二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 遊戯王デュエルモンスターズEXS(イクス) ( No.83 )
- 日時: 2016/06/03 16:13
- 名前: ロード (ID: rHtcSzQu)
1・衛のターン
「僕のターン、僕のエーリアン達が、君を侵略していくよ…」
「僕は手札から『エーリアン・ウォリアー』を攻撃表示で召喚!」(衛手札5→4)
衛が召喚したのは、まるでトカゲのような姿を持つ宇宙人であった。
「エーリアン…?さっき言ってた宇宙人って、このモンスターのことを言ってたのか…」
「そう、僕のデッキはエーリアンデッキ、無垢な宇宙人達が相手を侵略していくデッキさ」
「僕は更にリバースカードを1枚セットして、ターンエンド」(衛手札4→3)
-------------------
『エーリアン・ウォリアー』
レベル4
地属性
爬虫類族 効果モンスター
攻撃力・1800 守備力・1000
-------------------
衛
ライフポイント8000
手札枚数3枚
モンスター1体『エーリアン・ウォリアー』(攻撃表示)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数0枚
除外されているカード0枚
2・真薄のターン
「僕のターン、ドロー!」(真薄手札5→6)
(エーリアンデッキは相手を侵略する…これが気になるけど、一先ず攻撃しなきゃ!)
(さっき引いたカードは『融合』!これで最初から行こう!)
「僕は魔法カード『融合』を発動!手札の『E・HERO フェザーマン』と『E・HERO バーストレディ』を墓地へ送り、エクストラデッキから『E・HERO フレイム・ウィングマン』を融合召喚します!」(真薄手札6→3)(真薄墓地0→3)
鳥人間と爆熱ヒロインが融合すると、右腕に竜の頭を持つHEROが現れた!
-------------------
『E・HERO フェザーマン』
レベル3
風属性
戦士族 通常モンスター
攻撃力・1000 守備力・1000
風を操り空を舞う翼をもったE・HERO。
天空からの一撃、フェザーブレイクで悪を裁く。
-------------------
-------------------
『E・HERO バーストレディ』
レベル3
炎属性
戦士族 通常モンスター
攻撃力・1200 守備力・800
炎を操るE・HEROの紅一点。
紅蓮の炎、バーストファイヤーが悪を焼き尽くす。
-------------------
これを見て、外野の菊姫は感心する。
「ふむ…最初からあのモンスターを出すとはな…伏せカードが気になるが、上手く行けば序盤から相当なダメージを与えられるぜ」
しかし、鏡山は菊姫に言う。
「そうは言ってもアネゴ…相手は『エーリアン』デッキ…普通に攻撃したら相手の思うつぼなんです」
「どういうことだ、鏡山?カードマニアのお前なら、何か知ってるのか?」
「『エーリアン』デッキはつまり、相手を侵略するデッキなんです、つまり…」
そして、真薄はというと。
「フレイム・ウィングマンで、『エーリアン・ウォリアー』を攻撃!行けーっ!フレイムシュート!」
フレイム・ウィングマンは右腕の竜頭から強力な炎を発射し、『エーリアン・ウォリアー』を焼き尽くす!
「ギャアアア!」
断末魔を上げた『エーリアン・ウォリアー』はそのまま溶けた。
「いきなり融合モンスターで攻撃してくるとは…」(衛ライフ8000→7700)(衛墓地0→1)
「それだけじゃあないです、フレイム・ウィングマンが相手モンスターを破壊した時、モンスターの攻撃力分のダメージを与えるんです!」
「ええっ!つまり1800ポイントのダメージ、殆ど直接攻撃したようなものだ!」(衛ライフ7700→5900)
(よしっ!いきなり大きなダメージを与えたぞ!先制パンチだ!)
しかし、そう簡単には行かない。浮かれる真薄に、衛は言う。
「広野君、ダメージを与えたのは良いけど、僕の『エーリアン』デッキの真髄を見せてあげるよ!『エーリアン・ウォリアー』の効果発動!」
燃やされたウォリアーの体の残骸が、突然動き出す!そして、その残骸はフレイム・ウィングマンにとりついた!?
「フレイムウィングマン!?モンスターの残骸が体に貼りついて…」
「『エーリアン・ウォリアー』の効果発動、このモンスターが破壊され墓地へ送られた時、破壊したモンスターにAカウンターを2つ置く」
「Aカウンター!?」
「Aカウンターは侵略の証、相手に取り憑き、じわじわと侵略していくのさ…Aカウンターの乗ったモンスターと『エーリアン』と名の付いたモンスターが戦闘を行う時、Aカウンターの乗ったモンスターの攻撃力・守備力はカウンター1つにつき300ポイントダウンする」
「つまり、フレイムウィングマンが『エーリアン』と戦闘を行う時、攻撃力は1500、守備力は600になるってことですか…!」
「そう、どうだい?侵略される気分は…」
「くっ…僕はモンスターを裏守備表示でセットして、リバースカードを1枚伏せて、ターンエンド!」(真薄手札3→1)
-------------------
『E・HERO フレイム・ウィングマン』
レベル6
風属性
戦士族 融合・効果モンスター
攻撃力・2100 守備力・1200
「E・HERO フェザーマン」+「E・HERO バーストレディ」
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、
破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
-------------------
-------------------
『エーリアン・ウォリアー』
レベル4
地属性
爬虫類族 効果モンスター
攻撃力・1800 守備力・1000
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードを破壊したモンスターにAカウンターを2つ置く。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
Aカウンターが乗ったモンスターは、
「エーリアン」と名のついたモンスターと戦闘を行う場合、
ダメージ計算時のみAカウンター1つにつき攻撃力・守備力が300ポイントダウンする。
-------------------
真薄
ライフポイント8000
手札枚数1枚
モンスター2体『E・HERO フレイム・ウィングマン Aカウンター2』(攻撃表示)(裏守備モンスター)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数3枚
除外されているカード0枚
外野で見ている菊姫は、これを見て気づく。
「これが…『エーリアン』デッキのやり方か、鏡山」
「そうですアネゴ、Aカウンターでひたすら相手を侵略していく…これがエーリアンの戦い方です」
「展開力こそ無さそうだが、意外と厄介そうだな…」