二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 病弱のヴァイオリニスト その1 ( No.99 )
- 日時: 2016/03/30 17:54
- 名前: 桜 (ID: wIAOO7NO)
今回は新たな黒音符のターゲットは病弱なヴァイオリニスト。君嘘のかをりちゃん、強くて可愛かったなぁ・・・。
カレン「あなたが・・・アミーの他に黒音符を察知できる人!?」
カレンの問いにシンドバッドはこう答える。
シンドバッド「ああ。霊能力・・・と言うのか、昔からそういう気配には敏感で邪気を感じて行ってみたら偶然そなたに会ったわけだ」
カレン「そっ・・・それって黒音符の居場所が分かるということなの!?」
シンドバッド「みたいだな」
カービィ「おーいっ、カレーン」
すると、飛行能力で飛んでいる四勇者の三人に合流する。シンドバッドはそれに気付く。
シンドバッド「四勇者の三人も来たみたいだな。証拠を見せてやるぞ」
一方、アミーとEhサイドのチョウコウと妖夢は飛行能力や飛行道具を使ってカレン達を探していた。
アミー「もー;カービィ達ってば、どこに行っちゃったんですか?」
チョウコウ「空から探してみたんたけどな;」
妖夢「あっ、あっちです!」
アミー「えっ!?」
シュタタタタ
アミー「?何ですか、この音・・・」
アリス(あいり)「今の男、どこに逃げました?(アミーの頭を掴む」
アミーΣ(III°∀°)
アミー「何でわたしがそんなこと教えなきゃ行けないんですか!?ぷーっ!!」
アリス(あいり)「カービィとカレン達が連れ去られたんですのよ!!」
アミー「えっ、“わたしの”カービィが!?それは大変ですぅ!やーん!」
アリス(あいり)「あのね;」
すると、着地した音がした。これに四人は気付く。一方、着地した場所にメタナイトは見覚えがあった。
メタナイト「王ドラの担当の一つの病院・・・ここに黒音符がいるということか!?」
シンドバッド「私の直感があっていればな。明日にでも確かめに来るといい。すぐに分かるぞ」
ゼオ「ああ」
カレン(何だかすっかり、シンドバッドのペースにはまってるかしら。だけど、逆らえないのはどうしてでしょう)
シンドバッドは一瞬だけアリスの姿を見る。口を隠していて表情は分からないが、フッと笑うように見えた。これにアリスはかあっとなる。そして五人はそのまま向こうに行った・・・。
そしてその翌日の王ドラが担当する病院。四勇者の三人とアミーとカレンは病院内で誰が黒音符に乗り移られているか確かめる。
カービィ「じゃあ、アミーも黒音符の気配を感じたんだね!?」
アミー「はいっ」
カレン「お医者さん?看護婦さん?・・・いや、そもそもあんなGみたいにタフなオレンジダヌキが乗り移られるわけないし;」
メタナイト「確かにな;」
すると、カレンは微かのヴァイオリンの音が聞こえた。カレンはそこに向かう。
カービィ「カレン!?」
四勇者の三人とアミーも追う中、カレンはそのヴァイオリンの音がする方に向かう。カレンはそこに着いた途端、病室には「萩原満月(みつき」という名前があった。
カレン(満月・・・ここにヴァイオリンがあるというの?)
カレンはそのドアをそっと開ける。すると、美しい少女の病室の持ち主である萩原満月が美しいヴァイオリンを弾いていた。
カレン「・・・ねえ」
満月「?」
カレン「あなただったのね」
すると、アミーのアホ毛が満月の中にある黒音符を察知した。カレンはそれに構わずに言う。
カレン「・・・えっと。言ってること分かる?」
満月「・・・分かるよ」
カレン「私はカレン。あなたは?」
満月「アタシは・・・萩原満月」
カレン「ヴァイオリン、上手なのね!一体、どういう指を・・・」
すると、カレンは満月の腕を見て衝撃を覚えた。あまりにも細過ぎる。
カレン(何この腕・・・細過ぎる・・・)
満月「ハハッ。ごめん。筋肉が弱ってく筋ジストロフィーという病気何だ。だから、急に手足が痩せちゃって。ヴァイオリンも長時間、弾けない、し・・・」
すると、満月に発作のような状態が起きた。カービィもカレンも駆け寄る。
カレン「どうしたの!?大丈夫!?」
カービィ「すぐにナースコールを・・・」
満月「平気。こんなの寝てればすぐに治るから・・・だから、今日は悪いけど・・・明日も来ていいから、出て行って・・・」
五人はその病室から出て行った。それを見ていたシンドバッドは言う。
シンドバッド「言った通りだっただろう?四勇者の三人、人形の子供、カレン」
カービィ「・・・うん。彼女の病気も黒音符のせいかもしれない」
カレン「というわけで、カービィがああなったら、止められないわよ」
シンドバッド「止めはしない。その代わり、今後も協力させてくれ」
ゼオ( °_°)☆
メタナイト「(なっ、ななな;)ダメだ!」
シンドバッド「あの赤き吸血鬼一族の末裔もそなたらの護衛を頼まれてるしな」
カレン「う・・・;でも・・・;」
シンドバッド「放っておけないのだ。力になりたい」
カレン「えっ・・・」
シンドバッド「そなたらを守りたい」
すると、カレンがシンドバッドの真剣な表情にときめく。これにカレンは心の中で拒否する。
カレン(わ〜〜〜〜〜っ;私のバカっ;今のは仲間に対する思いよ!)
