二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 遊戯王デュエルモンスターズEXS(イクス) ( No.41 )
日時: 2016/04/10 14:51
名前: ロード (ID: IWueDQqG)

4・真薄のターン

「僕のターン、ドロー!」(真薄手札4→5)

「僕は、手札から『融合』を発動!手札の『E・HERO フェザーマン』と場の『E・HERO ブレイズマン』を融合!『E・HERO Great TORNADO』を融合召喚っ!」(真薄手札5→3)(真薄墓地4→7)

「グレートトルネード…確かあのモンスターは場に出た時相手モンスターのステータスを下げるカード!」

「そう!このカードは融合召喚に成功した時、相手モンスターの攻撃力・守備力を半減する!タウン・バースト!」

トルネードが突風を巻き起こし、相手のステータスを下げる!

「ふむ…やるもんだねぇ」(ドグマガイ攻撃力3400→1700 守備力2400→1200)(ダイヤモンドガイ攻撃力1400→700 守備力1600→800)(エッジインプ・シザー攻撃力1200→600 守備力800→400)


『E・HERO Great TORNADO』
レベル8
風属性
戦士族 融合・効果モンスター
攻撃力・2800 守備力・2200
「E・HERO」モンスター+風属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動する。
相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力・守備力は半分になる。


「そして僕は更に『融合』を発動!」

「ここで更に融合を使うか…!さあ、次は何を出す?」

「ここで出すのは…」

エクストラデッキを確認しながら、何を出すべきか考える真薄。

すると、一つのカードに目が行く。

(このカードは…!このモンスターは、今なら融合召喚出来る!…鏡山さん、貰ったカード、使わせてもらいます!)

「僕は、手札の『E・HERO オーシャン』と『E・HERO フォレストマン』を墓地へ送り融合召喚!『E・HERO ジ・アース』を特殊召喚!」(真薄手札3→0)(真薄墓地7→10)

「!そのカードは!?」

白と青、まるで地球を擬人化したようなHEROが現れる。その神々しさは、ソリッドビジョンに写しきれない程であった。

「こ、これは…!」

「凄い…!ジ・アースはまるで地球そのものだ…!」

余りの凄さに少しデュエルを忘れる二人と菊姫だったが…。

(真薄、いつまでも私に見惚れていないでバトルを続けてくれ)

謎の声が聞こえた為、デュエルに引き戻された真薄。

「ハッ!ついジ・アースに見とれしまっていた…!」

「…これ程までなのか、ジ・アースは…!」

これを外野で見ていた菊姫は驚く。

(鏡山…!お前なんつーカードを真薄に渡してたんだよ…!)

「バトルスタート!グレートトルネードでドグマガイを攻撃!スーパーセル!」

強烈な竜巻が攻撃力の下がったドグマガイを簡単に破壊する!

「ぐぅっ…!」(カズヒロライフ8000→6900)(カズヒロ墓地6→7)

「更に僕は、ジ・アースの効果を発動!自分フィールドの『E・HERO』をリリースすることで、リリースしたモンスターの攻撃力だけジ・アースの攻撃力を上げる!グレイトトルネードをリリースして、攻撃力を2800上げる!ジ・アースマグマ!」


『E・HERO ジ・アース』
レベル8
地属性
戦士族 融合・効果モンスター
攻撃力・2500 守備力・2000
「E・HERO オーシャン」+「E・HERO フォレストマン」
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカード以外の自分フィールドの表側表示の「E・HERO」モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、リリースしたモンスターの攻撃力分アップする。


グレイトトルネードがジ・アースに吸収されると、ジ・アースの両手にエネルギーが剣の形をした物が現れる!(ジ・アース攻撃力2500→5300)(真薄墓地10→11)

「こ、攻撃力5300だと!?」

「行けジ・アース!ダイヤモンドガイに攻撃!アース・マグナ・スラッシュ!」

ジ・アースの持っているエネルギーの剣で真っ二つにされるダイヤモンドガイ!まさに大ダメージと言うべきダメージがカズヒロに襲い掛かる!

