二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 遊戯王デュエルモンスターズEXS(イクス) ( No.42 )
日時: 2016/04/10 17:21
名前: ロード (ID: IWueDQqG)

デュエルに負けてしまった真薄。落ち込むかと思いきや、その顔は笑顔であった。

「凄いですよカズヒロさん、まさかあんな土壇場でBloo−Dを出して勝つなんて…」

「真薄君、君だってあそこでトルネードからのジ・アースで一気にライフをほぼ同じ値にまで持っていくなんて!始めたばかりとしては、かなりの腕前だったよ!」

「でも、僕は今回負けました、でもそこから…色々学べたことがあったんです」

「真薄君…君の『E・HERO』デッキはこれからまだまだ大きくなる可能性を秘めている、それを生かすも殺すも、君次第だからね」

「はい、ありがとうございますカズヒロさん」

「別に、大会に向けて色々試したいことがあったしね、こっちもありがたく思っているよ」

「じゃあ僕、遊太さん達の所に行ってますね菊姫さん」

「おー」

そうして真薄が遊太達の所へ行った後、菊姫はカズヒロに言う。

「菊姫、ひょっとしたらあの真薄君って子かなり伸びるかもしれないね、僕の憶測にすぎないけど…」

「確かにな、今はまだ未熟だけど…これからきっともっと伸びるかもしれないぜ?」

「…大会に向けて、ライバルは増やしたくなかったんだけどなぁ」

「ま、運が悪かったと思って諦めなカズヒロ、アイツはこれからもっと伸びるのは間違い無いだろうよ」

「まあ、相手になった時は全力で相手するだけさ」

「お前ならそう言うと思ってた、じゃあ、アタシも遊太の所行くからさ」

「その遊太君も、かなり伸びてるらしいってことをこの間言ってたよね」

「へへっ、ライバルがまた増えるねえ、それじゃあ!」

菊姫がカズヒロの所を去った後、遊太の所に向かっていた真薄はこんなことを考えていた。

(ジ・アースを召喚した時のあの声…一体 誰だったんだろう?)


第七話。終わり。