二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 遊戯王デュエルモンスターズEXS(イクス) ( No.142 )
- 日時: 2016/10/20 12:47
- 名前: ロード (ID: rHtcSzQu)
第二十六話「ピンチ! 呪いの酸巨人」
真薄がデッキを無くしたということを聞いて、焦りに焦る遊太達。
「そ、それで……どうして無くしちゃったの?」
「デッキを置いてトイレに行きましたらその間に……」
「真薄! デュエリストの命のデッキを置いてどっか行くとは何事だ!」
「す、すみません菊姫さん……急に腹痛を起こしてしまいまして……」
「……まあ、仕方ない。ともかく、アタシたちはデュエルの時間まで真薄のデッキを探してくるから、遊太、お前は目の前のデュエルに集中しろ!」
「あ、うん……わかった!」
一先ず真薄のデッキ捜索は菊姫達に任せて、一先ず遊太はデュエルリングに向かって走って行った。
そして、真薄のデッキを探す為にひた走っている菊姫達。
「ったく! デュエリストだったらデッキは肌身離さず持っておけって言っただろう!」
「菊姫さん、すいません! 一瞬だったもので……」
「……今はそんなこと言っている場合じゃねえ! ともかく、探すぞ!」
「は、はいっ!」
「アタシと岩ノ井と鏡山は、休憩室の所を探す! 龍矢と龍奈はトイレと観客席! 真薄は外を探して来い!」
「わ、わかりましたッス!」
「ああ! 俺と龍奈で探して来るぜ!」
「私も……」
「み、皆さんありがとうございます!」
「お礼は後だ! 今はデッキを探す事を考えろ! 行くぞ!」
そう言って6人は会場の中を走って行った。
一方、遊太はというと。
「ハァ……ハァ……つ、ついた……」
「おっそーいよ〜」
「六道選手ですね? それでは城ケ崎選手とデッキを交換してシャッフルしてください」
そう言って、遊太と一緒にシャッフルする城ケ崎。すると。
(プププ〜お前のデッキはもう俺の仕込んだカードで機能しなくなる! 楽勝だな……)
「なんだよ、何笑っているのさ?」
「いやね……楽勝だからね、君と戦うのは……」
「な、何を言っているのさ……」
「両者、十分シャッフルしていますからそろそろデッキを戻してください」
その後、デッキを交換してジャンケンをした二人。遊太が勝った。
「じゃあ僕が後攻をとるよ!」
「じゃあ俺が先攻だな」
「決まりましたね? それではデュエルリングに上がってください」
そう言って、デュエルリングに上がった二人。
「それでは、両者ともデュエルを始めてください!」
「「ルールはマスタールール3! ライフポイントは8000!」」
「「デュエル!」」