二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 遊戯王デュエルモンスターズEXS(イクス) ( No.126 )
- 日時: 2016/09/15 16:51
- 名前: ロード (ID: 0llm6aBT)
1・花咲のターン
「俺のターン! 俺はモンスターを1体セットして、伏せカードを1枚場に出して、ターンエンド!」(花咲手札5→3)
花咲
ライフポイント8000
手札枚数3枚
モンスター1体(裏守備表示)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数0枚
除外されているカード0枚
2・龍奈のターン
(落ち着いて……目の前のデュエルに集中よ!)
「私のターン! ドロー!」(龍奈手札5→6)
(よし、まずはこれで……!)
「私は手札から、『宝玉獣 アメジストキャット』を召喚!」(龍奈手札6→5)
首にアメジストのブローチをつけた豹が現れる。
「アメジストキャットは、攻撃力を半分にすることでダイレクトアタック出来るわ! アメジスト・ネイル!」
アメジストキャットは、守備表示のモンスターを飛び越えて花咲を引っ掻く。ダメージは600だが、少し痛い。
「くぅ!」(花咲ライフ8000→7400)
-------------------
『宝玉獣 アメジスト・キャット』
レベル3
地属性
獣族 効果モンスター
攻撃力・1200 守備力・400
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
この時、このカードが相手ライフに与える戦闘ダメージは半分になる。
このカードがモンスターカードゾーン上で破壊された場合、
墓地へ送らずに永続魔法カード扱いとして
自分の魔法&罠カードゾーンに表側表示で置く事ができる。
-------------------
「そして私は、魔法カード『トランスターン』を発動! フィールドのモンスターを1体墓地へ送って、そのモンスターと同じ属性と種族を持つ、レベルが1つ高いモンスターをデッキから特殊召喚するわ!」
「私はレベル3のアメジストキャットを墓地へ送って、レベル4の『宝玉獣 アンバー・マンモス』を特殊召喚するわ!」(龍奈手札5→4)(龍奈墓地0→2)
豹がフィールドからいきなり消えたと思ったら、唐突に開いたホールからいきなり大型のマンモスが現れる。攻撃力は1700と中々の数値である。
-------------------
『宝玉獣 アンバー・マンモス』
レベル4
地属性
獣族 効果モンスター
攻撃力・1700 守備力・1600
自分フィールド上の「宝玉獣」と名のついたモンスターが攻撃対象に選択された時、
このカードに攻撃対象を変更できる。
このカードがモンスターカードゾーン上で破壊された場合、
墓地へ送らずに永続魔法カード扱いとして
自分の魔法&罠カードゾーンに表側表示で置く事ができる。
-------------------
-------------------
『トランスターン』
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
墓地へ送ったモンスターと種族・属性が同じで
レベルが1つ高いモンスター1体をデッキから特殊召喚する。
「トランスターン」は1ターンに1枚しか発動できない。
-------------------
「私はカードを2枚伏せて、ターンエンド!」(龍奈手札4→2)
龍奈
ライフポイント8000
手札枚数2枚
モンスター1体『宝玉獣 アンバー・マンモス』(攻撃表示)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数2枚
除外されているカード0枚
「上手い形で先手を取ったな。少なくとも、伏せカードは万全なようだな」
「ええ、伏せカードもきっちりしていて無駄が無いッスよ」
「それに、何気にレインボー・ドラゴン召喚への布石を整えているぞ」
「ああ……少なくとも、無駄になるようなことはしていない」
客席から龍奈のデュエルを眺めている菊姫と岩ノ井、鏡山。
「だがな、まだ何があるか分からねえぞ、デュエルはまだ始まったばかりだからな」
「そうッスよね……そういえば、才羽さんから言われたあのこと、真薄君が聞いたら喜ぶかもしれないッスね、アネゴ」
「ああ……」
才羽との会話を思い出す菊姫。
「あの子、デュエルを始めてからそんなに経ってないのか?」
「ああ、アイツは始めてから2週間しか経ってないが、中々筋のある奴だろ?」
「2週間……2週間であそこまで筋の通ったデュエルが出来るのか」
「ああ、2週間前はホントカード裁きもおぼつかない奴だったが……影で努力していたのか、見違えるように強くなったんだ」
「……そうなのか」
そう言って才羽は菊姫の所から離れて行く。
