二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 遊戯王デュエルモンスターズEXS(イクス) ( No.58 )
- 日時: 2016/05/03 11:43
- 名前: ロード (ID: 0llm6aBT)
1・龍矢のターン
「俺の先攻!手札から『D・モバホン』を召喚!」(龍矢手札5→4)
ガラパゴス携帯電話が召喚されると、それが変形して人型になる。これがディフォーマーの基本形だ。
「くーっ!カッコいい!やっぱりディフォーマーはカッコいいぜ!」
「うう…カッコいい…僕の『ビークロイド』も良いけどこっちも…」
「だろだろ〜!?そして、モバホンの効果発動!ディフォーマーのモンスター効果は表示形式で変わるぜ!モバホンが攻撃表示の時、サイコロを1回振って出た目の数だけデッキの上からカードをめくり、その中にレベル4以下のディフォーマーがいた場合、特殊召喚出来る!」
「この場合、ソリッドビジョンのモバホンのボタンが指定した数だけめくるぜ!ダイヤル〜オーン!」
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『D・モバホン』
レベル1
地属性
機械族 効果モンスター
攻撃力・100 守備力・100
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:サイコロを1回振り、
出た目の数だけ自分のデッキの上からカードをめくる。
その中からレベル4以下の「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体を選び、
召喚条件を無視して特殊召喚し、残りのカードはデッキに戻してシャッフルする。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
●守備表示:サイコロを1回振り、
出た目の数だけ自分のデッキの上からカードを確認して
元の順番でデッキの上に戻す。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
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モバホンの胸のあたりにある、番号ボタンがピポパと音を立てながら点滅する。そして、その点滅が段々ゆっくりになっていき…4で止まった。
「よーし!4だな!4枚デッキからめくるぜ!」
「うーん…あっ、やった!めくった中にあった『D・ラジオン』を攻撃表示で特殊召喚!」
ラジオが召喚されると、それが一瞬で変形する。やはり人型となり、コードを振り回すラジオのモンスターとなった!
「うう…またカッコいいモンスターが…」
「ラジオンの効果発動!このモンスターが攻撃表示で場にいる時、このモンスターを含めた『ディフォーマー』モンスターは攻撃力が800ポイントアップする!よって、ラジオンの攻撃力は1800!モバホンの攻撃力は900になる!」(ラジオン攻撃力1000→1800)(モバホン攻撃力100→900)
「ディフォーマーを全体強化するモンスターか…」
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『D・ラジオン』
レベル4
光属性
雷族 効果モンスター
攻撃力・1000 守備力・900
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上の「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスターの攻撃力は800ポイントアップする。
●守備表示:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上の「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスターの守備力は1000ポイントアップする。
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「先攻は攻撃出来ない、俺はカードを2枚伏せてターンエンド!」(龍矢手札4→2)
龍矢
ライフポイント8000
手札枚数2枚
モンスター2体『D・モバホン』(攻撃表示)『D・ラジオン』(攻撃表示)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数0枚
除外されているカード0枚
2・優のターン
「僕のターン!ドロー!」(優手札5→6)
「ディフォーマーか…確かにカッコいいけど、僕のビークロイドだって負けちゃいない!」
「僕は手札から、『サブマリンロイド』を攻撃表示で召喚!」(優手札6→5)
優が召喚したのは、潜水艦に顔がついたロボットみたいなモンスターであった。
「何だ?その絵本に出てきそうなモンスターは?」
「馬鹿にしてると痛い目見るよ!『サブマリンロイド』の効果発動!このモンスターは相手に直接攻撃が出来る!ディープ・デス・インパクト!」
「ええっ!?」
『サブマリンロイド』から魚雷が発射されると、ディフォーマー達をすり抜けて龍矢に直撃する!
