二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 遊戯王デュエルモンスターズEXS(イクス) ( No.74 )
日時: 2016/05/26 11:00
名前: ロード (ID: rHtcSzQu)

1・遊太のターン

(さあ見せてくれ、君が扱う『ロードナイト』達を!)

「僕のターン!僕は手札より、永続魔法『英雄騎士の兵力維持』を発動!」(遊太手札5→4)

「このカードは、自分フィールドに『ロードナイト』と名の付いたモンスターが特殊召喚に成功した時、同じ属性を持つ『ロードナイト』モンスターを一体、デッキから手札に加えられる!」


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『英雄騎士の兵力維持』
永続魔法
このカードの効果は1ターンに2回まで発動出来る。
自分フィールド上に『ロードナイト』と名の付くモンスターが特殊召喚に成功した時、特殊召喚されたモンスターと同じ属性の『ロードナイト』モンスターを1体手札に加えることが出来る。
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「手札から、『ロードナイト・ミラージュ』を攻撃表示で召喚!」(遊太手札4→3)

いつもの、鏡を擬人化した騎士が現れる。

「そして、ミラージュの効果発動!デッキから3枚カードをめくり、その中に『ロードナイト』モンスターがいた場合、特殊召喚出来る!ミラージュ・ティンクル!」

「…特殊召喚を可能とするモンスターを出し、兵力維持で後続を維持する…考えられてる」

ミラージュの周りに鏡が3つ現れると、その中からモンスターが特殊召喚される!突風をモチーフにした緑の鎧を身に着けたモンスターが鏡の中から出てくる。更に彼はフィールドに風を引き起こす。

「『ロードナイト・スピーダー』を攻撃表示で特殊召喚!そして、スピーダーが特殊召喚に成功したことで、効果発動!手札の『ロードナイト』モンスターを1体、特殊召喚出来る!僕は『ロードナイト・テラ』を守備表示で特殊召喚する!」(遊太手札3→2)

「そして『ロードナイト』モンスターが特殊召喚に成功したため、同じ属性の『ロードナイト』を1体手札に加えられる、僕はスピーダーと同じ風属性の『ロードナイト・タイフーン』を手札に加え、そしてテラと同じ光属性の『ロードナイト・テラ』を手札に加える」(遊太手札2→4)

「更に、テラが特殊召喚に成功した時、デッキより『英雄騎士』と名の付いた魔法カードを1枚手札に加えられる!僕は、『英雄騎士乱舞』を手札に加える」(遊太手札4→5)

「先攻に攻撃は許されない、僕はカードを1枚伏せて、ターンエンド!」(遊太手札5→4)


遊太

ライフポイント8000
手札枚数4枚『ロードナイト・タイフーン』 『ロードナイト・テラ』
モンスター3体『ロードナイト・ミラージュ』(攻撃表示) 『ロードナイト・スピーダー』(攻撃表示) 『ロードナイト・テラ』(守備表示)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数0枚
除外されているカード0枚


「アイツ、この間発売されたばかりの『ロードナイト』の使い手だと!?」

「あのモンスターなら、あの人に太刀打ち出来るかも…」

ひたすら解説しまくっている他のデュエリストの傍らで、菊姫達は言う。

「…あの人のモンスターは他とは違うからな、良く見とけよ真薄、龍矢」

「あっ、はい…」

「何処がどんなふうに違うんだよ?」

「まあ見てろよ、かなり違うぜ」


2・ロベルトのターン

(やるな…遊太君、たった数日でここまで『ロードナイト』達を操るようになっているとは…だが、僕はそう甘くは無いぞ!)

「僕のターン、ドロー!」(ロベルト5→6)

観戦している真薄は菊姫に尋ねる。

「菊姫さん、あの人が使うデッキって…どんなカード群なのですか?」

「…答えるなら、最新の召喚方法を扱うデッキだと言っておこう」

「それって何ですか…!?」

「ああ、それは——」

所変わってデュエルリング上のロベルト。

「僕は魔法カード『ペンデュラム・コール』を発動!この効果で、手札の『EMリザードロー』を墓地へ送って、デッキより『魔術師』と名の付いたペンデュラムモンスターを2枚手札に加える」

「ペンデュラム?それに…魔術師?」

「僕は、『竜脈の魔術師』と『竜穴の魔術師』を手札に加える」(ロベルト墓地0→2)


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『ペンデュラム・コール』
通常魔法(制限カード)
「ペンデュラム・コール」は1ターンに1枚しか発動できず、
「魔術師」PモンスターのP効果を発動したターンには発動できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
カード名が異なる「魔術師」Pモンスター2体をデッキから手札に加える。
このカードの発動後、次の相手ターン終了時まで
自分のPゾーンの「魔術師」カードは効果では破壊されない。
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これを見て、会場がざわめく。
 
「来るか?あの召喚方法が!」

「来るぞ!あの人が最も得意とする召喚が!」

「あの人の生が見られるなんて!良いぞ!凄く良いぞ!」

ロベルトは会場のざわめき等気にせず、自分のやるべきことをやる。

「そして僕は『EMドクロバット・ジョーカー』を攻撃表示で召喚」(ロベルト手札6→5)

シルクハットに仮面を被った道化師が召喚されると、その道化師はおもむろにシルクハットを外す。するとその中からカードが現れた。

「ドクロバット・ジョーカーは、召喚された時デッキよりこのモンスター以外の『EM』モンスター、もしくは『魔術師』・『オッドアイズ』モンスターを1枚手札に加えられるモンスター、僕は『EM トランプガール』を手札に加える」

「更にモンスターをサーチして…何をしようって言うんだ?」


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『EMドクロバット・ジョーカー』
レベル4
闇属性
魔法使い族 ペンデュラム・効果モンスター(制限カード)
攻撃力・1800 守備力・100
【Pスケール:青8/赤8】
(1):自分は「EM」モンスター、「魔術師」Pモンスター、
「オッドアイズ」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「EMドクロバット・ジョーカー」以外の「EM」モンスター、
「魔術師」Pモンスター、「オッドアイズ」モンスターの内、いずれか1体を手札に加える。
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「じゃあ、そろそろ始めようか、僕のペンデュラムショーを!」

これにより更に会場が沸き立つ!そして突如コールが始まる!

「来るぞ来るぞ!ペンデュラムが来るぞ!」

「そんなに言われなくても見せてあげるさ、皆僕のペンデュラム召喚を見たいんだよね!」

「僕は、スケール1の『竜脈の魔術師』とスケール8の『竜穴の魔術師』で、ペンデュラムスケールをセッティング!」(ロベルト手札6→4)

ロベルトがモンスターゾーンの端に存在するゾーンに、2枚のカードをセットする!

すると、デュエルリングにモンスターが現れる。しかし、モンスターゾーンではなく、光の円柱に囲まれた場所に現れていた。その円柱には、それぞれ1・8と書かれている。

「これにより、レベル2からレベル7までのモンスターが特殊召喚出来るようになった!」

「レベル2から7までのモンスターが特殊召喚可能!?」

「そう遊太君、これは…僕が最も得意とする召喚方法…」


「揺れろペンデュラム!光のペンデュラムが、モンスターを導く!」

「ペンデュラム召喚!出ろ!僕のモンスター達!」