二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 遊戯王デュエルモンスターズEXS(イクス) ( No.111 )
- 日時: 2016/08/18 20:58
- 名前: ロード (ID: 0llm6aBT)
先程のレスでは名前が文字化けしていたため、やむなく書き直しました。
それと、長らく続きを書けずにいて申し訳ありませんでした。
3・真薄のターン
「僕のターン!ドロー!」(真薄手札2→3)
「よし……僕は、魔法カード『死者転生』を発動!手札から『E・HERO シャドー・ミスト』を捨てて、墓地のエアーマンを手札に加える!」(真薄手札3→1→2)(真薄墓地4→6→5)
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『死者転生』
通常魔法
(1):手札を1枚捨て、自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
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「そして、墓地へ送ったシャドー・ミストの効果発動!このカードが墓地へ送られた時、デッキから『HERO』を手札に加える!僕は『E・HERO ネオス』を手札に加える!」(真薄手札2→3)
「更に僕はエアーマンを攻撃表示で召喚!その効果でデッキからHEROを手札に加える!僕は『E・HERO フラッシュ』を手札に加える!」
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『E・HERO シャドー・ミスト』
レベル4
闇属性
戦士族 効果モンスター
攻撃力・1000 守備力・1500
「E・HERO シャドー・ミスト」の(1)(2)の効果は
1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「チェンジ」速攻魔法カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「E・HERO シャドー・ミスト」以外の
「HERO」モンスター1体を手札に加える。
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「……そこからどうする?」
「僕は再び『融合』を発動!エアーマンとフラッシュを融合し、『E・HERO Great TORNADO』を攻撃表示で融合召喚!」(真薄手札3→1)(真薄墓地5→8)
現れたのは、黒きマントを羽織る風のHERO。そこから更に突風を吹かせる!
「グレイトトルネードは、融合召喚に成功した時、相手モンスターの攻撃力・守備力を半減させる!タウン・バースト!」
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『E・HERO Great TORNADO』
レベル8
風属性
戦士族 融合・効果モンスター
攻撃力・2800 守備力・2200
「E・HERO」モンスター+風属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動する。
相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力・守備力は半分になる。
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フィールドに突風を起こし、サイバー・ツインの攻撃力低下を試みる真薄。
風で切り裂かれ、装甲がボロボロになるサイバー・ツイン。(サイバー・ツイン攻撃力2800→1400)
「そして僕は、グレートトルネードでサイバー・ツインを攻撃!スーパー・セル!」
風で切り裂かれ、胴体が真っ二つになるサイバー・ツイン。だが、動じていない才羽。(才羽ライフ8000→6600)
「この瞬間罠カード『奇跡の残照』を発動、戦闘破壊されたモンスターを選択し、墓地から特殊召喚する!サイバー・ツインを特殊召喚!」
「そ、そんな!」
折角破壊したかと思えば、復活してしまったサイバー・ツイン。
一瞬は落ち込みを見せる真薄だが、すぐに元気を取り戻す。
「この人、やっぱり強い……今の僕じゃあ、相手するのは力不足かもしれない……」
「けど、やれることはやってみせる!やれることは全部やってみせる!」
「ブレイズマンの効果発動!デッキから『E・HERO』を墓地へ送って、墓地へ送ったモンスターと同じステータスと、属性を得られる!」
「僕は『E・HERO ネクロダークマン』を墓地へ送って、同じステータスと属性を得る!」(真薄墓地8→9)
「僕は……ターンエンドです!」
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『奇跡の残照』
通常罠
このターン戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られた
モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。
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真薄
ライフポイント7000
手札枚数1枚
モンスター2体『E・HERO ブレイズマン』(守備表示) 『E・HERO Great TORNADO』(攻撃表示)
魔法・罠ゾーンのカード0枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数10枚
除外されているカード0枚
4・才羽のターン
「俺のターン、ドロー」(才羽手札1→2)
「相手フィールドにモンスターがいるため、手札の『サイバー・ドラゴン』を攻撃表示で特殊召喚する」(才羽手札2→1)
「……」
「バトルスタートと同時に、リバースカードオープン!『収縮』!相手モンスター1体の攻撃力を半分にする!グレートトルネードの攻撃力を半分にする!」(才羽墓地4→5)(グレイトトルネード攻撃力2800→1400)
「ううっ!これは……!」
「『サイバー・ドラゴン』でブレイズマンを攻撃!エヴォリューション・バースト!」
「くぅっ!」(真薄墓地10→11)
「そして俺はサイバー・ツインでグレイト・トルネードを攻撃!エヴォリューション・ツインバースト!」
「くああああっ!」(真薄墓地11→12)(真薄ライフ7000→5600)
「まだだ!サイバー・ツインは2回攻撃出来る!エヴォリューション・ツイン・バースト・ツー!」
「うわあああっ!」(真薄ライフ5600→2800)
「リバースカードを1枚伏せて、ターンエンド」(才羽手札1→0)
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『収縮』
速攻魔法
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力はターン終了時まで半分になる。
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才羽
ライフポイント6600
手札枚数枚
モンスター体
魔法・罠ゾーンのカード枚
発動しているカード枚
墓地の枚数枚
除外されているカード枚
「やっぱり、この人凄く強い……」
真薄は、自分との実力の差をただただ思い知らされていた。
無力・歴然の差・段違い。その三つの言葉が、真薄に重くのしかかる。
だが、今の真薄は臆してなどいなかった。
自分にやれることは限られている。だからこそ、その出来る事で戦う。
今の真薄に出来ることは、それだけだった。
「やってみせる……!やれることは全部やって……勝ってみせる!」
これを見ていた遊太達はというと。
「真薄君……強敵相手だって言うのに、全然臆してない!いやむしろ……この状況を打破しようと頑張ってる!」
「ああ遊太、このアタシも、アイツがこの状況をどうしようか精一杯悩んでいるのがわかる!」
「頑張れ……頑張れ真薄……!」
「頑張って!ここを切り抜けるのよ!」
「良いぞ龍矢!龍奈!そのまま応援するんだ!何とか、頑張ってくれ〜!」
「無駄だね」
遊太たちの応援に横槍を入れる声が聞こえた。そこには、丸眼鏡をかけた一人の少年がいた。その人物は。
「お前、石崎洋太!何しに来やがった!」
「さっき勝った、石崎洋太!?」
「君は菊姫だったねえ、この勝負、この様子じゃああの子は勝てないね〜ま、あの才羽だから当然と言えば当然か」
「テメエ、まだデュエルは終わってねえぞ!取り消せ!」
「無駄無駄、あの子と才羽じゃ力量が違いすぎるもの、それにカードも才羽のに比べて貧弱だからねえ」
「テメエ……」
「まあ、あの子がまぐれで勝てれば僕が楽になるから、一応あの子を応援しようかな〜、それじゃあまた!」
そう言って石崎は去っていった。
「菊姫……アイツ、あんな奴なの?」
「以前戦った時、奴は自分の経歴を鼻にかけていた所があったからな、だが……最近のアイツはどこか人に酷な所がある」
「でも、試合をろくに見もしないでああいうことを言うのは、僕許せないよ!」
「ああ遊太、同感だ、だが……今は真薄の応援に集中するぜ!」
「うんっ!」