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５・志島のターン

「僕のターン、ドロー」（志島手札3→4）

「僕は、手札の『グレイドル・スライム』の効果発動！フィールドの『グレイドル』カードを破壊することで、このカードを手札から特殊召喚する！」

「何！？カードということは、魔法や罠を破壊してもＯＫということッスか！？」

「ご明察、僕は『グレイドル・コブラ』と『グレイドル・インパクト』を破壊して、『グレイドル・スライム』を守備表示で特殊召喚！」（志島墓地3→5）（志島手札4→3）

召喚されたのは、宇宙人の姿をしたようなスライムであった。

「『グレイドル・スライム』が自身の効果で特殊召喚された時、墓地から『グレイドル』モンスターを守備表示で特殊召喚出来る、墓地から『グレイドル・アリゲーター』を特殊召喚！」（志島墓地5→4）

「そして『グレイドル・スライム』はチューナーモンスター、このままレベル３のイーグルとレベル８のシンクロ召喚を行う！」

「何！？」


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『グレイドル・スライム』
レベル5
水属性
水族　チューナー・効果モンスター
攻撃力・0　守備力・2000
「グレイドル・スライム」の(1)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが手札・墓地に存在する場合、
自分フィールドの「グレイドル」カード２枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、このカードを特殊召喚する。
(2)：このカードの(1)の効果で特殊召喚に成功した時、
自分の墓地の「グレイドル」モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
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「レベル３の『グレイドル・アリゲーター』に、レベル５の『グレイドル・スライム』をチューニング！」

「仮の姿を持つ不定形の浸食者よ！今こそ一つになりて凶悪な力を解き放て！シンクロ召喚！レベル８『グレイドル・ドラゴン』！」（志島墓地4→6）

現れたのは何と、頭がワニ、翼がイーグル、尻尾がコブラの凶悪な姿をしたドラゴンであった！

「こ、攻撃力3000なんて、でも、俺には攻撃力3300の『超伝導恐獣』が…」

「『グレイドル・ドラゴン』の効果発動！このカードがシンクロ召喚に成功した時、シンクロ素材としたモンスターの数だけ相手フィールドのカードを破壊する！」

「ええっ！？マジッスか！？」

「『暗黒恐獣』と『超伝導恐獣』を、破壊する！」

ドラゴンによって放たれた光線により、２体の恐竜は爆発四散する。

「…俺の場ががら空き…！」（岩ノ井墓地2→5）


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『グレイドル・ドラゴン』
レベル8
水属性
水族　シンクロ・効果モンスター
攻撃力・3000　守備力・2000
水族チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
「グレイドル・ドラゴン」の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードがＳ召喚に成功した時、
そのＳ素材とした水属性モンスターの数まで相手フィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2)：このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、
このカード以外の自分の墓地の水属性モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
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「そして手札から『グレイドル・コブラ』を攻撃表示で召喚し、バトルスタート！」（志島手札3→2）

「ううっ！」

「『グレイドル・ドラゴン』でダイレクトアタック、グレイドル・バースト！」

ドラゴンの光線が岩ノ井を直撃する！

「くぅっ！」（岩ノ井ライフ4400→1400）

「そして『グレイドル・コブラ』で、ダイレクトアタック！」

「うわあああっ！」（岩ノ井ライフ1400→400）

「カードを１枚伏せてターンエンド、例えコブラを攻撃したとしても、君のモンスターは僕に奪われる…このデュエル、僕の勝ちだね」（志島手札2→1）

「ううう…」


志島

ライフポイント5900
手札枚数1枚
モンスター2体『グレイドル・ドラゴン』（攻撃表示）　『グレイドル・コブラ』（攻撃表示）
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数6枚
除外されているカード枚