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ある日、プッチがだんだん幻想郷になじんだ頃、人里に買い物に行っていた。

「そろそろ幻想郷にきて１ヶ月経つな、霊夢にはお世話になりっぱなしだ」

すると目の前にメイド姿の銀髪の少女が現れた。その少女はゆっくりプッチに語り掛けた。

「こんにちは、私は十六夜咲夜、あなたに用があります」

「いきなりなんだ？何の用なんだ？」

「残念ながら私は貴方の質問に答える義務はないので、それはそうと紅魔館という場所をご存知ですか？」

「紅魔館？そういえば霊夢から聞いたな、あまり近寄らない方がいい、と」

「それは心外ですね、・・・まぁ良いでしょう、明日でもいいので来てください。お嬢様が貴方に会いたいと言っておられましたので」

咲夜はプッチの後ろに歩いて行った。

「ちょっと待ってくれ・・・・・・・」

プッチが後ろを振り返るとすでに咲夜の姿は無かった。
何故か波乱が起きる気がした。