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紅魔館


「すいませんお嬢様、プッチ様が来ておりますが」

「通しなさい、こっちが出向いてあげたいくらいなんだから・・・」

数分後にプッチがドアを開け現れる。

「答えは決まったかしら？・・・でもここに来るということは・・・決まったようなものかしら」

「ああ、私はお前に付く、ただ何か不審な動きを見つけたら容赦しない」

「いいわ、取引成立ね」

「DIOどこに居るんだ？教えてくれ」

「知らないわよ、私はね、DIOのことは何も知らない、話すようになったのも、あのスキマ妖怪がDIOを連れて来たからで・・・」

とたんにレミリアの顔が赤くなり語尾が小さくなった。喋りすぎた。とでも思っているのだろうか、だがDIOがどこに居るか分からないとなるといよいよどうすればいいか分からなくなる。


紅魔館の外の木に、誰か座っている。その人は耳を澄ませプッチとレミリアの会話を聞いていた。

「プッチはレミリアに付く、つまり殺処分してもいいってことだね」

その人は、銃を持ち、小気味悪く笑った。



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