二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【おそ松さん】失われてく日々の中で【オリキャラ募集中!!】 ( No.18 )
- 日時: 2016/03/18 19:24
- 名前: ラリティ ◆fvHE6RWqPQ (ID: uoHTZdTU)
第3-1話 『放課後』
「…すっげぇ疲れた…」
『トラスト』の寮へ行く廊下の途中。『トラスト』所属のチョロ松、トド松が横に並んで歩いていた。
「ほんっとチョロ松兄さん飛行訓練苦手だよね〜。占い学も苦手なんだっけ?午後の授業、最悪だったでしょ」
「ホントそれ思った。まぁ占い学は合同だったから大丈夫。でも飛行訓練がな…」
ここ、『私立カトレア学園』では午前の授業と午後の授業に分かれている。
午前の授業が、昼食を食べる前の授業まで。つまり普通の学校でいう四時限目までが午前の授業。
午後の授業が、普通の学校でいう六時限目までが午後の授業。
…科目については、>>14を見ていただければ。
「カラ松兄さん注目されてたもんね」
「アイツ、占い学得意だからな」
この二人の入っている『トラスト』は、不思議な力を持つ者が入る寮だ。
トド松は、『人を魅了する』という不思議な力を持ち、人に愛されている。
チョロ松は、『幸運』という不思議な力を持ち、人一倍の運の良さを誇っている。
そのため『トラスト』は寮の所属人数が一番少ない。だからかどうかは分からないが、寮全体の仲が良く、良好な関係を保っている。
基本的に、寮に入っている人の名前は覚える。それができるほど、人数が少ない。
…と言っても、100人くらいは居るが。
「イッタイよね〜、あの占い方!もうちょっとどうにかならないかな」
「それはもう仕方ないでしょ、あれがカラ松だし」
「チョロ松兄さんが諦めた目をしている…」
「そりゃもう、仕方ないだろ。俺らも21だし、あそこから変われる気もしないから…」
「まーねー」
そんな風に二人で話してるうちに、寮の入り口へとついた。
扉の前で立ち止まり、杖を出して二人同時に「【グリン・イノセンス】」と唱える。
杖先に、光が灯る。そして寮の中へ入る扉を開け、暗闇の中へと、杖に灯った光を頼りに奥へと歩いて行った。