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『サブマリンロイド』
レベル4
水属性
機械族 効果モンスター
攻撃力・800 守備力・1800
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
この時、相手ライフに与える戦闘ダメージはこのカードの元々の攻撃力と同じ数値になる。
また、このカードが戦闘を行ったダメージステップ終了時、
このカードの表示形式を守備表示にできる。
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「くー…直接攻撃かよ−…」(龍矢ライフ8000→7200)
「直接攻撃だと、元々の攻撃力分のダメージしか与えられないんだけどね、そして、自身の効果で『サブマリンロイド』は守備表示になる!」
「更に守備表示に変更だって!?う〜ん、やるな…」
「どう?結構やるもんでしょ、僕はカードを2枚伏せてターンエンド!」(優手札5→3)
優
ライフポイント8000
手札枚数3枚
モンスター1体『サブマリンロイド』(守備表示)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数0枚
除外されているカード0枚
3・龍矢のターン
「今の俺のモンスターじゃ『サブマリンロイド』は倒せないな…ここはやっぱりシンクロだな!ドロー!」(龍矢手札2→3)
(おっ、ついてるぜ!チューナーの『D・リモコン』だ!けど…念には念を入れて…)
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『D・リモコン』
レベル3
地属性
機械族 効果・チューナーモンスター
攻撃力・300 守備力・1200
●攻撃表示:1ターンに1度、自分の墓地の
「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体を選択してゲームから除外し、
デッキからそのモンスターと同じレベルを持つ
「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
●守備表示:1ターンに1度、手札の「D(ディフォーマー)」と
名のついたモンスター1体を墓地へ送り、
自分の墓地からそのモンスターと同じレベルを持つ
他の「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体を選んで手札に加える。
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「攻撃表示のモバホンの効果を使うぜ!ダイヤル〜オーン!」
ピポパポとモバホンのボタンが点滅し、数字を決定する。その数字は。
「3が出た!3枚めくるぜ!…んーと、このカードを出すぜ!『D・クロックン』!守備表示!」
今度はデジタル時計が召喚される、またしても変形して人型になった後…デジタル時計に戻った。
「またカッコいいのが…」
「そして『D・クロックン』の効果発動!守備表示の時、1ターンに1度、このモンスターにディフォーマーカウンターを1つ置ける、そしてこのモンスターをリリースすることで、乗っていたカウンターの数×1000ポイントダメージを与えられるぜ!」
「ターンごとにエネルギーを溜めるカードか…!」
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『D・クロックン』
レベル2
地属性
機械族 効果モンスター
攻撃力・600 守備力・1100
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:このカードに乗っているディフォーマーカウンター1つにつき、
このカードの攻撃力は500ポイントアップする。
●守備表示:1ターンに1度、このカードにディフォーマーカウンターを1つ置く事ができる。
このカードをリリースする事で、このカードに乗っている
ディフォーマーカウンターの数×1000ポイントダメージを相手ライフに与える。
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「そしてチューナーモンスターの『D・リモコン』を召喚!」(龍矢手札2→3)
今度はリモコンが召喚される。そして、手と足が生えてモニターに目がついた。
「チューナーモンスター…ってことは、シンクロ召喚か!」
「あったりー!レベル4の『D・ラジオン』に、レベル3の『D・リモコン』をチューニング!」
「世界は一つ!このドラゴンが世界を守る!シンクロ召喚!出ろマイフェイバリットカード!『パワー・ツール・ドラゴン』!」
龍矢のマイフェイバリットカード。機械ドラゴンの『パワー・ツール・ドラゴン』が召喚された!
これを見て優が言う。
「ああっ!またそんなカッコいいカードを出してー!」
「へっへーん!良いだろー!」
「うう…僕のビークロイドだって凄いんだぞ!」
「じゃあパワーツールの凄さを思い知らせてやるぜ!パワーツールは、1ターンに1度、装備魔法をデッキから3枚選び、それを相手に選ばせることで選ばせたカードを手札に加えられる!」
「うう… 装備魔法をサーチするカードだって!?糞〜!」
…先程から龍矢と優の口の戦いが行われている。これを見て龍奈が苦言を呈する。
「…今日のデュエルはいつも以上に喋るなあ…」