二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 遊戯王デュエルモンスターズEXS(イクス) ( No.154 )
日時: 2016/11/06 18:21
名前: ロード (ID: qRt8qnz/)

デュエルが終わり、デュエルリングから降りた二人。互いに今のデュエルについて語り合う。

「いやあ負けた! まさかあの土壇場であのカードを引くなんてな……それにあのギャンブル効果で一発当てたという事実! 凄かったぜ!」

「いやあ……まさかこんなにも上手く行くとは思わなかったぜ」

「いや、どんな形にしても、俺の負けだ! 40連勝を止められたのは、ある意味必然だったんだろう。負けたがそれでも、良いデュエルだったぜ!」

「ありがとう! そう言ってもらえると、最高に気持ちいいぜ!」

「……さて、なんだかんだ言ってお前はベスト8だな、今の実力をもと磨き上げれば、もっと上へ行けるかもしれないぜ。まあ、あくまで俺の感想だがな」

「本当かよー! へへっ、そう言われると上へ行けそうな気がするぜ!」

「じゃあ俺は、これで失礼するぜ。んじゃ、頑張れよ!」

そう言って、江崎は去っていった。それを、じっと見つめる龍矢。

「あー……そう言えば俺、ベスト8になったんだよな……遊太と同じ位置に立てたんだ!」

それに、デュエル中に聞こえたあの声にも。

「それに、あの声も……結局は俺を導いてくれたのかもしれないな。だって、あの声が聞こえてから勝利出来たというか……なんだかんだで勝てたからなあ」

と、深く気にせず何処かへ行くのであった。

すると、歩いている途中で龍矢は思い出す。忘れてはならないことを。

「……あーっ! そう言えば忘れてた! 今遊太達は真薄のデッキ探してたんだった! ということは……このデュエル、長引かせた方が良かったかも……」

すると、龍奈と鏡山が龍矢の所に来た。

「あ、龍奈に鏡山! 真薄のデッキは見つかったのか?」

「ゴメン、全然見つからなかったわ……」

「会場のいたるところを探してみたけど……全然無かったぜ!」

「ま、マジかよ……これだけ探しても、見つからないなんて……」

「このままじゃ、真薄の奴は不戦敗になっちまうぜ!」


第二十七話。終わり。