二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 遊戯王デュエルモンスターズEXS(イクス) ( No.60 )
- 日時: 2016/05/30 12:34
- 名前: ロード (ID: rHtcSzQu)
5・龍矢のターン
「俺のターン、ドロー!」(龍矢手札2→3)
(あの伏せカード…機械族だけあって『リミッター解除』なんて伏せてあるんじゃないのかな…)
(けど、そんな伏せにビビる俺じゃないぜ!)
「パワーツールの効果発動!デッキから3枚装備魔法を選んで、相手に選ばせる!さあ、この中から1枚選びな」
「じゃあ、それを選ぶよ」
「よっしゃ!『団結の力』だ!これをそのままパワーツールに装備するぜ!」
「『団結の力』は、自分フィールド上の表側表示モンスターの数だけ、攻撃力を800ポイントアップさせる!つまりパワーツールの攻撃力は…2300から4700にアップだ!」(パワー・ツール・ドラゴン攻撃力2300→4700)
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『団結の力』
装備魔法
装備モンスターの攻撃力・守備力は、
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体につき
800ポイントアップする。
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『リミッター解除』
速攻魔法(制限カード)
このカードの発動時に自分フィールド上に表側表示で存在する
全ての機械族モンスターは、ターン終了時まで攻撃力が倍になる。
このターンのエンドフェイズ時、
この効果を受けたモンスターを全て破壊する。
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(…そのまま殴っても良いけど、まずは色々やってから…)
「クロックンの効果発動!ディフォーマーカウンターを1つ置き、このカードをリリースすることで乗っていたカウンターの数×1000ポイントダメージを与える!乗っていたカウンターは2つ!よって2000ポイントのダメージを与える!クロックン・アラーム!」
時計状態のクロックンがピリリとアラームを鳴らすと、ボンッ!っと爆発した!
「バーン効果か…でも、モンスターが減ったことで『団結の力』の効果も下がっちゃったよ?」(龍矢墓地3→4)(優ライフ8000→6000)(パワー・ツール・ドラゴン攻撃力4700→3900)
「まだまだ!モンスターを手札から召喚!『D・ラジカッセン』!」
ラジオカセットが召喚されると、またしても変形して人型を取る。
「このラジカッセンの効果は…今は良い!この効果でパワーツールはまた800攻撃力アップだ!」(龍矢手札3→2)(パワー・ツール・ドラゴン攻撃力3900→4700)
「更に、モバホンの効果をまた使うぜ!ダイヤル〜オーン!」
またしてもピポパとモバホンのダイヤルが点滅する。
(モバホンの数字次第だ…良くて6か5、せめて…3なら…!)
そして。
ピ、ピ、ピ…ピーッ!
「数字は2!」
「よーし、2枚めくるぜ…」
そう言ってデッキから2枚めくる…が。
「あっちゃあ…!めくった中にディフォーマーはいなかった…!」
(くそ…展開に失敗した以上、次のターンジャンボドリルでモバホンは攻撃される…)
「なら、攻撃あるのみだ!パワーツールで、ジャンボドリルを攻撃!クラフティ・ブレイク!」
パワーツールがジャンボドリルに向かって自身の武器を振り上げる!
しかし…!?
「速攻魔法!『リミッター解除』発動!自分フィールドの機械族モンスターの攻撃力を2倍にする!よって、ジャンボドリルの攻撃力は3000から6000に!」(ジャンボドリル攻撃力3000→6000)(優墓地5→6)
「うげっ!やっぱり〜!」
「ジャンボロイドリル!」
勇んで攻撃に向かったパワーツールだったが、ジャンボドリルに返り討ちにあう。ドリルに体を貫かれる。
「う、く…装備魔法を墓地へ送って、パワーツールの破壊は免れる!」(龍矢墓地4→5)(龍矢ライフ6500→5200)
「フフフ、どうやら僕に追い風が吹いてるみたいだね」
「うう…ターンエンド…」
龍矢
ライフポイント5200
手札枚数2枚
モンスター3体『パワー・ツール・ドラゴン』(攻撃表示)『D・モバホン』(攻撃表示)『D・ラジカッセン』(攻撃表示)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数5枚
除外されているカード0枚
このデュエル展開に、ずっとデュエルを見ていた龍奈はこう感想を漏らす。
「龍矢…相変わらず猪突猛進的な戦法が目立つわね…せめて除去とか使えれば…」
「ああ、さっきからパワーツールで殴ってるだけしかしてないよね」
「あ、影沼店長!」
「さっきからずっと見てたけど、彼の戦法はワンパターンだ、装備で強化して殴るだけしかしてないね、除去とかそういうの無いよね」
「このままじゃダメだわ、何とかして突破口を開けたら…」
6・優のターン
「僕のターン!ドロー!」(優手札0→1)
「魔法カード『強欲で貪欲な壺』発動!」
「デッキから10枚のカードを裏側除外して、2枚ドロー!」(優手札1→2)(優墓地6→7)(優除外0→10)
「何!?10枚除外して2ドロー!?」
「ふふん、ドローには代償が付きものさ、そして、カードは…!」
(来た!僕のデッキにおける最強のモンスターを出せるカードが…!)