「うおおッ!」(カズヒロライフ6900→2300)(カズヒロ墓地7→8)

「よし!ターンエンドです!」


真薄

ライフポイント2800
手札枚数0枚
モンスター1体(E・HERO ジ・アース)
魔法・罠ゾーンのカード0枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数11枚
除外されているカード0枚


この快進撃を見て、菊姫は喜んでいた。

(あれだけ差があったライフポイントが、あっという間に500ポイントの差に…!)

(アタシとベスト8を争ったカズヒロに、ここまで対抗出来るなんて…!)

(相当考えて、努力して、今のデッキに行きついたんだろうな、凄いぜお前…!)

(ただ、カズヒロは仮にもアタシとベスト8を争った経験があるんだぜ?アイツにはドグマガイ以外にも最強のDを持っている…真薄、油断するなよ!)

5・カズヒロのターン

「僕のターン、ドロー!」(カズヒロ手札0→1)

「このターン、ダイヤモンドガイの効果で墓地へ送った『終わりの始まり』の効果発動!コストを無視して、デッキから3枚ドローする!」(カズヒロ手札1→4)

「…真薄君、どうやらデュエルはここまでみたいだ!」

「えっ!?何故なのですか!?」

「このターンで、ドグマガイと並ぶ僕の最強の『D-HERO』が出るからだ!」

「まさか!アニメで究極のDと呼ばれていたあのカード!?」

「魔法カード『おろかな埋葬』を発動!デッキからモンスターを1体墓地へ送る!僕は『ダンディライオン』を墓地へ送る!」(カズヒロ手札4→3)(カズヒロ墓地8→10)

ライオンみたいなタンポポが墓地へ送られると、タンポポが綿毛を残して行った。

「『ダンディライオン』の効果発動、墓地へ送られた時に『綿毛トークン』を守備表示で特殊召喚する!」


『おろかな埋葬』
通常魔法(制限カード)
(1):デッキからモンスター1体を墓地へ送る。

『ダンディライオン』
レベル3
風属性
植物族 効果モンスター(制限カード)
攻撃力・300 守備力・300
(1):このカードが墓地へ送られた場合に発動する。
自分フィールドに「綿毛トークン」
(植物族・風・星1・攻/守0)2体を守備表示で特殊召喚する。
このトークンは特殊召喚されたターン、アドバンス召喚のためにはリリースできない。


「カズヒロさんの所にモンスターが3体…やっぱり!」

「3体のモンスターをリリースして!出ろ!『D-HERO Bloo−D』ィィッ!」

三体のモンスターがリリースされると、血の池が現れる。そしてその中から、ドラゴンのような戦士が現れた!

これ見て菊姫が驚く。何故なら。

「出たー!奴の第二の切り札!アタシの『古代の機械巨人』もアイツの前には無力だった…!」

「これが…究極のD!」

「行くぞ!真薄君!Bloo−Dの効果発動!クラプティー・ブラッド!」

Bloo−Dの大きな翼から黒い腕が出てくると、ジ・アースを鷲掴みにして翼に引きずり込んでしまった!

「ジ・アースが!」

「Bloo−Dは、相手モンスターを吸収して装備カードとすることで、そのモンスターの攻撃力の半分を加算することが出来る!そのことでBloo−Dの攻撃力は、3150だ!」

「う、うう…」

「『D−HERO Bloo−D』の攻撃!ブラッディ・フィアーズ!」

Bloo−Dの翼から放たれた血のように紅い針が、真薄を襲う!フィールド・手札にカードが何も無い真薄は、その攻撃を受けるしか無かった…!

「うわあああ!」(真薄ライフ2800→0)

真薄はデュエルに負けた。


『D−HERO Bloo−D』
レベル8
闇属性
戦士族 効果モンスター
攻撃力・1900 守備力・600
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上のモンスター3体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。
1ターンに1度、相手フィールド上のモンスターを
装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備できる。
このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの
攻撃力の半分の数値分アップする。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターの効果は無効化される。