「良いのか? そのこと真薄に言わなくて」
「別に良い、今はただ、目の前のデュエルに集中して貰いたいからな」
「……そうか」
「ああそれと、あの子はかなり上へ行けそうだと俺は思う」
「この大会でか?」
「いや……もっと先の話かもしれない」
そう言って、才羽は去って行った。
「へぇ……もっと先ねえ……?」
そうして才羽との会話は終わった。
(もっと先の話ねえ……真薄はそれ程将来性に溢れた奴ってことか……)
「将来性なら、遊太の方が凄いとアタシは思うんだがなあ」
「そうッスね、アネゴ」
「俺もそう思う……だが、真薄もそれ程だってことか……まあ、今は龍奈のデュエルに集中しようや」
3・花咲のターン
「俺のターン! ドロー!」(花咲手札3→4)
「俺は裏守備モンスターを反転召喚! 『デス・ラクーダ』を反転召喚!」
裏側表示となっていたラクダが現れると、ラクダは地面に首を突っ込み、地面からカードを引っ張り出した。
「『デス・ラクーダ』は、反転召喚に成功した時、デッキからカードを1枚ドロー出来る! よって俺はドロー」(花咲手札4→5)
ドローしたカードを見て、花咲は笑顔になる。
(意外と早く来たぞ! これは……行ける!)
「俺は更に『デス・ラクーダ』の効果発動、このカードは1ターンに1度、裏守備表示に出来る!」
「次のターンにまた反転召喚して、ドローする気なのね」
「当然、コイツの効果は凄く有能なんでね……」
-------------------
『デス・ラクーダ』
レベル3
地属性
アンデッド族 効果モンスター
攻撃力・500 守備力・600
このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。
このカードが反転召喚に成功した時、自分のデッキからカードを1枚ドローする。
-------------------
「更に俺は、『怒気土器』を攻撃表示で召喚!」(花咲手札5→4)
何やら怒った表情が描かれた土器が出現する。荒々しい表情を浮かべているが、攻撃力は500。
「そして、俺は『怒気土器』の効果発動! 手札から岩石族モンスターを1枚捨てて、捨てたレベルと同じ岩石族モンスターを、表側守備表示か裏守備表示で特殊召喚出来る! 手札から、レベル5の岩石族モンスターを墓地へ送って、レベル5の『守護者スフィンクス』を表守備表示でデッキから特殊召喚!」(花咲手札4→3)(花咲墓地0→1)
-------------------
『怒気土器』
レベル2
地属性
岩石族 効果モンスター
攻撃力・500 守備力・500
「怒気土器」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札の岩石族モンスター1体を捨てて発動できる。
そのモンスターと元々の属性・レベルが同じ岩石族モンスター1体を、
デッキから表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
-------------------
どこかで見たようなスフィンクスが現れた。その形状は何処かエジプトのスフィンクスを思わせる。
「このモンスターは、裏守備表示に出来る。そして、このモンスターが反転召喚に成功した時、相手モンスターを全て手札に戻せる!」
「全て……!? じゃあ、私のモンスターを……」
「違うんだな、俺は『守護者スフィンクス』をリリースして、手札からこのモンスターを特殊召喚! 聖なる守護神よ、今現れて守護の力を我が手に! 出ろ! 『守護神エクゾード』!」(花咲手札3→2)(花咲墓地1→2)
手札から、巨大な魔人が現れる! その姿は、まるで……。
「え、エクゾディア!?」
「いや、エクゾディア関係ないし」
「あ、そうなんだ……でも、守備力4000は凄いわね……これじゃあ迂闊に攻められないわ」
「言っとくけど、エクゾードには特殊効果がある。俺はこれでターンエンド」
-------------------
『守護者スフィンクス』
レベル5
地属性
岩石族 効果モンスター
攻撃力・1700 守備力・2400
このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。
このカードが反転召喚に成功した時、
相手フィールド上に存在するモンスターを全て持ち主の手札に戻す。
-------------------
-------------------
『守護神エクゾード』
レベル8
地属性
岩石族 効果モンスター
攻撃力・0 守備力・4000
-------------------
花咲
ライフポイント7400
手札枚数2枚
モンスター3体『デス・ラクーダ』(裏守備表示) 『怒気土器』(攻撃表示) 『守護神エクゾード』(守備表示)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数2枚
除外されているカード0枚