二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 神父が幻想入り(仮題)宿命の吸血鬼編エピローグ ( No.85 )
日時: 2019/04/05 13:59
名前: ゼラチン (ID: H6c/o5GF)

あの後屋敷は消えた。霊夢も何でか分からないといっていた。

DIOの灰は屋敷があった場所に埋めた。

「どうもープッチさん、何してるんですかー?」

こいつは射命丸文、天狗の妖怪で新聞屋なのだがあることないこと書いてるので気を付けろと霊夢に言われた。

「別に、ただの墓参りだよ」

「そういえばプッチさんってどれぐらいの人と面識あるんですか?」

「結構あるぞ、アリスに妖夢に萃香・・・」

「ひゃー、何でそんなに繋がりがあるんですか」

「さぁな、皆良い奴だぞ」

「それは貴方だからでは?」

文がニヤニヤしながら聞いてくる。とても腹が立つ。

「取り合えずそのカメラを壊してから話そうか」

文は素早く飛び立つ、プッチは追っかけようとしたがすぐに見えなくなった。

「あと1週間後に私は帰る。君はどうする?」

いつの間にか猫が歩いてきてた。猫はプッチにすり寄り一鳴きする。

「私も帰りたくないよ、無限の池も気になるしな」

「貴方も感傷的になるのねぇ」

そこには紫がいた。相変わらず扇子片手に笑っている。

「なぁ紫、DIOの部下はあとどれぐらい残っている」

「そうね、あと二人よ」

そうか、と答えるとプッチはその場を去る

「結局どうするの?残るの?」

「当たり前だ。DIOの墓と猫の面倒を見ないとな」

「DIOの時よりも大変になるかも知れないのよ?」

「それがこの幻想郷だろ?」

「・・・・・それもそうね」

「じゃぁ私は紅魔館へ行く、あの二人にも世話になった」

「律儀な男」








その頃、誰も近寄らない林で、男性が走っている。とても苦しそうだがその表情はどこか嬉しそうにしていた。



「やっと会ったぞ・・・・・待ちわびた・・・・・・・カーズ」






宿命の吸血鬼編 END