「伏せカードオープン!『針虫の巣窟』!」
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『針虫の巣窟』
通常罠
(1):自分のデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。
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「罠カード?」
「このカードは自分のデッキからカードを5枚捨てるカードだよ」
「自分のデッキからカードを捨てるなんて…墓地肥やしか!?」
「その通り、僕はデッキから5枚カードを墓地へ送るよ」(優墓地7→13)
「墓地を肥やして…どうするんだ?」
「こうするのさ!それっ!速攻魔法『サイバネティック・フュージョン・サポート』を発動!」
「このカードは、ライフを半分支払う代わりに機械族モンスターの融合召喚を行える、そして、その融合モンスターの為の素材は、手札・フィールド・墓地から除外することで調達出来る!」
「う、ウソだろ!?」
「ライフを半分支払い、そして『融合』を発動!墓地より『ロイド』と名の付いたモンスターを5体除外することで…融合召喚!」(優手札2→0)(優墓地13→8→10)(優除外10→15)(優ライフ6000→3000)
「全てのロイド達よ、今一つになって力を解き放て!融合召喚!『極戦機王ヴァルバロイド』!」
ロイド達がバラバラになった後、再び一つになって一つのモンスターとなる。
そのモンスターは、宇宙ステーションのような機械のモンスターであった。
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『極戦機王ヴァルバロイド』
レベル12
地属性
機械族 融合・効果モンスター
攻撃力・4000 守備力・4000
「ロイド」と名のついた機械族モンスター×5
このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
このカードが攻撃した相手の効果モンスターの効果をダメージ計算後に無効化する。
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
相手ライフに1000ポイントダメージを与える。
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃をする事はできない。
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「うわあ!かっちょいー!ビークロイド5体融合!」
「へへっ、凄いでしょ?それじゃあ行くよ!」
「あっ、しまった!」
「ヴァルバロイドで、モバホンを攻撃!」
「や、ヤバい!これを喰らって次の攻撃を喰らったら…!」
「行けーっ!」
ヴァルバロイドのあちこちから発射されたミサイルがモバホンを襲う!
それに龍矢は…!
「罠発動!『ディフォーム』!相手モンスターの攻撃を無効にして、『ディフォーマー』モンスターの表示形式を変更する!モバホンを守備表示に変更!」(龍矢墓地5→6)
「凌いだか…なら、貫通効果を持つジャンボドリルでモバホンを攻撃!」
今度はジャンボドリルがその巨大なドリルでモバホンを八つ裂きにしようとする!
「くああ!と、罠カード『ガード・ブロック』を発動!戦闘ダメージを0にして、カードを1枚ドローする!」(龍矢墓地6→8)(龍矢手札2→3)
モバホンは戦闘破壊されてしまったが、何とかダメージは免れることに成功する。ついでにドローも出来た。
「ハァ…ハァ…なんとか耐えたぞ…!」
「くぅっ、しぶとい…折角ここまでやったのにトドメを刺せないとは…ターンエンド!」
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『ディフォーム』
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する「D(ディフォーマー)」と名のついた
モンスターが攻撃対象に選択された時に発動する事ができる。
攻撃モンスター1体の攻撃を無効にし、攻撃対象に選択された
「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体の表示形式を変更する。
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『ガード・ブロック』
通常罠
相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
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優
ライフポイント3000
手札枚数0枚
モンスター1体『極戦機王ヴァルバロイド』(攻撃表示)
魔法・罠ゾーンのカード0枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数10枚
除外されているカード15枚