってこいなんて・・・「そのマドレーヌ、ぼく達が届けてあげる」え?」


その数分後、縄で縛られたブタのヒヅメの服を元にゼオがデザインを描き、そしてきせかえカメラの中に入れる。そして七人はブタのヒヅメの服装に変身する!


アイオーン「いい感じであるな」
ゼオ「アイオーンのは帽子を被せてあるから大丈夫だろ。ウラカービィとウラメタナイトはお付きの召使と侍女ということにするんだ」
ウラメタナイト「召使か・・・OTL」
ウラカービィ「だから、ブタのヒヅメ特有の侍女服なのかー」
クルミ(クルーク)「いいですか、今からボクの言うことは絶対です。たとえ誰に言われようとも絶対にバレるようなことはしてはいけません」
奏「ああ」


クルミ達はマドレーヌを持ってある場所に走る。すると、さっきの構成員の上司である少佐は言う。


少佐「遅いぞ、貴様ら!すぐサキュバス様が星川響を連れ出している最上階に持っていけ!」
ゼオ(よし。これで響の居場所がわかった。後はエルマ達に遭遇しなければ、これで怖いものなしだ)


一方、最上階で響に下らない拷問しているサキュバスはエルマが姉のエルカを見ている姿に声をかける。


サキュバス「エルマ。アタシはママ様はいい人だとは思えないけれど、あなたの命令ならばアタシは・・・」
Dサーバント「俺も主人であるお前の命令ならばいざという時にはママを殲滅するぜ?」
エルマ「いいの。前を向くなんてめんどくさい。私はお金のため、そしてエルカ姉さんを生き返らせるために、奇跡の力を持っている伝説の楽器の中心部である「イノセンスノイズ」が必要なの」
サキュバス「まあまあ。それにしてもマドレーヌ、遅いわねー・・・様子見に行こうかしら」
Dサーバント「ああ、俺も様子見に行くぞ。エルマは?」
エルマ「行くわ。エルカ姉さん、また来るからね」


三人が最上階を出る中、クルミ達がその後に最上階に入る。そして響を見つける!


クルミ(クルーク)「響さん!」
響「クルミ!」
奏「!?」


すると、七人が見たのは・・・






拷問の映像で身体がタコになっている響だった(爆弾投下)






ウラメタナイト「ギャハハハハハ!!!」
ププル&クルミ(クルーク)「ゲラゲラゲラゲラwww」
奏&ウラカービィ&ゼオ&アイオーン「〜〜〜〜〜!!!(懸命に笑いを堪えている」
響「悪かったな!!僕だってこんな変すぎる拷問、初めてなんだよ!!」
ゼオ「はいはい、今魔法で鍵開けるから待ってろ(?今ちらっと見たが、車椅子の女が何かを問いかけようとしてる・・・?」


ゼオは響が閉じ込められている部屋のドアを魔法で開けようとする。しかし、いくら魔法で開けようとしても魔力が足りなかった。いや、「魔力が足りなかった」のではない。これに気付いたゼオはクルミを呼ぶ!


ゼオ「クルミ!このドア、二人がかりの魔力で鍵をかけてる!手伝え!」
クルミ(クルーク)「えっ!!?はいっ!!」


ゼオとクルミが二人がかりの魔法で開けようとする中、すると、他のブタのヒヅメの構成員に見つかる!


他のブタのヒヅメの構成員「あー!!!あいつら!!」
アイオーン「我らが時間を稼ぐから二人はドアを開けろ!ホーリーアーク、召喚っ・・・!」


他のみんなはゼオとクルミがドアを開ける魔法の詠唱中の時に敵を倒して時間を稼ぐ。すると、この騒ぎをエルマ達が駆けつける。


エルマ「何事!?」
少佐「あっ、エルマ様!」


そしてゼオとクルミはようやく鍵を開け、響のところに駆けつける!そして響を救出した!


