二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 遊戯王デュエルモンスターズEXS(イクス) ( No.87 )
日時: 2016/06/03 16:20
名前: ロード (ID: rHtcSzQu)

「何だ!?一体どんなカードを引いた!?」

「手札から『E・HERO バブルマン』を守備表示で特殊召喚!」(真薄手札1→0)

「と、特殊召喚!?」

「バブルマンは、手札がこの1枚だけの時、手札から特殊召喚可能です!」

「でも、壁モンスターを出しただけじゃあ…」

「バブルマンは、召喚・反転召喚・特殊召喚された時、フィールドと手札に他のカードが無い時、デッキからカードを2枚ドローすることが出来ます!僕の場と手札は0!このままカードを2枚ドローします!」(真薄手札0→2)


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『E・HERO バブルマン』
レベル4
水属性
戦士族 効果モンスター
攻撃力・800 守備力・1200
(1):手札がこのカード1枚のみの場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
この効果は自分の手札・フィールドに他のカードが無い場合に発動と処理ができる。
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「まさかの2ドローを許すとは…そのドローで、引いたカードは…」

「そして手札から『ミラクル・フュージョン』を発動!このカードは、フィールド・墓地から融合素材となるモンスターを除外することで、『E・HERO』と名の付く融合モンスターを融合召喚出来るんです…」

「そこでこのカードを引くとは…!?」

「墓地より、フレイムウィングマンとスパークマンを除外して…エクストラデッキから特殊召喚!」(真薄手札2→1)(真薄墓地10→8)(真薄除外0→2)


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『ミラクル・フュージョン』
通常魔法
(1):自分のフィールド・墓地から、
「E・HERO」融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体を
エクストラデッキから融合召喚する。
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「光と炎のHEROよ、今こそ1つになって、世界を光で包み込め!融合召喚!出ろ!『E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン』!」

炎のフレイムウィングマンと光のスパークマンが一つになった時現れたのは、白き体と翼を持った、光輝くHERO!

「くっ、そんなモンスターを出すなんて…だが、『惑星汚染ウイルス』の効果で、Aカウンターをシャイニングに乗せる!」

エーリアンの肉片が乗るが、シャイニング・フレアは何も苦にしていない。

「シャイニング・フレア・ウィングマンは、墓地の『E・HERO』1体につき、300ポイントアップさせる、今墓地にあるのは5体…よって攻撃力は2500から4000にアップする!」

「そして手札から速攻魔法『収縮』を発動!このターン、『宇宙砦ゴルガー』の攻撃力を半分にします!」(真薄手札1→0)(真薄墓地8→9)(宇宙砦ゴルガー攻撃力2600→1300)

「こ、攻撃力を半分に…!」


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『収縮』
速攻魔法
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力はターン終了時まで半分になる。
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「行きますよ!シャイニング・フレア・ウィングマンで、『宇宙砦ゴルガー』を攻撃!シャイニング・シュート!」

シャイニングの腕から発せられた光が、エーリアン要塞を焼き尽くす!

「くっ、ダメージを…」(衛墓地8→9)(衛ライフ4900→2200)

「まだですよ、シャイニング・フレア・ウィングマンがモンスターを破壊して墓地へ送った時、相手にモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与えられるんです!」

「な、何!?うわあああっ!」(衛ライフ2200→0)(衛墓地8→9)

「か、勝った!?勝ったぁ!」

「勝った!1回戦…勝ちましたよ!」


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『E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン』
レベル8
光属性
戦士族 融合・効果モンスター
攻撃力・2500 守備力・2100
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードの攻撃力は、自分の墓地の「E・HERO」カードの数×300アップする。
(2):このカードが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
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真薄が見事勝利し、喜びを隠せない遊太と菊姫。

「うおおお!やりやがった!真薄の奴、勝ちやがった!」

「まさかまさかの勝利!やったね真薄君!」

そして真薄はというと、初めての大会での勝利に、デュエルリングを降りてもドキドキしていた。

「す、凄い…!僕が、大会で…!」

真薄が一人でもたついている時に、星衛が言う。

「真薄君、デュエルしてくれてありがとう」

「え、え?」

「まさかあんな状況から逆転するなんて…さっき、勝ち確定なんて言ってゴメンね」

「あ、良いんですよ、気にしてませんから…」

「まさかの1回戦負けだけど…僕の『エーリアン』はまだ不滅さ!またいつか、大会で会おうね!今度は君の『E・HERO』を倒すからね!」

「は、はい!またいつか、大会で会いましょうね!」

「じゃあ、この後も頑張ってね!」

そう言って、衛は去って行った。お互い全力を出し合ってデュエル出来たことに、どことなく満足する真薄。

そして、皆の所に戻って来ると。

「凄いぜ真薄!まさかあの状況から逆転するとはよ!」

「僕も凄く痺れたよ!バブルマンからのドローが神がかっていたよ!」

「い、いや…遊太君があの時励ましてくれたから、今の僕がある訳でして…ともかくありがとうございます!」

「良いって良いって!これで、第4シードの才羽君と戦うんだね…」

「はい…」

「僕も頑張るから、君も頑張りなよ真薄君!」

「は、はいっ!遊太君も…頑張ってください!」

遊太と真薄はお互いに、勝利の喜びをたたえあっていた。

が。

「あの〜、次の試合は俺なんッスけど…」

岩ノ井は体育座りのままじっとしていた。

第十六話。終わり。