二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 神父が幻想入り ( No.1 )
- 日時: 2016/04/17 17:59
- 名前: ゼラチン (ID: Z709ucgr)
わからないのか? おまえは「運命」に負けたんだ!
「正義の道」を歩む事こそ「運命」なんだ!!
「やめろォオオオオ、知った風な口をきいてんじゃあないぞオオオオ
このちっぽけな小僧がああああああ 」ドォオオオオオオオン
彼、エンリコ・プッチは先の戦いで死亡した・・・はずだった。
のどかな森で彼は目を覚ました。
「・・・?ここはどこだ?一巡後の世界なのか?・・・・・・・いや、私はとっくに一巡後の世界に到達し、ジョースターの血統も滅ぼしたはず・・・・その後だ!ジョースターの血を絶やした後!何があったか思い出すのだ!2…3、5…7」
しばらく考えた後、彼は思い出す事に成功した。
「そうだ!私はあの時〜〜少年に殺されたのだ!」
肝心のその少年の名前が思い出せない。しかし今気にするべき事はそこじゃない。
「ここは死後の世界なのか?」
周りはのどかな風景、しかし彼岸花。があちこちに咲いている。
「落ちつけ…………心を平静にして考えるんだ…こんな時どうするか……」
プロローグ『闇と素数』
- Re: 神父が幻想入り ( No.2 )
- 日時: 2016/04/17 18:57
- 名前: ゼラチン (ID: Z709ucgr)
プッチはあれから数分もすると森を探索していた。死後の世界かどうかはまだ分からなかった。スタンドは出せる。
スタンドとは超能力に像を与え、目に見える形で表現したものである。人型のスタンドもありスタンドはスタンド使いにしか見えない。特殊な場合を除きスタンドが傷つけば本体も傷つく、その逆も然り、だがスタンドはスタンドでしか攻撃出来ない。
彼のスタンドは人型のC-MOON(シー・ムーン)というスタンドである。
能力はC-MOONが攻撃した物は引力を逆転させ、内と外を裏返しにされ、かなりグロいことになる。さらにプッチの周囲3kmに存在する物体はプッチを上にして落下するようになるがこの場所ではどうやら使えないようだ。
プッチがしばらく歩いていると目の前に幼い少女が現れた。
「ねー貴方は食べてもいい人類?」
プッチはしばらく思考が止まっていた。質問の意味が分からなかった。
「どういう意味だ?君は人を食うのか?」
「あれ?じゃあ貴方外来人?」
外来人?もしや私は食人主義者の国に居るのか?もしやこいつもスタンド使いか?
プッチはC-MOONを出したが何も反応が無い。
この少女はスタンド使いではないのか・・・
「さっきから何やってるの?外来人」
「なぁ、君ここはどこだ?名前を教えてくれ」
危険な賭けだ。
「ここは幻想郷だよ。外来人のお兄さん」
少女はそういうと微笑む、さっきまで物騒なことを言っていたとは思えない。
「・・・・でも・・・外来人なら・・・・・・」
「おや、何をブツブツ言っているんだ」
少女はさっきの微笑みよりもにんまりと笑いこう言った。
「決めた!お兄さんは私がここで食べちゃう!」
無邪気な、恐ろしい笑顔だった。
余談ですがプッチってお兄さんって歳じゃないですよね。