二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 神父が幻想入り(仮題)宿命の吸血鬼編 ( No.60 )
日時: 2016/06/21 20:21
名前: ゼラチン (ID: 9w13DJbg)

あの後博麗神社に帰ったら1年分は怒られた。一応咲夜を連れて行ったのだがお構いなし、魔理沙が必死になだめるが結局丸一晩怒られた。
そして1週間が経ったある日


「プッチ、手紙よ」

「手紙?誰からだ?」

プッチは一瞬DIOの顔が浮かんだ。しかしそんな訳ない。

「ちょっと待って、えーと・・・げ、レミリアからよ」

霊夢が露骨に嫌そうな顔をするが私はほっとした。

「あんた前から随分レミリアと仲良くなったわね」

「そうか?私は別にいつも通りだがな、やはり共に戦ったからか?」

すると神社の中に一匹の猫が入って来る。スタンド使いの猫だ。

「おお、今日は早いな、何か食うか?」

霊夢はまたも嫌な顔をしていた。

「この猫・・・猫又じゃない。能力や霊力持っているわよ」

「大丈夫さ、それに能力は私が体験してるしな、使い方によっては素晴らしい猫だ」

「とりあえずあっち行ってよ、何か面倒なのよその猫」

プッチは半ば強制的に霊夢に追い出されるとレミリアからの手紙を開いた。
手紙の中身は要約するとこんな感じだ。
ここまできてDIOの動きがないのはおかしい、もしかしたらもう動いているかも知れないから取りあえず紅魔館へ来てくれ、と言った感じだ。
P.Sと書かれた続きは後で読むことにした。

「霊夢、ちょっと紅魔館に行ってくる」

「はぁ!あんたこりてないでしょ!色んなところに傷負って来たのに!」

プッチは霊夢を何とかなだめ紅魔館へ出発する。道中でチルノともう一人、それは幻想入りして初めて出会ったルーミアが泣いていた。

「おい、どうした?」

プッチが話しかけるとルーミアは少しビクッとなったがチルノが泣きながら話した。

「あのねぇ・・ヒグッさっきね、あたいとルーミアが遊んでいたら、エグッ怖い人が来てね、あたいが物を凍らしているところを見たら、ヒグッ危険だ。って言って殴ってきたの、しかもあたい一回死んじゃったぁ」

チルノは妖精なので死ぬことはない、しかし今の言い方だと通常なら死ぬ傷を二人とも負った・・・・か。

「そう、それがお嬢様が今回呼んだ二つ目の理由です。

後ろを見ると咲夜が居た。咲夜はハンカチでチルノとルーミアの涙を拭う。

「他にも妖精が何匹も被害にあっています。DIOのことで忙しいと思いますがこの事も手伝ってください」






6話 妖精、反省、聖人は静かに語る