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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 神父が幻想入り(仮題)宿命の吸血鬼編 ( No.75 )
- 日時: 2018/02/18 14:47
- 名前: ゼラチン (ID: c6/fJCmS)
「DIO、君は私を信じてたのか?」
「・・・」
「それとも、ただの道具だったのか?」
プッチの問いにDIOは答えない。
「答えろ、DIO」
DIOに対する静かな怒りそれを見てDIOは不敵に笑う。
「黙っておけば、死なずに済んだのに、なぁプッチ、貴様のスタンドにこのDIOのスタンド『世界(ザ・ワールド)』が負けるとは思わないぞ」
DIOがスタンドを出す。確かにC-MOONではDIOに勝てないだろう。
さて・・・どうするか・・・・・・
場所は変わりレミリアと咲夜は駄弁りながら道を引き返している。
「咲夜・・・貴方は〝真実”はこの世に存在すると思う?」
「ええ、この世は真実だらけです」
「だけどね、私は余程のことがなければ真実はないと思うの」
「なぜでしょう、お嬢様」
「それはね、『愛があるかどうか』よ」
「愛・・・・・ですか」
たまらず咲夜は吹きだしレミリアは少し不機嫌そうにする。
「ふふ、すいません、まさかお嬢様の口からそんな言葉が出てくるとは」
「失礼ね、まあ続けるわ、例えば貴方の尊敬してる人が貧しい人に施しをすればもっと尊敬できるでしょう、でもそれが嫌いな人であったら売名行為だと非難する。世の中そんなもんよ」
「確かに、それは言えますね」
「だから、真実は視えない。そう、『愛がなければ視えない』どんな真実もね」
「それが、今のプッチ様だと?」
「何でそうなるの?」
レミリアは怒るが咲夜がそれをなだめる。
そしてプッチは、何が起きているか分からなかった。
「どうした?プッチ、さっきまでの威勢はどこ行った?」
プッチは一瞬のうちに世界に殴られ、地面に這っている。
「ああー、いい気分だ!君に会え、そして拳で語り合う!プッチ!立ち上がってこい!そしてこのDIOに殺されるがいい!アヒャッヒャッヒャッヒャ!!」
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