響「よかったー!!これで本当に下らない拷問から解放される・・・!(感涙」
ゼオ「あれはなかなかに面白そうな拷問だな」
クルミ(クルーク)「!!」


すると、クルミが見たのは人質に取られている他のみんなだった!エルマは三人を脅す。

第11話:姉よ、この世から解放を(その2) ( No.885 )
日時: 2016/11/02 14:56
名前: 桜 (ID: 3w9Tjbf7)
参照: http://www.nicovideo.jp/mylist/53300028

エルマ「さぁ、ゼオ・ウィグルゥ、星川響、スターフルートか星のフルートを渡してもらいましょうか。さもないとこいつらの命はないわよ」
ププル「渡しちゃダメだよ!!逃げて三人とも!!」
クルミ(クルーク)「一つ聞いていいですか?」
エルマ「何を?」
クルミ(クルーク)「車椅子の女性は誰ですか?」


クルミの問いにエルマはこう答える。


エルマ「この人は私の姉エルカ。船舶事故で亡くなったのよ」
クルミ(クルーク)「!!」
エルマ「でも、赤猫の魔導師様が魂だけをこの世に戻して、そして生き返らせるようにブタのヒヅメのママ様を紹介して下さったの。その方法は「伝説の楽器に宿るイノセンスノイズで願いを叶わせる」。そのイノセンスノイズを奪うためにクロスに目を付けたの。しかし、結局未来は変えてしまったけれど、エルカ姉さんを生き返らせるためならなんでもする」
クルミ(クルーク)「・・・」


すると、クルミは一瞬の沈黙の後にパチンとエルマの頬を叩く!これにエルマは戸惑う。


エルマ「なっ・・・!?」
クルミ(クルーク)「イノセンスノイズは願いは叶っても人は生き返らない!!そんなことして何が楽しいんだよ!!」
Dサーバント「チッ!!このクソガキが!!黙って見やがれ!!(クルミを力ずくで押さえつける」
ゼオ「クルミ!!」
サキュバス「イノセンスノイズは人を生き返らせるってママ様が言っていたわよ〜。まあ、あの人をいい人だとは思わないけど」
響「こんな方法で・・・!」
エルマ「さっ、スターフルートか星のフルートを渡して「そういうことか!!」!?」
???「天羽々斬!」


すると、天羽々斬の斬撃が人質にされた他のみんなを解放した。そしてマント姿の男が飛び立つ!その正体は・・・


クロード「怪盗チームクロード、参上!」
クロス「クロス、見参した!」
ゼオ「クロード、クロス!」
クロス「全く無茶しおって」
ププル「助けてくれてありがとう!」
エルマ「待ちなさい」


すると、エルマが立ちはだかる。


エルマ「言ったわよね?エルカ姉さんを生き返らせるためなら私はなんでもするって」
クロード「・・・(キッ)貴様ら、バカではないのか!?」






クロード「ママや赤猫の連れた魔導師がイノセンスノイズは人を生き返らせるなんて嘘に決まってるではないか」
エルマ「!!?」






クロード「あいつらの目的はイノセンスノイズを使って、世界を破滅に導くこと。用が済んだら貴様らとエルカ殿は殺されるはずだ」
エルマ「!!!」
クロス「つまり、赤猫の魔導師は知らんが、お前達が仕えているママはお前達と私達の敵なんだ!」


クロードやクロスから突き刺された真実にエルマは何かに気付く。


エルマ「ママ・・・様は・・・何か・・・知っているの・・・エルカ姉さんは・・・私のエルカ姉さんは・・・?」
???「あーあ」
全員「!?」


すると、誰かが現れた!真実を知らされたママだ。


ママ「ぶち壊しだもう。これは戦い用として必要だなぁ」


そしてママはある魔法を解き、エルカが戦いの人形みたいに蘇る!エルマは聞く。


エルマ「どうして・・・こんなことを・・・」
ママ「「どうして」?私は新生ブタのヒヅメが作られる前のブタのヒヅメのアジトで敗れたあの女ともう一度闘(や)りたいんだ。そのために正直お前達を利用したんだ・・・」
エルマ「そう・・・あなたは本当に悪魔なのね・・・」






エルマ「私達もずっとあなたと闘りたかった!!!」






そして最終決戦が始まる・・・!次回、最終回!






ーーー第11話・おわりーーー






感想は最終回上げるまでまだ