二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 遊戯王デュエルモンスターズEXS(イクス) ( No.85 )
- 日時: 2016/06/03 16:16
- 名前: ロード (ID: rHtcSzQu)
4・真薄のターン
「僕のターン、ドロー!」(真薄手札1→2)
「この瞬間、フォレストマンの効果発動!スタンバイフェイズ時にこのカードが表側表示である時、デッキ・または墓地から『融合』を手札に加えられる!僕は、墓地から『融合』を手札に加える!」(真薄手札2→3)(真薄墓地6→5)
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『E・HERO フォレストマン』
レベル4
地属性
戦士族 効果モンスター
攻撃力・1000 守備力・2000
(1):1ターンに1度、自分スタンバイフェイズに発動できる。
自分のデッキ・墓地の「融合」1枚を選んで手札に加える。
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「更に僕は、さっき手札に加えた『融合』を発動!この効果で手札の『E・HERO ネクロダークマン』と、フィールドの『E・HERO フォレストマン』を墓地へ送る!」(真薄手札3→1)(真薄墓地5→8)
「正しき闇は深淵より!闇をもって闇を征す!『E・HERO エスクリダオ』を融合召喚!」
二つのHEROが闇に包まれると、その中から現れたのは、鋭利なフォルムをした黒きHERO。手には如何にも人を切り裂けそうな鋭い爪が生えており、目は紅く光っている。
「エスクリダオは、墓地の『E・HERO』モンスター1体につき攻撃力を100ポイント上げる!エスクリダオの元々の攻撃力は2500、墓地には6体の『E・HERO』がいる、よって攻撃力は600アップし、攻撃力は3100になる!」
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『E・HERO エスクリダオ』
レベル8
闇属性
戦士族 融合・効果モンスター
攻撃力・2500 守備力・2000
「E・HERO」と名のついたモンスター+闇属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの攻撃力は、自分の墓地に存在する
「E・HERO」と名のついたモンスターの数×100ポイントアップする。
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「ふむ…墓地のモンスターを参照して攻撃力を上げるモンスター、そこそこ強力だな」
「衛君、僕はただ融合召喚をする為にモンスターを出した訳じゃあないです!墓地に『E・HERO ネクロダークマン』の効果発動!このモンスターが墓地に存在している時、1度だけレベル5以上の『E・HERO』を召喚出来る!」
「そうか!君はネクロダークマンを墓地へ送る為に融合召喚を…!」
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『E・HERO ネクロダークマン』
レベル5
闇属性
戦士族 効果モンスター
攻撃力・1600 守備力・1800
(1):このカードが墓地に存在する限り1度だけ、
自分はレベル5以上の「E・HERO」モンスター1体をリリースなしで召喚できる。
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「ネクロダークマンの効果で、『E・HERO』をリリース無しで召喚!出ろ!『E・HERO エッジマン』!」(真薄手札1→0)
腕に強力なカッターをつけている金色のHEROが召喚される。見るからに強力そうだ。
「エッジマンは、融合モンスターではない『E・HERO』の中ではトップの攻撃力2600を誇り、貫通効果も持ち合わせるモンスター!」
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『E・HERO エッジマン』
レベル7
地属性
戦士族 効果モンスター
攻撃力・2600 守備力・1800
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
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「…やっかいだね、ここで2500以上のモンスターを2体出されるなんて…」
「どうですか?僕のHEROは!」
「うん、確かに今の状況は非常に厄介なことになっている、けど、モンスターが沢山いる方がかえって侵略のしがいがあるよ!」
「どういうことですか?」
「罠カード『惑星汚染ウイルス』を発動!自分フィールドの『エーリアン』モンスターを1体リリースすることで、Aカウンターの乗っていない相手モンスターを全て破壊する!」
「えっ!全てって…!」
「『エーリアン・ソルジャー』を墓地へ送り、君のAカウンターの無いモンスターを…つまり全てのモンスターを破壊する!」(衛墓地3→5)
「そんな!」
空からウイルスが降ってくると、HERO達に寄生する!ウイルスに寄生されたHERO達は、もだえ苦しみ…溶けて消えてしまった。
「ぼ、僕のHERO達が…」(真薄墓地8→10)
フィールドのモンスターが全て消えてしまった真薄。手札に他のカードは無く、絶望的な状況であった。
「手札も、フィールドも0…!」
「あ、一応言っておくけど、『惑星汚染ウイルス』は発動されてから相手モンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功したら、そのモンスターにAカウンターを1つ置くからね」
「く…ターン…エンド…」
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『惑星汚染ウイルス』
通常罠
自分フィールド上の「エーリアン」と名のついたモンスター1体をリリースして発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在する、
Aカウンターが乗っていないモンスターを全て破壊する。
相手のターンで数えて3ターンの間に
相手が召喚・反転召喚・特殊召喚したモンスター全てにAカウンターを1つ置く。
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真薄
ライフポイント8000
手札枚数0枚
モンスター0体
魔法・罠ゾーンのカード0枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数10枚
除外されているカード0枚
手札も、フィールドのカードも0。これに菊姫と鏡山は。
「ヤバいぜ…これはとにかくヤバいぜ!」
「ええ、相手の手札が1枚とはいえ、下手をすればここから1キルもされる可能性もありますよ…」
「大丈夫かよ真薄…」
不安そうに真薄を見つめる菊姫に、遊太は言う。
「大丈夫だよ菊姫、ライフが0にならなければ、まだチャンスはあると思う」
「…だな、ライフが0にならなければ何とでもなるんだ、ここは、真薄が1ショットキルされないことを祈るだけだぜ!」
「…今回ばかりはそうするしかないでしょう、アネゴ」
「頑張ってよ、真薄君!」