二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 遊戯王デュエルモンスターズEXS(イクス) ( No.107 )
日時: 2016/07/31 16:16
名前: ロード (ID: 0llm6aBT)

5・東のターン

「僕のターン!ドロー!」(東手札1→2)

「僕は手札から『電池メン−角型』を攻撃表示で召喚!そして効果発動!デッキから『燃料電池メン』を手札に加え、このモンスターの攻撃力・守備力を倍にする!」(東手札2→1→2)(角型攻撃力・守備力1000→2000)

「そして、自分フィールドに『電池メン』が2体いる時、『燃料電池メン』は特殊召喚出来る!『燃料電池メン』を特殊召喚!」(東手札2→1)

角型の電池と燃料電池のモンスターが召喚される。

「数を並べても、パワー・ツールの攻撃力には敵わないぜ」

「そう言えば、パワー・ツールの効果は破壊出来ないんだったけ」

「ああそうだけど?」

「なら僕は『燃料電池メン』の効果発動!自分フィールドの『電池メン』モンスターを1体墓地へ送って、相手フィールドのカード1枚を手札に戻す!」(東墓地4→5)

「マジで!?バウンスするだと!?」

「『パワー・ツール・ドラゴン』をエクストラに戻す!角型は、このターンのエンドフェイズに破壊されるからね」


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『燃料電池メン』
レベル6
光属性
雷族 効果モンスター
攻撃力・2100 守備力・0
自分フィールド上に「電池メン」と名のついたモンスターが2体以上存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上の
「電池メン」と名のついたモンスター1体をリリースして発動できる。
相手フィールド上のカード1枚を選択して持ち主の手札に戻す。
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『電池メン−角型』
レベル4
光属性
雷族 効果モンスター
攻撃力・1000 守備力・1000
「電池メン−角型」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「電池メン」モンスター1体を手札に加え、
このカードの攻撃力・守備力を元々の倍にする。
(2):自分エンドフェイズに発動する。
このカードを破壊する。
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「くそ……!」(龍矢墓地7→9)

「……そしてここで、僕は手札から魔法カードを発動する!」

「何だ?」

「発動するカードは…『漏電』!」(東手札1→0)(東墓地5→6)

「な、何だと!?」

「このカードは『電池メン』が3体いる時、相手フィールドのカードを破壊するカード、つまり、この状況では……」

「く、くそう!」

客席の龍奈達は……。

「大変!これじゃあまた…!」

「うん!これじゃあ全部破壊されて今度こそ龍矢君の負けだ!」

「龍矢!何か良い物を伏せてるんなら使え!」

龍矢は…!

「待った!そのカードにチェーンして、罠カードを発動するぜ!」

「何?」

「罠カード『威嚇する咆哮』を発動!このターン、相手は攻撃宣言が出来ない!」(龍矢墓地9→10)

「ふむ…上手く躱されたなあ」

「更に俺は『強欲な瓶』を発動!デッキから1枚ドロー!」(龍矢手札1→2)(龍矢墓地10→11)


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『威嚇する咆哮』
通常罠
(1):このターン相手は攻撃宣言できない。
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『強欲な瓶』
通常罠
(1):自分はデッキから1枚ドローする。
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「だけど、君のフィールドのカードを全て破壊するよ!」

ビシャーンッ!

「うわあああ!」(龍矢墓地11→16)

「ターンエンド」


ライフポイント2600
手札枚数0枚
モンスター3体 『電池メンー単三型』×2(攻撃表示) 『燃料電池メン』(攻撃表示)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数6枚
除外されているカード0枚



そして客席の三人はというと。

「ちょっと…ヤバくないかな?龍奈ちゃん」

「けど、龍矢はこの状況をどうしようか考えてるみたい、何をするべきか、何をどうするべきか…」

「というより、楽しんでるようだな、何をすべきか、どうするべきか…」

「考えるのを…楽しんでるんだ…」

「僕も似たような経験あるよ、この状況をどうやって乗り越えようか、何をするべきか…そう思うと凄く楽しい!」

「そうなのか…ともかく、何とかしろよ、龍矢」


6・龍矢のターン

「俺のターン!ドロー!」(龍矢手札2→3)

(こ、これは…!コイツがあれば、この状況でもパワー・ツールを呼び出せる!)

