二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 神父が幻想入り(仮題) ( No.48 )
日時: 2016/06/19 19:03
名前: ゼラチン (ID: 9w13DJbg)

銃で窓が打ち抜かれた。レミリアは窓から離れた。

「プッチ、あの迷惑な客人を倒して」

「今はできない、今でたら銃で撃たれる可能性がある」

「それを何とかしてよ!生意気ね!」

なるほど、普段こんな感じなのか、
すると割られた窓から、フードをかぶった人が入って来た。拳銃を持っておる。

「プッチと、おまけの吸血鬼発見♪」

彼は、素早い動作で銃を構え、プッチとレミリアを撃ち始めた。
プッチはC-MOONで弾を一つ一つしのいでいく

「何それ、急に現れたの、全身緑で虫みたい」

しかもスタンド使い確定・・・!C-MOONを見ても尚怯むことなく銃を彼は撃ち続ける。壁に当たり壁が崩れていく、すると崩れた壁の欠片をレミリアが投げ、彼にクリティカルヒットした。彼は後ずさる。

「紅魔館を壊さないでちょうだい、あとおまけの吸血鬼って何よ」

「ナイスレミリア、C-MOON!」

わずかにできた隙を見逃さず、彼の銃を持っている左手をC-MOONの拳で殴る。左手は裏返り銃を落とす。彼は苦悶の表情を浮かべていた。
すぐさま上から押さえつける。彼がどんなスタンドを出そうともこれで冷静に対処できる。

「ギブ!降参!もう無理!君強いねー、ほんの冗談だからぁ、そんな怖い顔しないで!」

プッチはそんな言葉を聞くはずもなくそのまま押さえつける。彼は諦めたのか抵抗しなくなった。

「レミリア、ここまで音を立てて誰も来ないのはおかしい、こいつが何か細工でもしたかもしれない、念のため咲夜を呼んでくれ」

「分かったわ、それじゃあって・・・・・・・・・・危ない」

レミリアが私の後ろを指さす。さっき本当の自分が出たから挽回しようとしているのか?でも様子がおかしい
プッチが後ろを振り返ってみると、そこには




「ネェェエエヴァァアァァァアアアァギブアップ!!プッチ」

押さえつけているはずの奴がいた。パカァン!銃が撃たれ、プッチの肩に命中する。

「ぐっ、貴様ッ、どうしてそこにいる」

プッチが押さえつけていた所を見ると確かに彼が居た。そう、彼が2人いるのだ。

「ヤァァアアアァアッぱり君は強いね、こいつが苦戦するだけはあるよ」

すると押さえられていた方の彼が立ち上がる。

「お前が助けなければね、勝てたよ♪」

「お前らは、双子なのか?」

プッチが問う、彼等はニヤリと笑い、喋る。

「「違う、我らは双子じゃない、お前がいうところのスタンド能力だ」」

「スタンド?二人になることが?」

「「それも違う、我らの能力は、簡単に言えば、いつでも抜け出せる多重人格、一体どっちが本当の心なのか、我らにもよくわからない」」

プッチとレミリアは唖然としていた。

「普段使っているのは、この私♪“ロール”」

「ピィイイィィィイイィインチ&好き勝手に出るのがこの私“カワウチ”」

「「そして二人で一緒に喋るとき、我は“トゥルー”、3つの人格合わせ我ら、“マゼンタ”」

二人はまたにやりと笑い銃を構えた。

5話 ロール、カワウチ、トゥルー