二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 東方Project×オリキャラ ( No.78 )
日時: 2016/04/25 21:25
名前: ヒトミ (ID: 84hRb0Yz)

私は絢斗さんに手を繋いでもらいながら、咲さんがいる部屋に向かった。



絢斗「咲、目が覚めたんだね。」

咲「まぁね。」



私は怖い気持ちが、膨れ上がる。



?「来夢。」

来夢「霊夢、何?」



そこにいたのは姉の霊夢だった。



霊夢「手伝ってくれる?」

来夢「うん。分かった。」



私は霊夢のあとを歩いていく。



霊夢「来夢、そこのお札をとって。」

来夢「はい。」



私はそのお札をとり、霊夢に渡す。



霊夢「ありがとう。これで少しは結界を強くはれたと思うわ。」

来夢「う、うん。」



そのとき、私の体に衝撃が走った。



?『我は闇のもの。そのものを殺せ!』

来夢「やめて。」

霊夢「来夢?」

来夢「やめてよ!」



私はそのまま、霊夢をその場において去った。



来夢「はぁ...はぁ。このまま私がいたら霊夢達に怪我させちゃう。」

霊夢「来夢!」



振り向くと、そこには霊夢がいた。そして騒ぎを駆けつけた、絢斗さん達がいた。



霊夢「またなの?」

咲「また?」

来夢「駄目だよ、霊夢。貴方は私の本当の姉じゃないってこと、とっくに知ってる。」

霊夢「来夢!貴方それをどこで。」

来夢「うすうす、気づいていた。霊夢が私の本当の姉じゃないってこと。でも楽しかった。ほんとの姉じゃなくても私は霊夢と一緒にいて心から楽しかった。」

絢斗「来夢。」



絢斗は心配しながら、言う。



来夢「でもそんな幸せな時間も終わり。私のこの呪われた体はどんな医者でも治せない。バイバイ、霊夢。楽しかったよ。」

霊夢「待って、来夢!」



私はそのまま、その場から姿を消した。