二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 遊戯王デュエルモンスターズEXS(イクス) ( No.106 )
- 日時: 2016/07/30 16:22
- 名前: ロード (ID: 0llm6aBT)
ワンキルは免れたものの、これに客席の遊太と龍奈はは焦る。
「だ、大丈夫なの龍矢君!いきなり大ピンチだよ!?というか、いきなり大ダメージ喰らって…大丈夫なの!?」
「だ、大丈夫よ、きっとこれからなんとかなるはずよ」
「そ、そうだよね〜、まさかここから負けちゃうなんてことは無いよね〜」
「きっと大丈夫よ、きっと!」
ポコッ!
焦りが凄い二人の頭を、菊姫は軽く殴る。
「痛いよ菊姫!何するのさ!」
「見ろよ遊太に龍奈、龍矢の奴全然焦ってねえ、むしろこの状況をどうしようか悩んでるぞ」
「あっ、本当だ…」
「なんか、落ち着いているみたい」
4・龍矢のターン
「さて、ここからどうするかな…俺のターン!」
「ドロー!」(龍矢手札3→4)
ドローしたカードを見て、龍矢はにやりとする。
「俺は『D・リモコン』を攻撃表示で召喚!」(龍矢手札4→3)
「チューナーモンスター!ってことは、レベル7のシンクロをするつもりだな!」
「そうさ!俺はレベル4のビデオンに、レベル3のリモコンをチューニング!」
「世界に平和をもたらすため、希望と思いがドッキング!シンクロ召喚!勇気と心の使者!『パワー・ツール・ドラゴン』!」
龍矢のエースモンスター、『パワー・ツール・ドラゴン』が召喚される!(龍矢墓地5→7)
これには客席の龍奈や遊太の焦りは無くなる。
「良かった!アレが出てくれればまだなんとかなりそうかも!」
「うん…あの状況でアレを出せたのは、大きいと思うよ」
「ああ、なんとかなりそうだとは思うぜ、アイツのエース、パワーツールは装備している装備魔法を墓地へ送ることで、破壊を免れるという効果を持つからな、そう簡単にはやられないとは思うぜ」
「けど、除外されたり、バウンスさせられたら?」
「そん時は…そん時だ、色々サポートしてやれば良い」
そして、デュエルリングではまだ龍矢の展開が続く。
「更にリバースカードオープン!『リビングデッドの呼び声』!コイツは墓地に存在するモンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する!俺は『D・モバホン』を特殊召喚する!」(龍矢墓地7→6)
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『リビングデッドの呼び声』
永続罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。
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「そしてモバホンの効果発動!サイコロを1回振るぜ!」
モバホンのダイヤルがピポパとダイヤルを回し、目を出す。
「出目は…4!4枚めくるぜ…よし!その中にあった『D・キャメラン』を守備表示で特殊召喚!」
まるでカメラのようなモンスターが特殊召喚される。
「そして俺は、お前と同じ『地獄の暴走召喚』を使うぜ!」(龍矢手札3→2)(龍矢墓地6→7)
「何!?来るか!」
「特殊召喚されたモンスターと同じモンスターを手札・デッキ・墓地から特殊召喚!キャメランをデッキから特殊召喚!」
デッキから、モンスターが特殊召喚される。そして、龍矢のフィールドを全て埋め尽くす。
「そして俺は、手札から『団結の力』をパワー・ツールに装備!このカードを装備されたモンスターは攻撃力・守備力を自分フィールドのモンスターの数×800アップする!」
「何!?今榊原君のモンスターは5体…4000アップじゃないか!?」(パワー・ツール・ドラゴン攻撃力2300→6300 守備力2500→6500)
「そして、パワー・ツールの効果でデッキから装備魔法を3枚選び、それを相手に選ばせて、選ばせたカードを手札に加える、さあ、俺のカードを選びな!」
「じゃあ…僕は真ん中のカードを…」
「よし!さっき加えた『ジャンク・アタック』をパワー・ツールに装備!コイツは装備されたモンスターが相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを与えられる!」
「くっ!これは…!」
「行くぞ!バトルだ!『パワー・ツール・ドラゴン』で、単三型を攻撃!クラフティ・ブレイク!」
装備魔法によって大幅に強化されたパワー・ツールの攻撃が、単三型を襲う!
「ぐっ!」(東ライフ7400→4100)(東墓地3→4)
「そして、『ジャンク・アタック』の効果でお前は破壊された単三型の攻撃力の半分だけダメージを喰らってもらうぜ!」
「単三型のさっきの攻撃力は3000!よって…1500かよ〜」(東ライフ4100→2600)
「よっしゃあ!大ダメージだぜ!カードを2枚伏せて、ターンエンド!」(龍矢手札2→0)
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『ジャンク・アタック』
装備魔法
装備モンスターが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、
破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。
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『団結の力』
装備魔法
装備モンスターの攻撃力・守備力は、
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体につき
800ポイントアップする。
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『パワー・ツール・ドラゴン』
レベル7
地属性
機械族 シンクロ・効果モンスター
攻撃力・2300 守備力・2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
デッキから装備魔法カードを3枚選んで相手に見せ、
相手はその中からランダムに1枚選ぶ。
相手が選んだカード1枚を自分の手札に加え、
残りのカードをデッキに戻す。
また、装備魔法カードを装備したこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカードに装備された装備魔法カード1枚を墓地へ送る事ができる。
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龍矢
ライフポイント2900
手札枚数1枚
モンスター5体『パワー・ツール・ドラゴン』(攻撃表示) 『D・モバホン』(攻撃表示) 『D・キャメラン』(攻撃表示)×3
魔法・罠ゾーンのカード5枚
発動しているカード3枚『リビングデッドの呼び声』(効果無し) 『ジャンク・アタック』 『団結の力』
墓地の枚数7枚
除外されているカード0枚
客席の遊太達は、これに歓喜する。
「やった!わずかとはいえ、龍矢君がリードした!」
「やるものね、フィールドは盤石だし、相手はモンスターと伏せカード1枚だけだし…これはやるかもしれないわよ!」
「ソイツはどうだろうな?」
歓喜する遊太と龍奈に、菊姫は釘を刺す。
「まだデュエルは終わっていない、ここからアイツが何かやらかすかもしれないしな…」
「あ、そうだった…ゴメン、デュエルはまだ終わってないんだった、油断しちゃいけないよね」
「だぞ、まだ終わってないんだからな」
「うん…ゴメン」
「そうだったわね……なんかゴメン」
「まあ、いきなりそうなっちゃ仕方ないわな、いきなり逆転出来れば浮かれるのは仕方ないよな」
「ん……」