二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 神父が幻想入り(仮題) ( No.128 )
日時: 2017/02/03 17:31
名前: ゼラチン ◆SvRsgTHFT2 (ID: Z3U646dh)

月音さんこんな小説を読んで下さり本当にありがとうございます!
今は展開を少し考えています。
猫の名前・・・良いですね!どちらも捨てがたいです・・・・・・






ペガは麦がいる場所に向かう。
麦は湖から離れた場所で立っていた。

「よう、前の話しの続きをしに来たぜ」

「・・・」

「おいおい、何黙ってんだよ。俺はお前がしようとしていることも分かっているんだよ」

麦は、麦の形をした物は、ペガに殴りかかる。

「うおっ!」

「・・・」

それはまたもペガに攻撃しようとしてくる。

「なるほど・・・・・・これがあいつの新しい土人形か」

「そうだね」

「な!?」

後ろに現れた麦の拳が容赦無くペガに向かう。ペガは避けることもできず顔面に麦の拳をくらってしまった。

「やあ、本物だよペガ君」

ペガに向かって麦はニッコリと笑顔を見せる。

「ぐぐっ・・・麦・・・」

「僕の新しい土人形、どう?」

麦が指を鳴らすと土人形は崩れていく

「強いだろう?これであの湖に獲物を誘い込むのさ」

「・・・あの湖には何がある?」

「わざわざネタバラシするほど僕は優しくはないよ」

完全に起き上がれていないペガの腹を麦は蹴り上げる。

「がっ・・・ぐがっ!」

「立つのを助けたつもりなんだけどね、ごめんごめん」

「ふーっ、闘技場では俺が負けた。再戦としよう」

「いいね、君との戦いがやっぱり面白いよ!」

ペガはそっと構えをとる。

「今回は・・・身の保証はないよ?」

「上等だ。行くぞ、麦ぃ!」


13話 moumoon(やわらかい月)

Re: 神父が幻想入り(仮題) ( No.129 )
日時: 2017/02/03 17:42
名前: ゼラチン ◆SvRsgTHFT2 (ID: Z3U646dh)

もう少しで参照が2000ですと!?

皆さんには感謝しかないです!ありがとうございます!


勝手に質問コーナー

Q更新不定期すぎない?
Aすみません、頑張ります。

Q今の外の世界は7〜8部?
A考えてません、皆さんの想像に任せます。

Q主はこの小説が初めて?
Aはい、初めて書いてみようということで何故かジョジョ×東方の小説ができました。

Qトリップつけてないのあるけど本人?
A YES!YES!YES!

Re: 神父が幻想入り(仮題) ( No.130 )
日時: 2017/02/05 16:01
名前: ゼラチン ◆SvRsgTHFT2 (ID: Z3U646dh)





戦いが始まったと同時に土人形が一体現れペガを襲う。

「そればっかに頼っちゃダメなんじゃないのか?」

ペガは土人形を無視して麦へと一直線に向かう。

「お気遣いなく」

ペガに拳を麦は簡単に避ける。ペガの後ろへ回り込みがら空きの背中に一撃を加える。

「ぐおっ!」

「前より弱くなっているんじゃないの?」

麦はケタケタと狂ったように笑う。

(確かにな・・・思ったより体が動かねえ、何故だ?)

「あれ、もう終わり?でもまだ終わってないよ」

ペガが先程無視した土人形が再び向かって来る。

(考えてる暇は無いか・・・)

素早い動きでペガは土人形に跳び蹴りをする。
さらに首へと足をかけ、180度土人形の首を回転させる。

「人形にそんな攻撃なんて、ペガ君は何がしたいんだい?」

麦の声を無視しペガはそのまま足に力を入れる。

そのままミシミシを音を立て数秒、土人形の頭と胴体が完全に離れた。
土人形が崩れただの土になる。

「すごいよ、まさかそんな力技なんて」

「俺の攻撃は終わっちゃいない」

ペガは崩れた土を集め念じる。すると土はバスケットボール程の大きさで鋼鉄以上の硬さの球体となった。

「よし、麦・・・・・・キャッチボールだ!」

麦に向かってその球体を投げる。

「いい考えだよ、でもね」

木から一人男性が現れ球体をいとも容易くキャッチする。

「な・・・・・・!?」

「紹介しようペガ君」










「"ステイク"だよ」

Re: 神父が幻想入り(仮題) ( No.131 )
日時: 2017/02/07 18:29
名前: ゼラチン ◆SvRsgTHFT2 (ID: Z3U646dh)


「ステイク?」

「そうだよ、ステイクさ」

ペガはそう呼ばれている男を見る。
気になる点はほぼなく、一つ上げるとすれば彼の髪の毛が黄色と黒の二種類であることくらいだ。

「じゃあねペガ君、僕は最後の準備をしてくるよ」

麦はペガに背を向け歩き出す。

「おい待て・・・・・・!」

それを追おうとするペガの前にステイクが立ち塞がる。

「どけよ、ステイク」


「・・・貴様が我の計画を邪魔しようとしているのか?」

「あ?」

直後、ステイクの拳がペガの鳩尾に深々と入った。何かが折れた音も同時にペガの体内を駆け巡る。

「・・・!?」

声すら出ないペガに容赦なく追撃をステイクはする。
前屈みになり下に下がった顔面をアッパーカットで再び打ち上げる。

「お・・・前・・・・・・」

ズルズルと近くの木に寄りかかりながらペガは倒れていく。

「ふむ、今の我の力は二発で男を気絶させる程か」

ステイクは麦と同じように去っていこうとする。


「気絶なんてとんでもねえ、まだピンピンしてるよ」

ペガが瞬時に起き上がりステイクへと走って行く。

「・・・ほう、本気を出したつもりなのだがな」

「お前にそんな暇も与えると思ってんのか?」

ペガはステイクの頭をつかみ木に叩きつける。

「・・・」

「まだまだ!」

そしてステイクの顔面に膝をくらわせる。

「止めだあああああああああ!」

さらに拳を乗せる。木が音を立てて折れステイクと共に吹き飛ぶ。

「はぁ・・・はぁ・・・」

「我の耐久力を知れた。感謝しよう」

ペガは、その光景に絶句する。全力を出してもステイクは平然と歩いてくる。そんな光景が、どうしても信じられなかった。

「しばらく会うことはないだろう」

ステイクの拳がペガの腹を貫く。

「・・・・・・!」

「では」


ペガの意識が途切れステイクは去った。

その後、彼は人里の人間に発見される。




13話 END