シンドバッド「私は考古学に通じているし、四勇者の後継者に興味がある」
カービィ「うっ;じゃあ・・・お願いするね(嫌だな・・・シンドバッドの瞳って怖いぐらい綺麗で、嫌って言わせない力がある。心を惑わす幻の宝石みたい・・・」
シンドバッド「交渉、成立だな」
すると、シンドバッドのカービィに触れようとする手を誰かの手が掴む。黒音符を探していたあいりだ。
あいり「この子達に触らないで」
カービィ「カレン!どうしてこんなところ・・・に(何かあいり、怒ってる?」
シンドバッド「キミは確か、月島財閥の・・・」
あいり「月島あいりですわ。気まぐれに女の子誑かすの止めてくれませんか?シンドバッド」
ゼオ「違うぞ。カービィはこいつに誑かされたんじゃなくて・・・」
シンドバッド「赤き吸血鬼の末裔に四勇者達の護衛を頼まれたんだ。ただそれだけだ」
あいり「ユーリが・・・?」
シンドバッド「そうだ。それに」
シンドバッドはあいりにだけ聞こえるよう言う。
シンドバッド「そなた「ら」こそ止めた方がいい。夜遊びは危険だよ」
シンドバッド「行こう」
六人が行く中、あいりはその言葉の真意に気付く。
あいり(知ってる。知ってる。知ってる。無敵の私達月島双子の正体。あいつ、何者何ですの!!!)
一方、カレンはシンドバッドにあいりが生意気な口を叩いたことに謝った。
カレン「シンドバッド、本当にごめんなさいっ;」
シンドバッド「いいぞ」
カービィ「確かにあいりは少し素直じゃないところはあるけど、とても心優しいいい子何だ。でも、カレンはランリがいるから、誑かしちゃダメだよっ」
カービィの言葉にシンドバッドは口を手ぬぐいで隠してあるため、表情はよく見えないが余裕そうな顔をしていた・・・。
シンドバッド「それも今の内・・・だな」
カレン「えっ?」
シンドバッド「いや、何でもない・・・」
謎の人物シンドバッド
- 病弱のヴァイオリニスト その2 ( No.100 )
- 日時: 2016/03/30 17:58
- 名前: 桜 (ID: wIAOO7NO)
そしてその夜。カービィ達はこっそりと病院に忍び込んで、絵画に近づいていた。妖夢は訊く。
妖夢「本当にこっそりとやるんですか?」
アミー「はい。病院で騒ぐと危ないし、今回はこっそりと、ですね」
カレン「・・・」
カービィ達は満月の病室に入る。幸いにも満月は寝ていた。カレンはこう呼びかける。
カレン「待っててね、すぐにカービィ達が黒音符を回収してあげる。そしたらきっと病気も治るわ」
カービィ「コピー能力エンジェル!」
カービィはすぐにコピー能力エンジェルで黒音符がいる絵画に攻撃しようとする。それをアリス団とルミーが見ていた。
ルミー「あああ〜〜〜〜〜っ;またカービィ達が黒音符を回収するぞ〜;」
アリス(あいり)「別にいいですわよ」
ルミー「だったら、何でここに来たんだよっ;」
アリス(あいり)「・・・」
すると、エンジェルカービィの放った矢は・・・何者かによってバラバラに割れた!
全員「!?」
???「これ以上、封印はさせんぞ。四勇者達」
チョウコウ「誰だ!?」
すると、その人物は覆ったローブを取る!
ラーリア「俺はペールノエルの4番目の呪術師、ラーリア」
カービィ「ラーリア・・・?」
ゼオ(確かにランリにそっくりだな;)
ラーリアは満月のことを言う。
ラーリア「四勇者達。その少女はもう長くない」
カービィ&メタナイト&ゼオ&カレン「!!」
ラーリア「だが、今は乗り移っている黒音符のおかげで生きながらえている」
ラーリアはその黒音符を回収された場合を言う。
ラーリア「ーーーつまり、黒音符を回収すれば、その少女の命は危うい」
ラーリア「さあ、四勇者達。それでもあの楽譜の音符回収、できるか?」
続く・・・!
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