二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 神父が幻想入り(仮題) ( No.79 )
- 日時: 2016/06/29 20:17
- 名前: ゼラチン (ID: 9w13DJbg)
DIOの部下であったカワウチはこっそり逃げ出そうとしていた。博麗の巫女には何とか他に逃げ出そうとした奴が見つかった時に急いで逃げた。
「ハァアアアアァァ、疲れたねぇ、DIO様には悪いけど自分の命が大切だからね」
そして森を後にしようとしていたカワウチの目の前にペガが立ち塞がった。
「おい、何逃げようとしてんだ」
「ソォォォオオオォれは、君も同じじゃないか」
「俺は元々DIOを信用していない。もう興醒めだ」
「ダァァァアアアアアアッたら、君は私が忠誠を誰かに誓う人間に見えるかい?」
「お前はもうただの人だ。スタンドもロールが死んだことによりもう意味がない。諦めろ」
「キイイイィイみは、この私が武器も何も持たないで屋敷を出ると思ったのか、だったらお終いだねぇ」
とたんにカワウチは隠していた銃でペガを撃つ、ペガは避けて木に隠れる。
「ムウウウゥゥゥウゥだだよ、銃の扱いはロールよりも私がうまいんだよねぇ」
カワウチは焦らすように銃を撃つ、ペガは動けずそこに固まっている。
「危険だが、一か八か」
ペガは地面に手を置き何かを念じる。するとカワウチの立っていた地面が急に柔らかくなり思わず転びそうになる。
「オオォォオオォっと、危ない、君、何した?」
「大きな物に触れたら好きなところを柔らかくしたり硬くしたりできんだよ、さすがに地面は大きすぎたが何とかできたよ」
「コオオオオォオォオオれが何になる、ただ立ち辛くなっただけじゃないか」
「だからよ、その地面を元に戻したらゴムのように勢いつけて戻る。だからさ、今のうちにそこを離れた方がいいぜ」
ペガは地面を戻す。すると勢いよく戻りペガの期待通りカワウチが上空に吹き飛ばされた。
「ナァアァァアァに!これは!まさか・・・」
ペガは木の陰から出て、肩を下ろす。
「はぁ、屋敷に戻って麦に会う気力もないし、骨折り損だ・・・・・」
- Re: 神父が幻想入り(仮題) ( No.80 )
- 日時: 2016/06/30 17:59
- 名前: ゼラチン (ID: 9w13DJbg)
DIOは、余裕の表情でプッチを見下す。
「つまらないな〜、少しハンデをやる。この世界の能力は、『時を止める』能力だ。現時点では9秒!時を止めれる」
そんな事を言われても絶望することはない。十分に予想できたことだからだ。それよりも世界のパワーは予想以上に強い。一撃受けただけなのに傷口から血があふれ、足もガクガクと揺れている。
「DIO、君を殺す。今度こそ」
「ふん・・・・やってみろ」
「C-MOON!DIOの拳に攻撃しろ!」
C-MOONが攻撃をする前にDIOは時を止める。
「ふはははははは!!プッチ、君はこの時間を体験してるはずなのに感知できない。ずいぶん滑稽だな」
DIOは世界でプッチの左足を蹴る。骨が折れる音が響いた。
「んっん〜!とてもいい音だ。・・・そして時は動き出す」
時間が戻りプッチはまたもや吹き飛ばされる。足の痛みに耐えながらDIOに立ち向かおうとしている。しかしそれもDIOを楽しませるだけだった。
「殺すと言っておきながら何もできないじゃないか、もう諦めたらどうだ?」
「やはり、君は弱い、DIO」
その瞬間C-MOONの攻撃がDIOの手に当たる。裏返り、痛々しくなった。
「なっ!貴様あああああああああ」
「DIO、今ので一つ分かった。君は一回時を止めたら何秒か経たないと時をもう一度止めれない。だろ?」
「ああそうだ。だがこのDIOはこれで!もう手加減はしないぞ!」
「かかってこい。全力で受け止め返す。それが友ではないのか?」
「いいだろう、貴様を完全に、一瞬で殺してやる」
C-MOONと世界が交差する。ここからはただのスタンド勝負ではない。肉体戦なのだ。
