二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 神父が幻想入り(仮題) ( No.7 )
日時: 2016/04/19 18:05
名前: ゼラチン (ID: Z709ucgr)

「あら、起きたのね」

目が覚めると布団で寝ていた。誰の家かは分かっている。

「ああ、ありがとう、霊夢」

「礼なんていらないわよ」

この少女は博麗霊夢、昨日あの少女との闘いで負った傷を治してくれ、一晩泊めてくれた。さらにこの世界に対して色々な事を聞いた。
この世界は幻想郷といい、我々が住んでる世界と違う世界らしい、妖怪、神、人間が暮らしているこの世界は普通、外の世界から入って来る事は無いという。私のような外の世界から来た人間は『外来人』と、呼ぶらしい。

「元の世界に戻るまで後2ヶ月は待ってね。色々あるのよ。その間泊まって良いから」

「ありがとう、感謝するよ」

「それはいいけど・・・あんた何か能力を持っているの?」

「・・・・・何故そう思う?」

「あなたが出会った妖怪、ルーミアはあなたが普通ではない能力を持っていると言ったのよ」

「それについてはあまり言いたくないな」

「そう・・・じゃあ聞かないわ」

霊夢はそう言い残すと台所の方へ行った。
霊夢も、能力を持っているのだろうか。場合によっては・・・・・・何故かそれより先は、考えなかった。 


ニャー、外から猫の鳴き声が聞こえて来た。尻尾が2つに分かれている猫であったが、プッチは知る由もない。


1話「霊夢は猫に好かれやすい」