(ただ、奴の伏せカードが気になる…もしも、このカードが無効化されたら……!って、このカード!良いぞ!)

「俺は伏せカードを3枚セットして、ターンエンド!」(龍矢手札3→0)


龍矢

ライフポイント2900
手札枚数0枚
モンスター0体
魔法・罠ゾーンのカード3枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数16枚
除外されているカード0枚


「伏せカードだけ……」

「龍矢の奴…何か狙ってるな?」

「絶対無策じゃあないと思う!僕は龍矢を信じるよ!」

「遊太…その見立て、絶対間違って無いと思うぜ…!」

「うん!」


7・東のターン

「僕のターン!ドロー!」(東手札0→1)

「よし!行けるぞ!」

「僕は単三型をリリースして『超伝導超電磁稼動ボルテック・ドラゴン』を攻撃表示でアドバンス召喚!」(東手札1→0)(東墓地6→7)

電池メンをリリースして得られたのは、超巨大な機械のドラゴンだった。

「ボルテック・ドラゴンはリリースした『電池メン』モンスターによって効果を変える、単一型ならこのモンスター対象になる魔法・罠を無効化し、単二型なら貫通効果を与える、そして単三型をリリースすれば…攻撃力1000アップだ!」

「何!?1000アップだと!?」(ボルテック・ドラゴン攻撃力2400→3400)


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『超伝導超電磁稼動ボルテック・ドラゴン』
レベル5
光属性
雷族 効果モンスター
攻撃力・2400 守備力・1000
以下のモンスターを生け贄にして生け贄召喚した場合、
このカードはそれぞれの効果を得る。
●電池メン−単一型:このカード1枚を対象にする魔法・罠カードの効果を無効にする。
●電池メン−単二型:このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が越えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
●電池メン−単三型:このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
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「そして僕は更に永続罠『携帯型バッテリー』を発動!自分の墓地の『電池メン』を2体選択し、特殊召喚する!僕が選択するのは、単三型2体!」(東墓地7→5)

「そして、『燃料電池メン』の効果で単三型をリリースして、相手フィールドのカードを手札に戻す!そうだな…1番右のカードを手札に戻して貰うよ」(東墓地5→6)(龍矢手札0→1)

「チクショウ…全く」

「よし…布石は整った、『超伝導超電磁稼動ボルテック・ドラゴン』で、ダイレクトアタック!これで終わりだよ!」

この状況でダイレクトアタックされれば、ひとたまりもない。

「この攻撃が決まってしまったら、龍矢の負けだ!」

「お願い!何か使って!」

もはや絶体絶命の状況だったが……。




「罠発動!『王魂調和』!」

「『王魂調和』!?」

「コイツは相手がダイレクトアタックを仕掛けて来た時のみ発動可能!相手のダイレクトアタックを無効化する!」

「防がれた…けど、第2第3の攻撃は避けられない!」

「『王魂調和』はそれだけじゃない、攻撃を無効化した後、レベル合計が8以下になるように、自分の墓地からチューナーとそれ以外のモンスターを任意の数だけ選んで除外することで、その除外したモンスターのレベル合計と同じレベルのシンクロモンスターを、エクストラデッキから特殊召喚出来る!」

「墓地のモンスターを素材としてシンクロ召喚だって!?」

「俺が墓地から除外するのは、『D・リモコン』と『D・ビデオン』!レベル合計7の…『機械竜 パワー・ツール』を守備表示でシンクロ召喚!」(龍矢墓地16→17→15)

『パワー・ツール・ドラゴン』…のように見えるが、体に黒い線が走った不気味な姿をしている。

「守備力2500…ここは、ターンエンド」


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『王魂調和』
通常罠
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃を無効にする。
その後、以下の効果を適用できる。
●レベルの合計が8以下になるように、
自分の墓地からチューナー1体とチューナー以外のモンスターを任意の数だけ選んで除外し、
除外したモンスターのレベルの合計と同じレベルを持つSモンスター1体を、
エクストラデッキからS召喚扱いで特殊召喚する。
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ライフポイント1500
手札枚数0枚
モンスター4体『超伝導超電磁稼動ボルテック・ドラゴン』(攻撃表示) 『電池メンー単三型』×2(攻撃表示) 『燃料電池メン』(攻撃表示)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード1枚『携帯型バッテリー』
墓地の枚数6枚
除外されているカード0枚