二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 自由気ままschool life! ( No.3 )
日時: 2016/02/24 23:47
名前: 夜羽 (ID: zjmgeTG7)

過去のお話


『桜&安華葉編』
【世界一の親友。】


桜「あっ、安華葉ぁー!待ってよぉー!」
安華葉「…早くしてよね」

自転車に乗った安華葉を走って追いかける桜。
この2人は幼稚園からの親友。

桜「もう!安華葉ったらぁ!待ってくれてもいいんじゃないの?!」
安華葉「…そう言いながら追いついてるし、息切れ1つしてないじゃん」
桜「体力には自信あるので!」

自転車と平行に走りながら笑う。
安華葉はため息をする。

桜「ん?どったの安華葉?」
安華葉「……クラス、どんな感じなのかなって…」

あー…、と言ってから涙目になる。

安華葉「ちょっと、泣かないでよ」
桜「だっ、だってぇぇええ…!!」
安華葉「クラスが離れちゃったら、離れたで頑張ろうよ。休み時間には会えるんだからさ」

う"ーう"ー唸りながら頷く。
お昼もあえるから、と言ったのを聞き逃さず喜ぶ。

桜「そうだよね!お昼会えるもんね!
クラスが離れちゃったとしても、お昼一緒に食べようね!」
安華葉「…勿論」

桜は前期試験で合格。
安華葉は後期試験で合格した。

桜は受かるか受からないかギリギリの成績だったため、後期ではなく前期を受けた。
桜の両親は、「無理だからやめておきなさい」と、言われたが、頑なに拒否し前期を受け、合格。

安華葉は担任に、落ち着いて受ければ絶対受かると言われ、落ち着いて後期を受け合格した。

安華葉「桜が受かって安心した」
桜「えへへ、頑張ったよ私ー♪」

駐輪場に着き、自転車を置いてから玄関前の掲示板を見た。

桜「えーっと、私は…」
安華葉「………」ジーッ

安華葉は1組、桜は2組だった。

桜「……う"ー!」
安華葉「…よしよし」
桜「やだやだやだぁ!う"ぁぁああぁぁあ!」

暫く駄々をこねたが、落ち着き現実を受け止めた。

桜「休み時間、会おうね…?」
安華葉「分かってるよ、私も会いたいから」
桜「?!
安華葉ぁー!
ありがとう!安華葉は世界一の親友だよ!」
安華葉「…照れる、やめて」

赤くなるのが分かる安華葉はすぐに顔を隠した。

桜「さて、じゃあ私いくね!」
安華葉「分かった、じゃあね」

手を振って桜を見送る。

桜を見送ったあと、すぐに考えた。
安華葉(桜、大丈夫かな)


【世界一の親友。】END