二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 遊戯王デュエルモンスターズEXS(イクス) ( No.98 )
- 日時: 2016/07/02 20:48
- 名前: ロード (ID: 0llm6aBT)
観客席の菊姫達はというと。
「罠カードで攻撃・守備を反転させたは良いが…このまま攻撃しても『モンスターBOX』の餌食だぜ!」
「でもアネゴ、それは遊太も分かっている筈ですぜ」
「どういう意味だよ鏡山?」
「遊太は何か秘策を持っているみたいですよ?」
黄金の鎧に光を集中させ、それを一気に解き放つマグナ!が…。
「『モンスターBOX』の効果発動!コイントスを行って、当てれば相手攻撃モンスターの攻撃力を0にする!」
「それにチェーンして、手札の『ロードナイト・サフィア』の効果発動!自分フィールドの『ロードナイト』モンスターが魔法・罠の対象になった時、手札のこのカードを墓地へ送って、そのカードの効果を相手エンドフェイズまで無効にする!」
「何!?」
サファイアが鎧についた青い騎士が槍を投げ、表側表示の『モンスターBOX』を貫く!『モンスターBOX』は無効化されてしまった。(遊太手札3→2)(遊太墓地8→9)
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『ロードナイト・サフィア』
レベル4
光属性
戦士族 効果モンスター
攻撃力・1700 守備力・1300
このカードは特殊召喚された時、相手フィールドの魔法・罠を1枚破壊出来る。
自分フィールドの『ロードナイト』モンスターが魔法・罠の対象になった時、このカードを手札から捨てることでその魔法・罠を無効化する。
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「行け!『イクスロードナイト・マグナ』!エクストリーム・バースト!」
『モンスターBOX』の効果が無効化された今、攻撃を遮る罠は無い!マグナの黄金の鎧から放たれたビームが、『リボルバー・ドラゴン』に直撃する!
「ぐぅっ…」(木島墓地3→4)(木島ライフ6500→5700)
「そして、攻撃力2000になった『ロードナイト・ジュリアス』で『暴れ牛鬼』を攻撃!ジュリアード・ウォーター!」
水が騎士の形になったようなモンスターが腕から水を発射して牛鬼を攻撃!
「またしても…」(木島墓地4→5)(木島ライフ5700→4700)
「最後に、『ロードナイト・クレス』でダイレクトアタック!クレイ・ソード!」
岩の剣がダイレクトアタックし、クリーンヒットする!
「ぐぅっ!」(木島ライフ4700→2900)
「よしっ!大分ライフを削れたぞ!ターンエンド!」
遊太
ライフポイント5800
手札枚数3枚
モンスター3体『イクスロードナイト・マグナ』(攻撃表示) 『ロードナイト・ジュリアス』(攻撃表示) 『ロードナイト・クレス』(攻撃表示)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード1枚『英雄騎士の兵力維持』
墓地の枚数9枚
除外されているカード4枚
5・木島のターン
「うう…」
手札も0、モンスターも0。あるのは『セカンド・チャンス』と『モンスターBOX』のみ。まさに絶体絶命の状況である。
次のドローがよっぽど良くなければ、勝ちが無いのは明白である。
だが、木島はというと。
「ヘッ、ヘヘヘヘ…」
「な、何がおかしいのさ?」
「俺がここで必殺のカードを引いたら面白いよな?」
「引いたら…!?」
「引いたら面白いよなあ!?」
引いたら面白い、その言葉に反応する遊太。
「だよね!ここぞって所で引けたら、面白いよね!」
「だろ!?ここぞって時にハマれば、凄い事になるからな!」
「そこまで言うんなら…見せてよ!そのドローを!」
「分かってらあ!今引くぜ!」
「カード…ドロー!」(木島手札0→1)
引いたカードを見る木島。すると、顔がニヤッとする!
「まだ俺の運は尽きてないみたいだな…行くぜ!」
「俺は手札から、魔法カード『マジック・プランター』を発動!自分フィールドの永続罠『モンスターBOX』を1枚墓地へ送り、2枚ドロー!」(木島手札1→0→2)(木島墓地5→7)
「……やべえ!運が凄すぎィ!手札から魔法カード『強欲で貪欲な壺』を発動!自分のデッキからカードを10枚除外して、2枚ドロー!」(木島手札2→3)(木島墓地7→8)(木島除外0→10)
「ここへ来て、まさかのドロー加速!?ホント凄いよ!」
ここへきての凄いドローブースト。これには外野の菊姫達も唖然とする…。
「すげえ…」
「あの状況から一気に3枚に…!」
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『マジック・プランター』
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
永続罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
デッキからカードを2枚ドローする。
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『強欲で貪欲な壺』
通常魔法
「強欲で貪欲な壺」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のデッキの上からカード10枚を裏側表示で除外して発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
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そしてデュエルリング。
「さて、手札が補充されたと同時に、俺は切り札を出させてもらうぜ!」
「へえ…どうやって!?」
「俺は手札から、『おろかな埋葬』を発動!デッキより『一刀両断侍』を墓地へ送る」(木島手札3→2)(木島墓地8→10)
「そして俺は、手札より『未来への思い』を発動!自分の墓地からレベルの異なる3体のモンスターを蘇生させる!レベル7『リボルバー・ドラゴン』!レベル4『暴れ牛鬼』!レベル2『一刀両断侍』!」(木島墓地8→6)(木島手札2→1)
「モンスターを3体も!?」
「ただし、この効果で蘇生したモンスターは攻撃力0となり、効果は無効化!その上、エクシーズ召喚でしか特殊召喚出来ず、エクシーズを行ってない場合、エンドフェイズに4000ライフを失う!」
「えっ!?レベルの異なるモンスターなのに、エクシーズを行わなければ物凄くライフを失うだって!?それじゃあ…」
「それはどうかな?要はレベルを揃えれば良いんだろ?俺は手札から『ギャラクシー・クィーンズ・ライト』!自分フィールドのレベル7以上のモンスターがいる時、自分フィールドのモンスターを全てそのレベルのモンスターのレベルにする!」(木島手札1→0)(木島墓地6→7)
「なるほど…そうやって同じレベルにするのか!」
「俺の場にはレベル7の『リボルバー・ドラゴン』がいる、よって俺のモンスターは全てレベル7となる!」
「レベル7のモンスターが…3体!」
「行くぜ!レベル7のモンスターで、エクシーズ召喚!」
「賽の目の行く末に、全てが決まる!幸運を我が手に、そして勝利を我が手に!エクシーズ召喚!ランク7『No.7 ラッキー・ストライプ』!」
縞模様の奇妙な人型が現れる。杖を持つソイツは、杖をくるくる振り回している。
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『No.7 ラッキー・ストライプ』
ランク7
光属性
天使族 エクシーズ・効果モンスター
攻撃力・700 守備力・700
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『おろかな埋葬』
通常魔法
(1):デッキからモンスター1体を墓地へ送る。
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『未来への思い』
通常魔法
自分の墓地のレベルが異なるモンスター3体を選択して発動できる。
選択したモンスター3体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は0になり、効果は無効化される。
その後、自分がエクシーズ召喚を行っていない場合、
このターンのエンドフェイズ時に自分は4000ライフポイントを失う。
また、このカードを発動するターン、
自分はエクシーズ召喚以外の特殊召喚ができない。
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『ギャラクシー・クィーンズ・ライト』
通常魔法
自分フィールド上のレベル7以上のモンスター1体を選択して発動できる。
自分フィールド上に表側表示で存在する
全てのモンスターのレベルはエンドフェイズ時まで選択したモンスターと同じレベルになる。
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