二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 神父が幻想入り(仮題) ( No.105 )
日時: 2016/09/19 18:40
名前: ゼラチン (ID: MQ1NqBYl)

吸血鬼も食糧にしてしまう種族、それがカーズ。今のプッチは果たして蛇に睨まれた蛙であろう。

「シュトロハイムに・・・誰だ?貴様もこのカーズに歯向かう人間か?」

「ああ、このシュトロハイムとは最近知り合ってお前のことも知っている」

「ふん・・・見たところただの人間か、たいした食糧にもならん」

プッチはカーズに近づこうとしていた。

「プッチ!離れろ!」

その言葉を聞きプッチはすぐさま離れる。

「カーズに触れればその瞬間一体化し吸収されてしまうぞ!そいつは全身の細胞が消化器官なんだ!」

「それでいてさっきの能力・・・多分身体能力も桁違いか・・・これはフランやDIOより苦戦するかもな」

「このカーズが聞いた話だがどうやら全て体に取り込めばこの世界を滅ぼす力を持てる湧き水があるらしい、もしかしたら、究極生命体にもう一度なれるかもしれない」

「本当に知っていたのか・・・池の事・・・」

紫から知らされていたが半信半疑だった。そしてあと一つ、確かめたいことがある。

「おい、それは誰に聞かされたんだ」

「人間の形をしたものだ」

「それはどういうことだ」

「このカーズも下等人間じゃない。その教えてくれた〝男”も人間ではなかった。確実に」

(男か・・・少なくとも紫が教えたわけではない・・・・・・)

「そろそろいいか?このカーズも暇ではないのだ」

カーズがゆっくりと近づいてくる。プッチはそんなカーズの胴体に、C-MOONの蹴りを入れた。

「何ッ!」

「シュトロハイム!逃げるぞ」

プッチはシュトロハイムを抱きかかえその場を離れていく

「なるほど、奴も何か・・・能力をもっているのか・・・・・・」